世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

旅の虫

2011年06月09日 | 
ムズムズと



またゾロ 「旅の虫」 が動き出した。




梅雨時、


ボクにとっては


旅の時期なのだ。





入梅の知らせは



出立のドラの響きとなって聞こえる。








旅人を迎える


「宿」 という仕事を始めて


早、三十余年。




一年に3度あるシーズンオフに合わせて


旅を楽しんできた。




だが


今年は例年と様子が違う。




震災の影響もさることながら


「FREE TALk」 を立ち上げたことだ。



今日でちょうど2ヶ月になる。







これまで


過去三度、


事業を立ち上げたが





いずれも


宿泊業を軸とした業態だ。




しかも



立地は



田舎であり


山懐だ。






街のど真ん中に


英会話喫茶というものを手掛けるのは


まったく初めての試みだ。





巷に


英会話スクールは数多く存在する。




喫茶店は言うまでもない。




NOVAを始め


大手は消え、


個人規模の英会話スクールも


経営に喘ぐ。





そんな中の


敢えての挑戦だ。






嵐の大海に



小さな手漕ぎボートで漕ぎだす


心境に似る。




無謀は承知だが


それを承知で同乗してくれたクルーとともに




自分の手腕を信じて操るしかない。





むしろ


木の葉のように翻弄されても



沈まぬように。





そして



嵐の海の先に必ずあるであろう



まだ見ぬ桃源郷を目指して。










日々が


「旅の途上」 にある。





寝るところは定まらず、



移動を繰り返す。






「タビスト」 にとっては



それが宿命であり、




むしろ居心地の良さを感じる。







とはいえ


非日常が


日常化すれば





新たな 「非日常」 を模索したくなるのも




また


 「タビスト」 の悲しき性なのかもしれない。






さて



体内で飼育している


「旅の虫」 が



泣き虫、弱虫と共に結託して騒ぎだしている。






治める方法は



ただ一つ。






分かっている。







鈍(なま)った腰を上げ




小舟に帆を挙げることだ。







【蛇足】

自分の姿が



ゆらゆらと揺れる船の上で


帆柱につかまり、




方向の定まらないコンパスを眺める


「ジャックスパロウ」



とダブって見えた。





チョット


考え過ぎ?




カッコ良過ぎ?


自意識過剰?






基本


ナルシストだし。






【蛇足の蛇足】

 エッ!!?



「ジャックスパロウ」


知ってるよね。




ジョニーディップ。



パイレーツ・オブ・カリビアンの。

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