11月1日、「タイプラスワンとしてのカンボジア投資セミナー」がバンコクで開催されました。日本貿易振興機構(JETRO)、カンボジア開発評議会、日アセアン経済産業協力委員会(AMEICC)の共催です。カンボジアのスン・チャントール副首相兼カンボジア開発評議会第1副議長が参加し、基調講演を行いました。セミナーには、カンボジアでの事業展開に関心のある在タイ日系企業を中心にオンラインも併せて247人が参加しました。
2023年のカンボジアへの外国直接投資(FDI)は製造業を中心に過去最高の40億ドルを記録した一方、日系企業によるカンボジアへの投資は近年低迷しており、カンボジア政府はタイやベトナムなどの周辺国に進出済の日系企業からも投資を呼び込みたいとしています。
スン・チャントール副首相は、カンボジアが過去20年にわたり安定的に経済成長率5%以上を達成しており、今後も高成長が予測されている点、英語を話せる国民が多く、人口増加により労働力が安定して供給される点などをアピールしました。なお、カンボジアでの違法カジノや特殊詐欺などの事件が投資誘致の阻害要因になっているとの指摘に対して、「政府として犯罪行為の撲滅に取り組む」という強い意志を示したとのことです。
パネルディスカッションでは、カンボジア進出日系企業などが登壇し、同国の課題である「物流」について、取り組みが紹介されました。
日本から見るとカンボジアは投資先としては引き続き遠い国ですが、タイ等の近隣諸国に進出している日系企業にとっては、次の投資先の一つとなってきています。アジアに進出済の日系企業に対してカンボジアの最近の状況を説明し、投資誘致を行っていくことは効果的であり、大きな意義があるものと見られます。
(写真は、AKPより)
日本貿易施行機構の発表
https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/11/0379070023629072.html
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2023年のカンボジアへの外国直接投資(FDI)は製造業を中心に過去最高の40億ドルを記録した一方、日系企業によるカンボジアへの投資は近年低迷しており、カンボジア政府はタイやベトナムなどの周辺国に進出済の日系企業からも投資を呼び込みたいとしています。
スン・チャントール副首相は、カンボジアが過去20年にわたり安定的に経済成長率5%以上を達成しており、今後も高成長が予測されている点、英語を話せる国民が多く、人口増加により労働力が安定して供給される点などをアピールしました。なお、カンボジアでの違法カジノや特殊詐欺などの事件が投資誘致の阻害要因になっているとの指摘に対して、「政府として犯罪行為の撲滅に取り組む」という強い意志を示したとのことです。
パネルディスカッションでは、カンボジア進出日系企業などが登壇し、同国の課題である「物流」について、取り組みが紹介されました。
日本から見るとカンボジアは投資先としては引き続き遠い国ですが、タイ等の近隣諸国に進出している日系企業にとっては、次の投資先の一つとなってきています。アジアに進出済の日系企業に対してカンボジアの最近の状況を説明し、投資誘致を行っていくことは効果的であり、大きな意義があるものと見られます。
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