カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

南部回廊(ホーチミン~プノンペン~バンコク)

2008年06月03日 | 経済
 カンボジアを中心とするメコン地域(カンボジア、ラオス、ベトナム、タイ、ミャンマー、中国南部)は、大メコン地域(グレーター・メコン・サブリージョン:GMS)」と呼ばれています。この地域を一体的に開発するため様々な計画がありますが、東西経済回廊(ベトナム中部ダナン港~ラオス~タイ~ミャンマー)、南北回廊(中国雲南省昆明~ラオス~タイ・バンコク)、南部回廊(ホーチミン~プノンペン~バンコク)が、主要な経済回廊と呼ばれています。このうち、東西回廊については、主に日本の協力を得てミャンマー部分を除き完成に至っています。引き続き、南部回廊の開発が重要な課題となっています。
(参考資料)
http://www.ofc-okita.com/pdf/GMS071129%20GMSdeve&corridors.pdf

 これまでは、カンボジア国内の道路整備が課題となっていますが、日本やアジア開発銀行の支援を得て、次第に整備が進められています。プノンペンからは、カンボジア国道5号線経由、ポイペと国境を経て、バンコクに行くのが主要ルートですが、今般、バンコクから海岸沿いに走り、カンボジア・コッコン州経由でプノンペンまで陸路を走る機会がありましたので、明日から順次ご紹介します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする