世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ベトナムとカンボジア

2014年07月29日 | 
ベトナムとカンボジアは隣同士の国で、

ホーチミンとプノンペンの距離はわずか200キロしかない。

バスでの移動は安いが(片道$10ほど)約6~7時間かかる。

それは、国境のイミグレや昼食、休憩、メコン川をフェリーで渡るので距離の割に大幅にかかるのだ。




橋梁工事が進んでいるので、来年にはフェリーは必要なくたぶん1時間以上は短縮されるだろう。


フェリー関連業者は失業してしまう


異国情緒が味わえて、のんびりした旅には最適だ。


カンボジア訪問もこれで5回目。

ベトナムと同じくらいカンボジアも好きだ。



ベトナムとカンボジアの関係は、歴史をたどれば非常に複雑であった。

海を隔てた日本と中国、日本と韓国がそうであったように

陸続きの隣国同士はもっと微妙に絡み合ってきたことは想像に難くない。


同じフランスに支配され、中国の脅威にさらされてきた。

1970年代、カンボジア・ベトナム戦争を経て

80年代はベトナムによるカンボジアの実効支配が続いた。


これがカンプチア人民共和国だ。

だが、世界の孤立を招いたことでベトナムはカンボジアから撤退し、

ドイモイ政策とともにASEAN加盟も決まり、

90年代からは経済自由化で発展の道をこじ開けたのだ。


    カンボジア・ベトナム友好の碑


一方立憲君主制となったカンボジアは、ポルポト政権のもと苦悩の内戦へと進んでいった。

その後の悲劇は語るに余りある悲惨な爪跡をカンボジアに残した。


ポルポト派が消滅し、現在の平和なカンボジアへ移行したのはまだわずか10年ほど前のことである。


現在のベトナムとカンボジアについては

長くなるので次回に記すことにする。


【追記】


旅は歴史を勉強させてくれ、さまざまなことを感じさせてくれる。

知識と感性を磨くことができる。

それが相まって、知恵となる。
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