11月23日、メコン河を渡るカンボジア中国友好橋が全面開通し、開通式典が開催されました。式典には、フン・セン首相も出席しました。「ストゥントラン―クローチクマル・カンボジア中国友好橋」は、全長1131メートルで、メコン川を挟みコンポンチャム州ストゥントランとトボンクムン州クローチクマルを結んでいます。中国の上海建工集団が建設しました。
また、12月6日には、国道1号線のつばさ橋と国道7号線を南北に結ぶ国道11号線改修についても、フン・セン首相が参加して完工式典が開催されました。延長96.48キロメートル、総工費約9800万ドルで、こちらも中国支援で工事が行われました。なお、途中の橋梁については、日本政府の支援で完成しています。
また、この式典で、フン・セン首相は、今後の優先事業として、クラチェ市付近でメコン河を渡る橋梁、コンポントムとクラチェを結ぶ道路、コンポンチュナン市付近でトンレサップ川を渡る橋梁等の建設を進めたいと述べています。いずれも中国の支援が期待されています。
欧米、豪州、日本等による中国包囲網が狭まる中で、「親中派」のカンボジアは、中国から多額の支援を引き出すことに成功しています。しかし、中国に取り込まれるリスクもあり、日本はカンボジアが中国に傾き過ぎないようにバランスを取っていく重要な役割を果たすものと期待されます。
(写真は、国道11号線。公共事業運輸省のフェイスブックより))
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欧米、豪州、日本等による中国包囲網が狭まる中で、「親中派」のカンボジアは、中国から多額の支援を引き出すことに成功しています。しかし、中国に取り込まれるリスクもあり、日本はカンボジアが中国に傾き過ぎないようにバランスを取っていく重要な役割を果たすものと期待されます。
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