テーマ: 太陽力
どうやら、安保法案賛成派も反対派も、
戦争をしないためと言う大義名分は同じなようだ。
その考え方、方法が180度違うのでこうして対立している。
そしてお互いを勉強不足でバカだと罵り合っている。
はたして、どっちがバカなんだろう。
これは北風と太陽の逸話を見れば一目瞭然だ。
あるいは、
子供を叱って育てるか、褒めて育てるかにも通じる。
同じことが社員教育にも当てはまる。
どっちがバカかは、知能指数的に顔ぶれを見れば
反対派は左翼系が多く、
賛成派は右翼系だ。
昔から、インテリ左翼に、暴力団右翼のイメージが
それだけでも、どっちがバカかは察しが付く。
たぶん学歴でも同じことが言えるのではないか。
平和という方向は同じでも、
ユダヤ教から分離した、キリスト教徒イスラム教は戦争して殺しあっている。
傍から見てるとどっちもおバカだ。
だが、その喧嘩(戦争)に武力で割って入ろうとする神教・仏教国の日本も愚か者になりかねない。
ところで、国会前に集まった人数についてもくだらない議論が低次元でされている。
主催者側の発表12万人に対して、警察は3万人と言う。
まあ、写真を見てもあれだけいれば大した数だ。
それを合成写真だという暇な御仁もいるようだが。
大阪のドン(?)は、
「日本の有権者数は1億人。
国会前のデモはそのうちの何パーセントなんだ?
こんな人数のデモで国家の意思が決定されるなら、
サザンのコンサートで意思決定する方がよほど民主主義だ」
と言って切り捨てる。
確かにおっしゃる通り。
ただ、あの人の我が儘、ごり押し理論は世間には通用しないことは誰しも分かっている。
それに、民意というなら、すでに選挙で結論は出ているとも言える。
先の総選挙(2014/12/17 )で、国民の過半数は自民党(一部公明党を含む)を選んだのだ。
反対派の中には自民党・公明党に投票した人もいるだろう。
あるいは、選挙に行かなかった者もいるはずだ。
そういう人には何をいまさら、と言いたい。
だが、
12万人を 分の一というなら
先の総選挙の投票率は6割に満たない。
ということは過半数といっても実質3割の人意見ということになる。
それが民意といえるのか。
それが民主主義のルールだといえば、その通りだが、
デモも民主主義のルールに則っている。
憲法改正というのなら、
国民投票にかけるべきだろう。
それで、日本国民がバカかどうかがはっきりするはずだ。
もう一つ。
賛成派と反対派の違い。
賛成派の人のほうが海外に行っている回数が少ないようだ。
これはボクの周りの人の顔ぶれだけの推測に過ぎないが。
海外で日本人がどう思われているかが分かっていない。
まさに井の中の蛙、お山の大将気取り。
安保法案推進派は最近海外を歩いたことがあるだろうか。
JICAやNGOで活動する人がどういう思いをしているかご存じだろうか。
いま、日本人がリスペクトされる最大の理由は、
70年間軍事力に頼らずリスクを冒しながらも世界に貢献しているからに他ならない。
一連の法案には、
武装集団に襲われたNGO職員らのもとに自衛隊が駆けつけて警護できるようにするPKO協力法の改正も含まれている。
安倍首相は国会で
「自衛隊の近くでNGOが武装集団に襲われた場合でも、自衛隊は駆けつけて救援できない。これでいいのか」と述べ、
改正はNGOのためにもなると強調する。
それは実態を知らない身勝手な口実でしかない。
実際は、
NGOの中には、自衛隊が他国軍への兵站(へいたん、後方支援)などで活動範囲を大幅に広げることが、やがては自分たちの活動の障害になりかねないとの危機感が強い。
つまり、余計なお世話なのだ。
それはペシャワール会の中村哲医師もはっきり言っている。
「 時には政府と異なった方針で活動するというのが、NGOの良さでもあるわけですね。
政府にはできないけども我々はできますよ、と言ってですね。
それさえもダメにしてしまう。
私は何も頼りにしているわけじゃないですよ。
守ってもらおうと思いませんもん。
“駆けつけ警護”なんかされると、これは我々困りますよね。
あくまでアフガニスタン国土政府及び住民を頼りにして
我々活動してるわけですから、そんないらんことはしないでくれと。
かえって良くないですね。
私はもうこれで日本は終わると思ってます。
日本が終わると言うよりは、日本の一つの時代が終わる。
それはいい方向には終わらずに、破滅に向かうんじゃないかと」
これが世界貢献している日本人の本音です。
その他のNGOも
新しい安全保障法制の行方が自分たちには死活問題だとして、大きな危惧を抱いている。
世界各地で難民支援などに携わるNGO(非政府組織)の関係者だ。
自衛隊の海外での活動が拡大すれば、平和国家としての日本のイメージが一変し、
「NGOの活動環境は著しく危険なものに変わることは明らかだ」として廃案を訴えている。
アラブ諸国への軍事介入も辞さない欧米とは違い、
日本は友好的な国と見られている。
欧米のNGOがスパイと疑われてしまうのに対し、日本の活動は純粋な人道支援だと評価されている。
こうした中、自衛隊が他国軍の後方支援などをすれば、欧米に向けられているのと同様の敵対感情が日本のNGOにも向けられかねない。
各勢力が入り乱れるような市街戦の現場に自衛隊が救援に入ることも現実的ではないと語る。
こうした現場の声は、これまでの国会審議では十分に反映されてはいない。
一連の議論では、同盟国との連携強化という「軍」の論理が重視され、
国際貢献の一翼を担うNGOなどの「民」の視点が抜け落ちている。
これも、多岐にわたる法案を短期間に一括審議しようという無理が生んだひずみである。
ボクもJICAを始め、海外で活動していて実感する。
日本人は武力を使わない国ということでリスペクトされている。
シーレーンを守るという名目もこじつけである。
ベネズエラに世界最大級の油田がある。
レアアースの例を見るまでもなく、一国、一か所に頼りきるのはリスクがありすぎる。
アメリカのシュールガスもある。
国が破たんしかかっているというのに、防衛予算だけを増やし、
社会福祉が後退している現実も、
国の一連の政策がいかに後退しているかを示している。
【結論】
リスクを分散すること。
民間の国際貢献で敵を作らず、味方を増やすこと。
これが最大で最強のの抑止力です。
どうやら、安保法案賛成派も反対派も、
戦争をしないためと言う大義名分は同じなようだ。
その考え方、方法が180度違うのでこうして対立している。
そしてお互いを勉強不足でバカだと罵り合っている。
はたして、どっちがバカなんだろう。
これは北風と太陽の逸話を見れば一目瞭然だ。
あるいは、
子供を叱って育てるか、褒めて育てるかにも通じる。
同じことが社員教育にも当てはまる。
どっちがバカかは、知能指数的に顔ぶれを見れば
反対派は左翼系が多く、
賛成派は右翼系だ。
昔から、インテリ左翼に、暴力団右翼のイメージが
それだけでも、どっちがバカかは察しが付く。
たぶん学歴でも同じことが言えるのではないか。
平和という方向は同じでも、
ユダヤ教から分離した、キリスト教徒イスラム教は戦争して殺しあっている。
傍から見てるとどっちもおバカだ。
だが、その喧嘩(戦争)に武力で割って入ろうとする神教・仏教国の日本も愚か者になりかねない。
ところで、国会前に集まった人数についてもくだらない議論が低次元でされている。
主催者側の発表12万人に対して、警察は3万人と言う。
まあ、写真を見てもあれだけいれば大した数だ。
それを合成写真だという暇な御仁もいるようだが。
大阪のドン(?)は、
「日本の有権者数は1億人。
国会前のデモはそのうちの何パーセントなんだ?
こんな人数のデモで国家の意思が決定されるなら、
サザンのコンサートで意思決定する方がよほど民主主義だ」
と言って切り捨てる。
確かにおっしゃる通り。
ただ、あの人の我が儘、ごり押し理論は世間には通用しないことは誰しも分かっている。
それに、民意というなら、すでに選挙で結論は出ているとも言える。
先の総選挙(2014/12/17 )で、国民の過半数は自民党(一部公明党を含む)を選んだのだ。
反対派の中には自民党・公明党に投票した人もいるだろう。
あるいは、選挙に行かなかった者もいるはずだ。
そういう人には何をいまさら、と言いたい。
だが、
12万人を 分の一というなら
先の総選挙の投票率は6割に満たない。
ということは過半数といっても実質3割の人意見ということになる。
それが民意といえるのか。
それが民主主義のルールだといえば、その通りだが、
デモも民主主義のルールに則っている。
憲法改正というのなら、
国民投票にかけるべきだろう。
それで、日本国民がバカかどうかがはっきりするはずだ。
もう一つ。
賛成派と反対派の違い。
賛成派の人のほうが海外に行っている回数が少ないようだ。
これはボクの周りの人の顔ぶれだけの推測に過ぎないが。
海外で日本人がどう思われているかが分かっていない。
まさに井の中の蛙、お山の大将気取り。
安保法案推進派は最近海外を歩いたことがあるだろうか。
JICAやNGOで活動する人がどういう思いをしているかご存じだろうか。
いま、日本人がリスペクトされる最大の理由は、
70年間軍事力に頼らずリスクを冒しながらも世界に貢献しているからに他ならない。
一連の法案には、
武装集団に襲われたNGO職員らのもとに自衛隊が駆けつけて警護できるようにするPKO協力法の改正も含まれている。
安倍首相は国会で
「自衛隊の近くでNGOが武装集団に襲われた場合でも、自衛隊は駆けつけて救援できない。これでいいのか」と述べ、
改正はNGOのためにもなると強調する。
それは実態を知らない身勝手な口実でしかない。
実際は、
NGOの中には、自衛隊が他国軍への兵站(へいたん、後方支援)などで活動範囲を大幅に広げることが、やがては自分たちの活動の障害になりかねないとの危機感が強い。
つまり、余計なお世話なのだ。
それはペシャワール会の中村哲医師もはっきり言っている。
「 時には政府と異なった方針で活動するというのが、NGOの良さでもあるわけですね。
政府にはできないけども我々はできますよ、と言ってですね。
それさえもダメにしてしまう。
私は何も頼りにしているわけじゃないですよ。
守ってもらおうと思いませんもん。
“駆けつけ警護”なんかされると、これは我々困りますよね。
あくまでアフガニスタン国土政府及び住民を頼りにして
我々活動してるわけですから、そんないらんことはしないでくれと。
かえって良くないですね。
私はもうこれで日本は終わると思ってます。
日本が終わると言うよりは、日本の一つの時代が終わる。
それはいい方向には終わらずに、破滅に向かうんじゃないかと」
これが世界貢献している日本人の本音です。
その他のNGOも
新しい安全保障法制の行方が自分たちには死活問題だとして、大きな危惧を抱いている。
世界各地で難民支援などに携わるNGO(非政府組織)の関係者だ。
自衛隊の海外での活動が拡大すれば、平和国家としての日本のイメージが一変し、
「NGOの活動環境は著しく危険なものに変わることは明らかだ」として廃案を訴えている。
アラブ諸国への軍事介入も辞さない欧米とは違い、
日本は友好的な国と見られている。
欧米のNGOがスパイと疑われてしまうのに対し、日本の活動は純粋な人道支援だと評価されている。
こうした中、自衛隊が他国軍の後方支援などをすれば、欧米に向けられているのと同様の敵対感情が日本のNGOにも向けられかねない。
各勢力が入り乱れるような市街戦の現場に自衛隊が救援に入ることも現実的ではないと語る。
こうした現場の声は、これまでの国会審議では十分に反映されてはいない。
一連の議論では、同盟国との連携強化という「軍」の論理が重視され、
国際貢献の一翼を担うNGOなどの「民」の視点が抜け落ちている。
これも、多岐にわたる法案を短期間に一括審議しようという無理が生んだひずみである。
ボクもJICAを始め、海外で活動していて実感する。
日本人は武力を使わない国ということでリスペクトされている。
シーレーンを守るという名目もこじつけである。
ベネズエラに世界最大級の油田がある。
レアアースの例を見るまでもなく、一国、一か所に頼りきるのはリスクがありすぎる。
アメリカのシュールガスもある。
国が破たんしかかっているというのに、防衛予算だけを増やし、
社会福祉が後退している現実も、
国の一連の政策がいかに後退しているかを示している。
【結論】
リスクを分散すること。
民間の国際貢献で敵を作らず、味方を増やすこと。
これが最大で最強のの抑止力です。