iPhone カンボジアでは苦戦

　カンボジアのスマホ市場では、韓国のサムスンが最大のシェアを確保しており、韓国のＬＧや、ノキアも強力です。アップルのiPhoneは、いまだに大きなシェアの獲得に至っていないと報道されています。この原因は、サムスン等のアジア系メーカーが、非常に幅の広い製品群を供給しているためと見られています。特に、低価格帯の製品のバラエティが多数あることが、カンボジアのようなマーケットでシェアの拡大につながっているものと見られます。また、ＬＧでは、クメール語のユニコードを組み込んだ製品も発売しています。ノキアでは、Windows Phone 8を搭載したスマホをカンボジアでも発売する予定で、アンドロイド派と対抗するとしています。iPhoneは、カンボジアでもハイエンド層に根強い人気があるものの、低価格帯でのシェア獲得には至っておらず、今年、低価格機種を投入する予定としています。
　カンボジアは、電話料金、インターネット料金が格段に安い上に、東京と比べるとWi-Fi天国でもあり、今後はスマホ市場が大きく拡大していくものと予想されます。



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