幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「火山噴火予知連絡会の藤井会長の記者会見」 予知できなかったのは仕方がないと言い切れるのでしょうか?

2014-09-29 01:01:11 | ブログ

火山噴火予知連絡会の藤井会長の記者会見を見ました。

現在の予知技術では今回の水蒸気爆発は予知が難しく仕方がなかったとの発言がありました。

聞いていて疑問は、「仕方がなかった」の言葉でした。

「仕方がなかった」は自分たちの言い訳の言葉のように聞こえました。「仕方がなかった」ではなく、「予知ができなかった」が本来の言葉ではないかと思いました。

会見でも「情報の伝達には今後工夫の余地がある」との発言がありました。火山噴火予知連絡会が予知が出来ないのなら、地震があったとの情報をこれから開示して欲しいと思いました。その情報を登山者が知り、登山者が判断するようにすればよいのではないでしょうか?

それまで地震がなかった御嶽山で9月10日80数回の地震があり、その後は減っていましたが、地震は続いていました。それを登山口に情報として掲示して登山者に情報を提供するのです。火山噴火予知連絡会の記者会見では、地震が起きてレベル1に設定されていたそうです。入山規制のレベル3に上げる判断はしなかったそうです。

「活火山はこういう危険があるのです」との発言も、犠牲者の遺族の傷心に塩を塗るように感じました。まるで、活火山の御嶽山に登った人が悪いんだと言わんばかりに感じました。もし、百歩譲ってそうなら、そのことをこれまで啓発して来たのでしょうか?啓発もせず、予知もできなかったなら、火山噴火予知連絡会は何のために存在しているのでしょうか?せめて「今の技術では火山噴火は予知できなかったが、情報連絡などでこのような犠牲者をださないような工夫をして行きたい。私たちの力が足らなくてこのような多くの犠牲者をだしてしまったことをお詫びしたい」との気持ちと自分たちが火山噴火予知の専門家との誇りはなかったのでしょうか?火山噴火予知連絡会は国民を火山の噴火から守るために存在していないのでしょうか?それともただ単に学術的な研究会なのでしょうか?

9月10日に御嶽山の地震を80数回計測した結果をいつ、誰が判断してレベル1日にしたのか、レベル3にしなかったのはどうしてかを明確にしてどこに課題があるかを検証することが次に繋がるのではないでしょうか。