世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

サルサに初挑戦

2016年12月14日 | 
サンチャゴデクーバの初日の帰り道

ふとこんな看板が目に入った。



結局ハバナではサルサを習うことができなかった。


ここぞとばかり恐る恐る階段を上り中へ入ってみる。

出てきたおばさんに習いたい旨を伝え、詳細を聞く。

1時間$10でレッスンしてくれるそうだ。

さっそく次の日の4時で予約をした。


あくる日、ちょっと緊張しながら出かけた。

少し遅れて着いた。

「もう屋上で始まってるわよ

さ、早く行って」

ボクは促されるまま、洗濯物が干してある狭い階段を上がっていった。


そこにはすでに数人の人たちがサルサを踊っていた。

教えてくれる先生はアカデミー賞受賞の名優フォレスト・ウィテカー似の

ちょっと小太りのブラックガイだった。


ボクはサルさは初めてだと断っておいた。

「OK,じゃあ、基本(basic step)からいこう」

リズムはこうだ、1,2,3、 5,6,7」

ウノ、ドス、トゥレス、 シンコ、セイス、シエテ

英語とスペイン語交じりで教えてくれる。

「やるじゃないか、ホントに始めてとはとても思えないな」

ボクはマンボの心得は少しあったので、心の中でほくそ笑んだ。


「OK,じゃあ今度はパートナーと組んでやろう」

横で待機していたスレンダーな若い子がボクの手を取ってリズムに合わせて腰を降る。



これだ!

そう、これがやりたくてボクはキューバまで来たんだ。

夢が叶った瞬間だった。

軽快なキューバのリズムが屋上いっぱい広がっていた。


滞在中こんな光景に遭遇し、見とれてしまった。



こんな風に踊れたらいいなー。


結局、そこでは二日にわたって習いに行った。


そして、数日後訪れたトリニダで偶然出くわしたお土産屋さんのお兄さんと踊ってみた。


  まだまだぎこちないなー(;´・ω・)







【追記】


出版する本のタイトルは

「68才、サルサを踊る」である。

サブタイトルは、

「夢はいくつになっても叶う」


まだ出版社は決まっていないが。


旅は飽くなき挑戦を駆り立ててくれる。

今回の旅の課題の一つである「サルサを踊る」夢を実現させた。


本の内容は、単なる旅行記ではない。

旅を通じた人生の哲学書である。


いくつになっても飽くなき挑戦を続ける。

それには、子供のような純粋な心と好奇心を持つこと。

これが若さと健康の秘訣でもあるから。

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