世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

時代は変わる

2015年09月20日 | 100の力
テーマ: 変化力


世界中の希望と悲しみが集まってくる。

武器を捨てよ、と。

ところが、その流れに逆行する現象が起きている。



物質文明の象徴ともいえるショッピングモールが消えている。

こうした変化が何を意味するのか、肌で感じる必要がある。

アメリカ型資本主義の終焉。

お金はもともと手段であったものが、目的化したことに矛盾が生じている。


次に来るポスト資本主義とは何か。

ITによってお金以外の「価値」がデータとして認識できるようになり、

お金では計上できない「価値」を中心に回っている会社が成長しているのが傾向としていえる。


その価値という視点で見ると、政治と経済の境が非常にあいまいになってきている。

むしろ明確に区別する意味がない。


市場経済は人間の欲望を刺激し、利便性とより良い生活を追及する仕組みと言える。

その手段としてお金や市場がある。


一方民主政治は全体の不満の声を吸収し、全員が納得できる意思決定を目指すための仕組みと言える。

今回の安保法成立はそこから大幅に逸脱したものになってしまったが。

つまり全く民主主義の様を呈していない。


経済的な活動には「公益性」が求められ、

政治的な活動にはビジネスとしての「持続可能性」が求められるようになった。

その意味では、経済と政治の境界線がどんどん曖昧になってきている。


だからポスト資本主義は、『公益価値主義』と表現してもいいだろう。


では一体公益価値主義とはどういったものなのか。


まず、提供する価値そのものの重要性が高まり、本来の目的に焦点が当たるようになる。

そして、個人の選択の幅が今よりさらにもう一段広がった社会になる。


さらに世の中の価値が「情報」に集中する。


現在は情報技術が社会を激的に便利に変えていくフェーズだが、

数十年後はその情報技術が中心になった社会の問題点を解決するフェーズに変わっているだろうと予想する。


いずれにせよ、

人間の考える主義思想は "賞味期限" があり、新しいテクノロジーの登場と共に必ず古くなることを前提に考えたほうがいい。

価値を中心として様々な選択肢がある社会が到来したとしても、その賞味期限は30年そこそこだろう。



不変のものがある。

ビジネスと人間性の関係だ。


お金と物から情報と精神性へと変化している。


金欲と物欲を無くし、足るを知ることが分かれば

人は皆幸せになれる時代へと変わった。。


ところが、時代に逆行することが起きている。

我欲と無知がそうさせるのでしょう。


極めて器量が狭い人たちである。

人間が小さい。(ガタイは大きい人が多いのはなぜ?)


われわれは、日本人である前に、地球人なのだ。


地球を、宇宙を意識してみる。

人間(humen beeing)のルーツを意識する。


器の小さい人は、意外と旅していない。

そして、英語ができない。

だから物事の本質が見抜けない表層、現象面しか見えていないし、見ようとしない。


それに対話が苦手だから、すぐに武力に訴えようとする。


そうした結果が、今度の結果を生んだ原因の一つだと思う。

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