世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

発信せよ

2016年03月23日 | 100の力
昔ははほとんどインプットばかりの学びだった。

そして、その成果を表現するのには、

机上でのテスト(ペーパー)しかなかった。

そこで良い点数を取ったものだけが優秀とみなされた。


現代は、発信(アウトプット)の時代。
(もちろんインプットしたうえで)

世界中に発信する手段がある時代だ。

SNSやblogを駆使しよう。

しかも無料で。

それは文章であり、写真であり、動画であったりする。


何かを発信するためには、

まずは自分の意見を持たなければならない。

人の受け売り、コピペばかりじゃ、真の発信とは言えない。
(それが多いことも事実)

コピペでも、必ず自分の意見を添えることが最低条件だ。


自分の意見、考えを述べる時ボクが気を付けていること。

それは、要素として

①教えと②愛(慈悲)と、③ユーモアを盛り込むこと。

そして、全体の流れとしては④ポジティブ(肯定的)であること。

否定から入っても、最後は肯定で閉める。



自分の知識や知恵、考えを人に教えることは、

偉ぶることを意味しない。

教えることが自分自身の最大の学びになるのだ。

発信することで学ぶ力を増幅することができる。

その場合、出し惜しみしてはいけない。


言うまでもなく、

発信するためには素材が必要である。

そのためには、素材について知る必要がある。

何もどれもこれも専門家になる必要はない。

素人は素人なりの素朴な考えのほうがいい。

バカにされることを恐れては何も言えない、書けない。

アイデアも、バカにされてナンボのものだ。


まず、ぶつけること。

球を投げなければ、帰ってくることは決してない。

あるいは帰ってこないかもしれない。

緩い球が来るか、剛速球が来るか、身体を狙った死球が来るかそれは分からない。

いずれも、バットを構えて待つことだ。


やり過ごせるような無難な球だけを期待しても意味をなさない。

時には、叩かれ、非難され、バカにされることもある。

発信するということは自分の価値観を伝えていくことだから、

違う意見(見解)には五万と遭遇する。


バットで打ち返すのもいいが、構えたミットに収めるのいいだろう。

むしろ、なるほど、いいですね、勉強になりました、と

素直に吸収すれば次の球種が増える。

反発するにも、素直さと謙虚さの姿勢は崩してはいけない。


発信力をつけるためにはどうしたらいいか。

それには、見聞を広めることだ。

見聞を広めるためには、現場に行くことだ。

つまり行動し(動か)なければならない。


ネットで調べて、知ったつもりになっていても

現場に行けば未知の世界に触れるだろう。

素直に知らなかったと認めることだ。

そこに好奇心が生まれる。

好奇心は、さらなる未知の世界へ誘(いざ)なってくれる。

この繰り返し。

好奇心 → 見聞
 ↑     ↓     
未知  ← 現場

いきなり自分の意見を述べよといっても、訓練しなければ身につかない。

日本の教育はその点が極端に欠けている。


最初はコピペでも構わない。

それに少しずつ自分の意見、感想を付け加えて行こう。

そして、意図的に叩かれることだ。

時には挑発的に書くことだって必要だ。

それを繰り返すことで、打たれ強くなっていく。

つまり、生きる力、サバイバル力がつくことになる。


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