カンボジア経済

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2011年2月の物価上昇率

2011年03月31日 | 経済
 国家統計庁から発表された2月の物価上昇率(対前年同月比)は、3.8%の上昇となりました。周辺諸国と比較しても、物価上昇率はそれほど高くありません。
 2月の物価上昇の理由としては、国際マーケットでの価格上昇の影響があります。ガスは16.2%の上昇です。カンボジアはドル化した開放経済のため、国際価格の波が直撃します。ベトナムなどの周辺国での物価上昇の影響もあります。
 1月から比べると、2月の物価は0.7%の上昇となっています。
 2月に入ってから、中東情勢の変動による石油の国際価格上昇があり、プノンペンでもガソリンの値段が上昇しつつあります。1月末の4700リエル/リットルから3月30日現在で4900リエル/リットル(1.22ドル、約101円)となっています。まだ、大きく動いていないものの、ニューヨークの国際石油価格は100ドルを突破してきており、今後の国際石油価格の動向から目が離せない状況となっています。
 国際通貨基金(IMF)は2011年の物価上昇率を5.2%と見込んでいます。


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