カンボジア鉱業・エネルギー省は、シアヌークビル州の石炭火力発電所「CEL2」が、12月中にも稼働するとの見通しを示しました。事業者は、スタンハウで100MWの石炭火力発電所を運営しているマレーシア系のCAMBODIAN ENERGY Ⅱ CO., LTD.(CEL2)です。2017年2月に、東芝プラントシステムが、150MWの石炭火力発電所のEPC契約を受注して工事を行っていました。鉱業・エネルギー省エネルギー局のビクター・ジョナ局長によると、設備の設置などは完了しており、現在は稼働に向けた最終的な調整を行っているとのことです。
CEL2は2017年からBOO(建設・所有・運営)方式で建設を行ってきました。建設費用は、2億5900万ドル(約282億円)。第1期事業として、同じ敷地内で50MWの発電機2基を建設し、2014年から運用しています。
カンボジアでは、2019年4月~5月に計画停電に追い込まれるほど電力需給がひっ迫しています。2020年の乾季を前に、150MWではありますが、供給が増加するのは、明るいニュースと言えます。カンボジア政府は、緊急の発電所建設(200MW×2か所)、近隣諸国からの電力輸入の拡充等の対策を図っていますが、電力需要は毎年14%程度伸びてきており、今後とも発電所の新設やラオスからの大規模輸入等の対策を続ける必要があるため、気が抜けない状況が続くこととなるものと見られます。
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CEL2は2017年からBOO(建設・所有・運営)方式で建設を行ってきました。建設費用は、2億5900万ドル(約282億円)。第1期事業として、同じ敷地内で50MWの発電機2基を建設し、2014年から運用しています。
カンボジアでは、2019年4月~5月に計画停電に追い込まれるほど電力需給がひっ迫しています。2020年の乾季を前に、150MWではありますが、供給が増加するのは、明るいニュースと言えます。カンボジア政府は、緊急の発電所建設(200MW×2か所)、近隣諸国からの電力輸入の拡充等の対策を図っていますが、電力需要は毎年14%程度伸びてきており、今後とも発電所の新設やラオスからの大規模輸入等の対策を続ける必要があるため、気が抜けない状況が続くこととなるものと見られます。
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