世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

僕の奥さん

2015年05月08日 | ライフスタイル
二人の奥さんをもらった。

もちろん同時にではない。

その二人の奥さんとも別れた。


二人とも素晴らしい奥さんだった。

だからボクは結婚した。


二人の奥さんはそれぞれ素晴らしい子供たちを生んでくれた。

そして3人の子供たちを立派に育ててくれた。

感謝の念に堪えない。


そして、それぞれの奥さんがボクにしてくれた最後のことは、

ボクを自由にしてくれたことだった。


繋がれていた糸を切ってくれた。


ボクは糸の切れた風船のように、どこまでも空高く飛んでいった。

まだ飛び続けている。

嬉々として舞っている。


いずれ破裂して、地に落ちることは分かっている。

だが、その日が来るまでボクは大空を飛び続ける。

決して萎むことはない。

むしろ膨張しながら。

破裂するその日まで。


ありがとう、ボクの奥さん(だった人)たち。

こんな我が儘でいい加減な男と結婚してくれて。

素晴らしい子供たちを生んでくれて。

そして何より、ボクを自由にしてくれて。


心から感謝している。

ありがとう。

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