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8月29日、プノンペンにおいて、第12回日・カンボジア人権対話が開催されました。今回の対話では、日本側は橋本尚文人権担当兼国際平和貢献担当大使が、カンボジア側はアン・ソクーン外務国際協力省副長官が、それぞれの代表を務めました。
今回の対話では、政治活動の自由、表現、集会、結社の自由、司法改革及びリーガルエイドプログラム等の人権分野における取組や諸課題について議論し、日本側からはカンボジアにおける選挙や、市民社会の活動のあり方の問題について取り上げたほか、人権分野における国際場裡での協力等について意見交換を行いました。
欧米は、カンボジアの人権状況について厳しい批判を続けています。カンボジアの政権側も、懐柔策も打ち出しているものの、中国の支援を背景に強気の立場を続けており、双方の主張は平行線をたどっていると見られます。他方、厳しい批判は、カンボジアを更に親中国に傾かせる可能性もあるとの意見も出ています。日本は我慢の外交で粘り強く働きかけを続けており、違うアプローチでカンボジアの民主化を支えていくと見られます。カンボジアが中国に傾き過ぎず、また、中国をモデルとした真の意味での独裁・弾圧国家にならないよう、日本が様々なチャンネルを通じてカンボジアと穏健に対話を継続していくことが期待されます。
(写真は、AKPより)
日本の外務省の発表
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press5_000096.html
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今回の対話では、政治活動の自由、表現、集会、結社の自由、司法改革及びリーガルエイドプログラム等の人権分野における取組や諸課題について議論し、日本側からはカンボジアにおける選挙や、市民社会の活動のあり方の問題について取り上げたほか、人権分野における国際場裡での協力等について意見交換を行いました。
欧米は、カンボジアの人権状況について厳しい批判を続けています。カンボジアの政権側も、懐柔策も打ち出しているものの、中国の支援を背景に強気の立場を続けており、双方の主張は平行線をたどっていると見られます。他方、厳しい批判は、カンボジアを更に親中国に傾かせる可能性もあるとの意見も出ています。日本は我慢の外交で粘り強く働きかけを続けており、違うアプローチでカンボジアの民主化を支えていくと見られます。カンボジアが中国に傾き過ぎず、また、中国をモデルとした真の意味での独裁・弾圧国家にならないよう、日本が様々なチャンネルを通じてカンボジアと穏健に対話を継続していくことが期待されます。
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