カンボジア経済

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使ってみました カンボジア到着時の入国・税関・検疫手続きのアプリ

2024年05月11日 | 生活環境
 カンボジア内務省は、カンボジア到着時の入管、税関及び検疫に係る手続きを「Cambodia e-Arrival Card」としてオンライン化し、2024年1月1日から試験運用を開始しました。これまでは紙媒体のフォームにより行われているカンボジア到着時の入管、税関及び検疫に係る手続きが、専用サイト(www.arrival.gov.kh)またはアプリ(Cambodia e-Arrival: CeA))を通じて行うことが可能となりました。
 今回は、プノンペン空港到着時に利用してみました。成田空港での待ち時間に、スマホでオンラインサイト(英文です)にアクセスして、氏名、パスポート番号、ビザ番号等を入力しました。顔写真、パスポートの写真も必要ですが、スマホのカメラで簡単に対応できました。アライバルビザが必要な方は、必要なビザの種類等を選べば良いようになっています。入力は特段引っかかるところもなく、5分ほどで完了できました。完了するとQRコードが出てきますので、スクリーンショットで記録しておきました。
 プノンペン空港到着後は、入国手続きではパスポートとQRコードを出すと、係官がカメラでQRコードを読み取っていました。税関では、QRコードの画面を見せるだけで完了でした。なお、今回は、アライバルビザを使っていないので、アライバルビザ関連はほかの方の使用経験を待ちたいと思います。
 なお、一度入力すると、次からはそのデータを利用できるようになっているとのことです。
 カンボジア内務省及び入管当局によれば、2024年1月1日から6月30日までの試験運用期間中は、オンライン手続きに加えて既存の紙媒体フォームによる手続きも可能ですが、7月1日の本格運用開始以降はオンライン手続きに一本化されるとのことです。
 カンボジアの各種手続きのDX化は日本を上回る速度で進展しています。DX化は避けて通れない課題であり、カンボジア政府が地道に取り組みを継続していくことが期待されます。
(写真は、プノンペン空港到着ロビー。空港タクシーの発券も自動化されていました。)

Cambodia e-Arrival
https://arrival.gov.kh/


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