世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

二年目で伸びる人と萎む人

2014年11月04日 | ライフスタイル
【Asay 語録】

真の経営者とは、
リスクを恐れない人でもリスクを回避する人でもない。
リスクと真正面から向き合える人である。 (by Asay)



人の行く末は傍で見ていると実に面白い。

もちろんボクの生き様も傍から見ていて面白いかもしれない。

ボク自身が面白がっているくらいだから。


事業や計画でいきなりうまく行く(成功する)のはみんなが望むところだろう。

だが現実はなかなかそうはいかない。

一年目は何をするにしても苦しい。

なかなか成果が出ない。


むしろいきなり成果が出ることほど危険なものはない。

ビギナーズラックを味わうと、何でも思い通りに行くものと思い込んでしまう。


何かをはじめて、1年たち、岐路が見え始める。

このまま進むか、辞めるか。

うまく行かなくて辞める人は多い。

うまく行ったがゆえに、失敗する人もいる。


うまく行かなくて辞めるのも二つのタイプがある。

本当にこのまま続けてもうまく行く兆しが見えない場合と、

続ければうまくいきそうなのに、我慢できずあきらめてしまう人。


圧倒的に後者が多いように思う。

うまく行かないのは必ず理由がある。

なぜうまく行かないのか、徹底的にその理由を考えることだ。

そして試行錯誤を繰り返す。

資金が続かないなどという物理的な理由よりも、

モチベーションという精神的な問題が大きいと思う。


始めるときは、無理してでもやれる理由を並べたがるが、

辞める時は、できない理由をことごとく並べたがる。

そして、そのほうが実に容易なのだ。


頭に銃を突き付けられた時、

従うか殺されるかという二つの選択肢以外に

146の方法があるといわれる。

諦めたとき、すべてが終わる。



一年目、うまく行ったのに、その後萎む人がいる。

たまたまブームに乗って稼ぐこともできるヒットエンドランは別にして、

ビジネスは継続的であるという前提に立てば、

波はあっても右肩上がりを誰しも望むはずである。


うまく行ってお金が入ったことで萎む人は、

自分が変わることでそうなることがほとんどだ。


お金を手に入れた時に失敗するのは、

・妬まれる
・大きな買い物をする
・自慢したくなる
・女(男)遊びをする
・贅沢をする
・仕事をしなくなる

多くの成功者が自滅するのは、

初心を忘れ傲慢や慢心になることだ。


誰しも陥る可能性を秘めている。

自分が変わりそうになった時にそれをどうやって踏みとどめるか。


お金には人を迷わす魔力がある。

そのとき自分を見失わず、欲望をコントロールできる人のみが

その後の成功を継続させることができる。



いずれにせよ、短期で成果が出る事業は皆無に等しい。

ほとんど3年から5年、あるいはそれ以上の期間を要する。

大きな成功を生み出すために、

資金や人材などよりも世間がそれに追いつくまでの多くの「時間」を必要とする。

長期的展望とそれに耐えうる心構えが必要である。


Microsoftに掲げられている標語に「最初に溺れろ」なんてものがある。

合気道も相手を投げる技よりも、まず受け身から覚える。

投げられても投げられても、すくっと立ち上がる術を学ぶ。

そうしないと自信喪失になってしまう。


このままで大丈夫なのかと。

周りからの鋭い視線も感じる。


そうした圧力に屈することなく、己の道を貫く「度胸」が必要なのだ。


自分に言い聞かせつつ書いてみた。

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