世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

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何処に居ても仕事のできる仕組み

2013年02月26日 | 仕事
自由でありたいと強く思う。

自由であることに執着する。



だが、ボクにとって自由というのは

遊びたいという気持ちとは程遠い。


むしろ仕事をしたい。

だが、その上で、縛られたくないだけだ。



自分のやりたいことを、自分のやり方で、

自分の好きな時に、好きな場所で、好きな人と

楽しくやりたいだけだ。


人との係わりも、お互い自由の中でコンタクトが取れればイイ。

そのために自由でいたい。

究極の贅沢かもしれない。

我儘とよく言われる。


まるで子供ね、ともよく言われる。


そう、これまでボクの人生の半分以上は、自由への追求であった。


自由に仕事がしたい。

つまり、自由に生きたい。



だから、何処に居ても仕事ができる環境に居たい。


その一心で

その仕組みをどうしたら作れるか考えてきた。


そして今、それが現実のものとして少しずつ姿を現してきた。




仕組化しようとしたわけでないが、

やっているうちにその仕組みが出来上がってきた、というのが実感だ。



それは、

自分が直接携わらなくても

組織が上手く回っていくようになればいいのだ。


そのためには、人に任せる必要がある。

どうすれば任せられるか。


信頼できる相手を見つけること。

そして利益をその相手に全て与えることだ。


自分が儲けようとしないことが肝心だ。


相手の立場を考え、

実際業務をする人のことだけを考えればイイ。


つまり、その人のために尽力すれば人は動く。


そうすれば働くモチベーションが上がる。




そこで、疑問に思うことは、

自分の利益が無くてどうして食べていけるか、ということだろう。

そこが謎であり、ミソなのだ。


いくら自由になっても、お金がなければ好きなことができないのでは。

その通り。


どうしても自分の利益を優先に考えてしまう。

その一線が怖くて越えられないがために、その域に達しない人がほとんどだろう。


遊ぶわけではないので、さほど生活にお金はかからない。

オンナ遊びはしない。

服や持ち物にさほどお金はかけない。

食事も、喰えるものは何でも食べる。


寝るところがあって、飢え死にしなければそれでいい。


ボクにとって唯一の贅沢と言えば、

旅だろう。

そのためには心血を注ぐ。

爪に火をともすように旅をする。


それでも、結構お金はかかる。


何となくまわっていくから不思議だ。


現代は、旅の空でも仕事はできる。

その仕組み作りが大切だ。



そのためには

生きる指針として、

誰かのために役立つ、ということが重要だ。


その喜びを糧に、人は案外生きていけるのだ。

これは不思議な現象だ。



自分はどうなってもイイ、

人が幸せになってくれればそれだけでいい、と

心底思えた時、自分は生かされる。



人から自分は生かされている。

心からそう思えた時、人生が好転する。


自由とは、自己犠牲の上に成り立つ。

というか、自己犠牲のご褒美で自由が与えられるのだろう。


自由を得る仕組みは、

相手を思いやる心構えからくる。


通常人は、人の犠牲の上に自由を築こうとする。

そうしているうちは、真の自由は逃げていく。


別の言い方をすれば、

自分を捨てる、ことだ。


ある意味悟りの境地に似ているかもしれない。


「心頭滅却すれば火もまた涼し」というよう、

忙しさや苦労をそう感じなくなったとき悟りは開ける。



問題は、その域に達するか否かだ。

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