世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ビジネスの基本

2012年03月17日 | 仕事
ビジネスの究極の目的は


儲けることにある。





ドラッカー流に言えば


顧客の創造だろう。




お客さんが増えれば


当然


売り上げは上がる。




だから


儲かる。









ところが


今、




その論理が崩壊しつつある。






しこたま儲けて




企業や


経営者



株主の懐を潤すだけでは





もはや


社会が許さなくなっている。









ならば


何を目的とするのか。







それは








社会への還元であり


貢献
である。







具体的に言えば



スタッフと


顧客を潤すことだ









これまでの資本主義が



株主と


企業のためのものだとするなら





「新・資本主義」


あるいは



「ポスト資本主義」というものは





カスタマーと


スタッフのためのものだ








これまでは



トップが豊かになることで


ボトムを引っ張り上げ



全体が豊かになるものと信じられてきた。






しかし


それこそが





格差を生んだ。




だから


格差による問題や


紛争が




いたるところで


頻繁に起き始めている。









「ポスト資本主義」においては





ボトムを潤すことで


トップが押し上げられる形をとるだろう。






もっと極端に言えば




トップとボトムが逆転する



ダウン・アンダー(Down Under) の社会になるだろう。






利益追求は



ビジネスの課された課題であることには


変わりはない。





その利益の配分先が変わるだけのことだ。






社内留保は


さらに社会貢献するための




設備投資に回されるるだろう。






スタッフ(キャスト)は



顧客の幸せを願い、



喜びの顔の中から


収入を戴く。





経営者が


給料を支払うのではない。





お客様が


スタッフ(キャスト)の対応に満足して





対価を払い


それが直接




サラリーへと姿を変える。





経営者こそ


スタッフ(キャスト)から




お給料を戴くのだ。









いまだ


そのことに気付かず




私腹を肥やそうと躍起になる



企業や経営者は






遠からず淘汰されるだろう。








誤解を恐れず言うならば




ハイエナのごとく


補助金を狙う


NPOよりも、

(そうでない善良なNPOも存在する)







『社会起業』こそ


これからの求められる





企業構造



ひいては





ビジネスの姿ではないだろうか。

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