世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

複合時代

2014年02月08日 | 仕事
コングロマリット(conglomerate)と言えば聞こえはいい。

複合産業。


共通の所有権の下の多様な会社のグループで、単独の組織として運営される。

(a group of diverse companies under common ownership and run as a single organization)

いわば、Empire(帝国)である。


あるいは、

直接の関係を持たない多岐に渡る業種・業務に参入している企業体のことを指す。


巨大で、多国籍にわたり、独裁的匂いがする。




ボクも一見、いろんな職種に関わっているようにられる。

ある意味確かにそうだ。

否定はしない。



本業は何か?と聞かれても答えに詰まる。

職種も、自営業であり、自由業でもある。


自営業はself emploee(employment)とか

self-owned business、 independent business などと訳される。


一方、自由業は liberal professionと訳されるが

いやゆるフリーランス(freelance)のことだ。


浮草のようで、どこか怪しげで不安定なところが気に入っている。



もともと自由とは変化を伴い不安定なものなのだ。

だから、多くの人は寄らば大樹の影や公務員を望むのかもしれない。


そこには一見、安定性が感じられるからだ。


だが、自由度にかけては非常に低く、

拘束、束縛といったイメージがつきまとう。


今は、大樹も根こそぎ倒れることがある。

公務員だってうかうかしてはいられない時代である。




さて、ボクの場合はコングロマリットといっても、

巨大艦隊でなく、小舟の集団のようなものである。


スモールビジネスに徹底している。


形態もそれぞれが独立したコ・ワーキングシステムを採用している。


宿泊、喫茶、雑貨輸入販売、英会話関連事業、企画開発などなど、

場所も海外を含め複数に渡る。




だが、30年間核としてきた宿泊業もそろそろ撤退の時を迎えている。

田舎暮らしもそろそろ限界かもしれない。


田舎から街へ、

日本から海外へとボクのライフスタイルの重心もシフトしている。


ただ、「旅」というライフスタイルの原点は微動だにしない。

そこがぶれたら自分の行き場を見失ってしまう。


街中に作った「ゲストハウス」が少しずつだが脚光を浴びてきている。

特に、「お昼寝カフェ」は利用者こそまだ少ないが、

注目の的である。


これもぼちぼち浸透していくだろう。

時代の流れがそうなっているからだ。




いまは、多様性、多角化の時代なのだ。

職人肌一本では生きにくい時代になった。


特に、海外、外国人との接触は避けては通れない。


アメーバーのように形を変え、位置を変えて

変化と進化を同時進行で行っていかなければ生き残れない。



時代の流れを読み

個人的には、年齢、家族の変化とともに

自分の生き方を見直さなければならない。


保持から放出へ、

インプットからアウトプットへとライフスタイルも変化していかなければならない。


今ちょうどその過渡期に差し掛かっている。


脱皮の年(歳)でもある。


危機をチャンスに変える時期でもある。

今まさに、複合ライフスタイルの時代でもある。


それだけに、迷いの時代でもある。


情報が多すぎる、

それ故に、先が見えすぎてしまう。


どちらかといえば、絶望の時代でもある。


結婚生活、子育て、老後、

どれをとってもひところの輝きは見られない。


生き甲斐を見つけにくい時代である。



だが、これだけは言える。


あなたが死んでも世の中は変わらない。

だが、生きていれば世の中を変えることはできる。

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