カンボジア経済

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カンボジアの内戦を逃れた人々の所持品を撮影した写真展「生きる IV」

2022年08月27日 | 社会・風土
 東京・青山のスパイラルガーデンで、カンボジアの内戦を逃れた人々の所持品を撮影した写真展「生きる IV」が開催されています(スパイラルガーデンでの開催は明日8月28日までです)。9月9日~25日には、横浜市中区黄金町の高架下スタジオ Site-Aギャラリーで開催されます。
 1970年代のカンボジアでは、クメール・ルージュ政権下の圧政と虐殺、戦争を逃れて大勢のカンボジア人が国外への脱出を余儀なくされました。彼らは家を出るときほんのわずかな持ち物しか持ち出せず、最も貴重なもの、あるいは最も実用的なものだけを手に、故郷を去りました。写真家のキム・ハク氏は、自分の親世代に起きたこの史実と個人の記憶に関心を寄せ、生き延びた人びとを訪ね、彼らの持ち物とその物語を記録するプロジェクト「生きる」(Alive)を2014年から始めました。今回は、神奈川県を中心にカンボジアにルーツを持つ人々と出会い、「生きる」の第4章となる「生きる IV」を制作しました。1970年代のカンボジア国内の混乱によって国に戻れなくなった留学生や、1980年代に日本へ渡った難民を含む12組のカンボジアの家族の肖像や持ち物などを撮影した40点等が展示されています。今回の展示には、私がクメール語を習ったペン・セタリン先生も含まれています。
 東京周辺にいらっしゃる方はぜひお出でください。
(写真は、プノンペンポスト紙より。ペン・セタリン先生)

写真展のフェイスブック
https://m.facebook.com/KimHak.Alive4/?fref=mentions


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