7月19日、プノンペンで国立データセンターの起工式が開催されました。起工式には、チア・バンデット郵政電気通信大臣他多数が参加しました。国立データセンターは、安全なストレージを提供することに加え、コスト削減を通じて政府・民間の効率を高める効果があるものと見られます。データを安全なセンターに集めることにより、災害等に強靭な体制構築に役立つことが期待されます。
国立データセンターは、12階建ての建物で、総工費3000万ドル(約42億円)の予定です。2025年に運用が開始されれば、政府と民間の双方のデータを受け入れることになる予定です。また、十分な災害対策やセキュリティ対策を行い、最も信頼性が高いTier 4 (稼働信頼性99.99%以上)を目指すとしています。
データセンターとは、サーバーやネットワーク機器を設置・保管し、安定的に運用するために作られた施設のことです。データセンターを利用することにより、セキュリティ対策の強化、トラブル時の迅速な対応と復旧、災害時の安全性の確保、電力・通信の安定的供給、管理・運用コストの削減等の効果があるとのことです。
カンボジアのデータセンター市場は未発達ですが、プノンペンでもこれまでにいくつかの小規模データセンターが開設されており、2023年5月には新規参入企業のByteDCが3MWの施設を立ち上げています。カンボジアでは、ITやフィンテック等のイノベーション産業が芽生えてきており、この動きを支えるインフラの整備が重要な課題となっています。政府が国立データセンターを建設するといった地道な支援策を継続的に実施していくことが期待されます。
(写真は、起工式の様子。郵政電気通信省のフェイスブックより)
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国立データセンターは、12階建ての建物で、総工費3000万ドル(約42億円)の予定です。2025年に運用が開始されれば、政府と民間の双方のデータを受け入れることになる予定です。また、十分な災害対策やセキュリティ対策を行い、最も信頼性が高いTier 4 (稼働信頼性99.99%以上)を目指すとしています。
データセンターとは、サーバーやネットワーク機器を設置・保管し、安定的に運用するために作られた施設のことです。データセンターを利用することにより、セキュリティ対策の強化、トラブル時の迅速な対応と復旧、災害時の安全性の確保、電力・通信の安定的供給、管理・運用コストの削減等の効果があるとのことです。
カンボジアのデータセンター市場は未発達ですが、プノンペンでもこれまでにいくつかの小規模データセンターが開設されており、2023年5月には新規参入企業のByteDCが3MWの施設を立ち上げています。カンボジアでは、ITやフィンテック等のイノベーション産業が芽生えてきており、この動きを支えるインフラの整備が重要な課題となっています。政府が国立データセンターを建設するといった地道な支援策を継続的に実施していくことが期待されます。
(写真は、起工式の様子。郵政電気通信省のフェイスブックより)
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