幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

首相「絶対」「断じて」「いささかも」断言連発の理由 ”言葉は誰の口からでるかで重みが違う”

2015-07-31 18:50:44 | 社会
http://digital.asahi.com/articles/ASH7Z53QFH7ZUTFK00S.html三輪さち子、小野甲太郎 石松恒 2015年7月31日03時59分

 「絶対にない」「断じてない」「いささかもない」――。安倍晋三首相が安全保障関連法案の参院審議で、こんな断定調を増やしている。法案に対する世論の不安を払拭(ふっしょく)するためとみられるが、「断定」の根拠はというと、いま一つはっきりしない。

安全保障法制

 首相は30日の特別委員会で、自民党の森雅子氏から集団的自衛権の行使を認めたことをめぐり、「戦争に巻き込まれることはないのか。世界の警察であるアメリカに言われたら断れないのではないか」と問われ、「戦争に巻き込まれることは絶対にない」と述べた。

 あくまで日本の防衛のために集団的自衛権を使うのであり、それに関係ない戦争に自衛隊は出せないという説明だ。だが、首相が普段から「日米同盟」の重要性を強調しているだけに、野党や憲法学者は、米国に助けを求められれば何らかの理屈を作り、米国の戦争に加わることにならないかと指摘する。

 さらに森氏が徴兵制を取り上げ、「子育て中のお母さんと話すと、『徴兵制になるんじゃないの』という声を聞く」とただすと、首相は「徴兵制の導入は全くあり得ない。今後も合憲になる余地は全くない。子どもたちが兵隊にとられる徴兵制が敷かれることは断じてない」と繰り返した。首相は「政権が代わっても導入はあり得ない」と言い切ったが、民主党幹部は「長年の憲法解釈を変更し、歴代内閣が使えないとしてきた集団的自衛権の行使を認めたのは首相で説得力がない」と指摘する。

 また首相は、民主党の広田一氏から、日本が相手から武力攻撃を受けたとき初めて防衛力を行使するとされる「専守防衛」の原則について問われ、「基本方針であることにいささかの変更もない」と述べた。

 だが集団的自衛権が使えるようになると、他国への攻撃でも、日本の存立が脅かされる明白な危険があると、政府が判断すれば武力行使できるようになる。広田氏は「専守防衛の考え方が破棄される」と批判した。(三輪さち子、小野甲太郎)


■説得力に欠ける

 首相が国会答弁で「断定調」を繰り返すのは、法案への国民の理解が深まっていないとみて、危機感を募らせているからだ。首相周辺の一人は「攻撃は最大の防御だ」と語る。強気の答弁で野党の批判を封じ、国民の支持を得たいということなのだろう。

 しかし首相がどう口調を強めようと、問題の本質は法案の「違憲性」と、どんなケースに集団的自衛権が適用されるかがあいまいな点にある。

 多くの憲法学者が法案を「憲法違反」と指摘し、その根幹への不信感が高まっているのに、首相は集団的自衛権を行使する判断基準を聞かれると「総合的な判断だ」と繰り返す。政権の裁量を少しでも広げておこうと、あえて法案や答弁ぶりにあいまいさを残している。これでは憲法上も安全保障政策上も、行使が適切かわからない。

 そもそも、長年の憲法解釈を一内閣の閣議決定で変更したのは首相自身だ。その首相が、いくら将来のことを「絶対にない」「今後もない」などと明言しても説得力に欠ける。(石松恒)

感想;
上杉家中興の祖 上杉鷹山の言葉に、「言葉は誰の口から出たかによって 重みが違う」があります。
「絶対にない」との言葉が誰の口からでるかによって、重みが違います。
これまで発言した言葉を変えていない人、発言したことを着実に実行した人から発せられると、その言葉には重みがあります。
安部首相がこれまで発言された言葉「原発問題で共産党の議員に返答された電源供給されない時の対応を進める」「新国立競技場は見直しが今の時点では難しい」「福島原発事故の対応はUnder control」などなど思いつきます。
「絶対」「断じて」「いささかも」断言連発の度に、『私(安倍首相)は「絶対」「必ず」「おおいに」”徴兵制度”を行うようにします』と響いてくるのですが?
できなくても、できる下地を作ったことになるのだと思います。それにしても、他の自民党議員、平和を標榜する公明党はリスクを感じておられないのでしょうか?
戦争は決して国家間の問題を解決できる方法でなく、多くの犠牲者を生み出すだけのものなのですが。



「平常心を鍛える」 下園壮太著 ”事前の教育が重要 Just in case”

2015-07-31 00:42:42 | 本の紹介
自衛隊ストレスコントロール教官が明かす「試練を乗り切るための心の準備」
惨事直後の「3つの反応」
1)パニック状態
・とにかく動くことで状況打開
・思考停止
・逃げる/戦うなどのパターン行動を促進する感情(怒り、恐怖、不安、焦り)以外の感情はマヒ
2)茫然自失状態
・動かないことで状況打開
・考えない、情報を入れない(信じられない、なにが起こったかわからない、わかろうともしない、気を失うことも)
・行動を抑制する。絶望系の感情(活動を促進する感情はマヒ)
3)マヒ状態
・選択的な行動で打開
・冷静に考えられる
・感情はマヒ(現実感がない、感じない)

初期の混乱を抜け出す5つの方法
1)呼吸法(大きな呼吸)
2)「やること」に目を向ける
3)助けるべき人を意識する(他力を借りる)
4)環境から安全信号「現状はそれほど危険でない」を与える
5)話す・泣く・抱きしめてもらう
  
自衛隊のセカンドショック対策
悲惨な出来事に遭遇したときに生じる精神的な反応「急性ストレス反応ASR(acute stress reaction)」に関する教育を行う。

1)回避
 ・思い出さないよう、話さないようにする 
2)再体験(侵入) フラッシュバック
3)過覚醒 眠れないとか、においや音に敏感になる

一人にならない、社会に出る
1)誰かといっしょにいる
2)社会に出る

対処方法
1)仲間と愚痴る
2)怒りの気持ちを上手に伝える
3)笑い・ユーモア・音楽の活用

罪悪感の緩め方
1)自分の罪を打ち明ける勇気
2)キリスト教とざんげの知恵
3)休むこと、楽しむことの考え方を改める
4)「喪」の儀式の深い意味「忘れているわけではないと思える時間」

感想;
事前に知っておくと、大きなショックなことがあってもその影響を小さくできるように思いました。
ロゴセラピーには、「自己距離化」という方法があります。
自分の状況を離れた自分が客観的に眺めるというものです。
パニックに陥っている。悲しみでいっぱいだとか。自分を眺めて見るのです。
それができると少し冷静になることができます。
例えば何かの発表があり、ドキドキしている。自分はドキドキしているんだ。かなりドキドキしているなとか。
そしてドキドキして当然だと思えるとドキドキも人生の一コマではないでしょうか。

安保法案「憲法の許容範囲」…首相、批判に反論 ”グレーを白とみるか黒とみるか”

2015-07-30 10:18:27 | 社会
http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/80/2d565ee6badfce10b1d91ceb2907b54b.html(読売新聞)

 安倍首相は29日の参院平和安全法制特別委員会で、野党が安全保障関連法案を「憲法違反」と批判していることについて、「法整備は憲法の許容する範囲内であり、憲法改正が出来ないから解釈変更を行うものではない。最高裁判決の範囲内だ」と反論した。

 首相は北朝鮮の核ミサイル開発などへの懸念を表明する一方、「自衛の措置としての武力の行使は最後の手段であり、紛争の平和的解決のために外交努力を尽くすことが前提だ」と強調した。さらに、南シナ海の埋め立てなど中国の海洋進出について、国際会議などで批判してきたことを挙げ、「国際社会の理解が中国の政策的な変更につながっていくことを期待したい」と語った。

 また、首相は維新の党が参院に対案を提出した場合の対応について、「(与野党)協議で合意が得られれば、 真摯 ( しんし ) に対応したい」と述べ、修正協議に期待感を示した。安保関連法案のうち自衛隊法など10の現行法改正案をまとめた「一括法案」を野党が批判していることについては、「バラバラでは分かりにくい。総合的に判断してもらうことが適当と判断した。10本にばらして再提出する考えはない」と述べた。

感想;
グレー(灰色)を白色と主張しているのが安倍首相の自民党と公明党です。それは黒と主張しているのが野党です。
国民はこのグレーをどう見るかなのだと思います。憲法は国民の安全と幸せのために存在しています。

今回の集団自衛権が、国民の安全と幸せに貢献するのが、逆にリスクを高めるのかの判断と、法的な手続きの問題の2つがあります。
法的な手続きについては、以下の点を考慮して判断することのように思います。
1)歴代の内閣の解釈
2)憲法学者の解釈
3)元最高裁判事の解釈
そうしないと、内閣が変わると、勝手に憲法を変えてしまい、ドイツのワイマール憲法下のヒトラーの独裁を許してしまうようなことが起きてしまいます。
今回の事例は1)、2)、3)とも、集団自衛権は違法との解釈が大多数をしめています。

次は集団自衛権が国民の安全に貢献するかです。
首相は安全を高めるため、平和のためを力説しています。
米国は第二次世界大戦終結後の70年にたくさんの戦争を行っています。一方、日本は戦争に関わっていません。
集団自衛権は米国が攻められたら、日本が参戦する法律です。ということは、日本は戦争に巻き込まれるということが歴史からも明確です。
どう考えても、この70年の安全を破ることははっきりしていると思えるのですが、いかがでしょうか?
後方支援の兵站も議論されていますが、兵站を攻撃するのは常套手段です。実際、兵隊を協力している海外の軍隊で死亡者が出ています。
昨日の国会の安倍首相の答弁は、「イラクで犠牲者がでなかったから今後も安全だ」を主張されていました。
それは集団自衛権がない時代の話です。集団自衛権での状況は誰もわかりません。リスクが高くなることは予測できます。

参議院の論戦で問題点を明確にして、国民が意志表示をしなければならないのだと思います。
新国立競技場の2,500億円も、安倍首相は見直ししないと断言されていましたが、あまりにも国民の反対が強くなったので、「ゼロベースで見直す」と発言されました。あれ?前は今から見直しは間に合わないと断言されていたことは、嘘だったの?と思ってしまいました。ゼロベースで間に合うか間に合わないかを十分確認されずに重大な決断をされていたなら、これからの決断が本当にしっかり確認されて行わるのかとても不安になりました。この集団自衛権も同じような判断なのではと思ってしまいました。








「会津藩始末記 -敗者の明治維新」 永岡慶之助著 ”歴史に翻弄された会津藩”

2015-07-30 01:22:56 | 本の紹介
会津藩は新政府に完膚なきまで攻撃されました。白虎隊など多くの若い人々が犠牲になりました。新政府に降伏したのに、それが許されずに攻撃されました。それは蛤門の変で、長州の優秀な人びとが討たれてしまったことを、長州が根に持っていて許さなかったと言われています。
昭和3年の秋、松平容保(かたもり)の孫娘勢津子姫が、秩父宮家に入輿されてようやく、維新時の「朝敵」の汚名から逃れることができたとのことです。
幕府から、京都の警護に松平容保が君命を受け辞退したが受け入れられず、任務に就きました。まさに京都は攘夷派が天皇側と接触し流動的な企ての場でもありました。

孝明天皇は松平容保を信頼し、三条実美らのグループを追い出しました。まさにそのグループが朝敵だったのです。蛤門の変では長州が天皇を味方にせんと戦いを挑みましたが、薩摩藩が会津藩側につき、長州を退けました。その結果が7卿の都落ち、長州に落ち延びて行きました。

孝明天皇が崩御されると(天然痘で亡くなったとのことだが、噂では岩倉具視が毒をもったとのうわさも流れた)、14歳の天皇(明治天皇)になったが、まだ若く祖父が実権を握り、その祖父と岩倉具視が手を結んだことで、それまで天皇に恭順で信頼の厚い松平容保が朝敵になり、それまで朝敵だった公家たちが復活しそれを策略したのが岩倉具視とのことである。また、それまで長州に敵対していた薩摩が長州と手を結んだ。

岩倉具視は正式な手続きを経ずに徳川幕府を倒せとの勅命(その勅命には会津藩と津藩を亡ぼすようにとの命もあり)を長州、薩摩に与えた。攻撃をしようと立ち上がろうとする直前に土佐藩の山内容堂が徳川慶喜に大政奉還を提言し、それを受け大政奉還をしたために幕府を倒す口実を失ってしまった。

そこで西郷隆盛は江戸に人を送り、豪商から金を掠奪するなどして騒動を起こし、幕府がその騒動に乗ってくるようにした。幕府はついにその手にのり薩摩藩邸を攻めた。これにより、新政府は西郷隆盛を先駆隊とする兵を江戸に向けて進撃した。その後の西郷隆盛のイメージと大きく異なっている。

米沢藩上杉斉憲は松平容保の窮状に深く同情を寄せ、新政府側のやり方がひどく奥羽越列藩同盟を立ち上げ(31藩が参加)会津藩を救援しようと立ち上がったが、新政府への願いもかなえられず、会津藩は悲惨な最後を迎えた。降伏を示している会津藩を討伐しなくてもよいのではないかとの意見もでたが、長州の恨みが強く、討伐派が主導権を握った。

感想;
幕府の命を受け、京都の治安に尽力を就くし、孝明天皇からも信頼を得ていたのが、孝明天皇崩御後一変して朝敵になり、討伐までされてしまいました。会津では長州の人との結婚は反対されていたとのことをきいたことがあるが、その理由もわかるように思います。真面目に仕事をして恨みを買い、上が変わったら賊にまでされてしまい、討伐されたのですから。
明治政府は主に薩長が指導権を握りました。そのために新政府に参画できなかった藩では多くの苦難があったものと思われます。
まさに歴史は征服者が創り、征服者の思う社会になっていくのだと思います。

「フジテレビはコネテレビ!」藤井フミヤ長男内定に就活生が一斉ブーイング ”コネが当たり前の社会”

2015-07-29 11:41:06 | 社会
http://www.asagei.com/excerpt/40440
公道における大久保佳代子のマラソン対応など、世間の迷惑顧みず、やりたい放題だった「27時間テレビ」の騒動もつかの間。今度はお得意の話題づくりで大ブーイングをくらっているのがフジテレビだ。

 歌手の藤井フミヤの長男が同局のアナウンサー試験を受験。他局を受けている様子が一切ないことから、「100%の確率でコネ内定が出ている」というものだ。就活よりアマチュアバンドの活動のほうが忙しい(!?)本人は、メディアの取材にまるでいっぱしの芸能人なみにノーコメントを貫いているようだが、このお坊ちゃんの“楽勝”就活には、必死に「夢を求めて」企業面接などに奔走する学生たちからは、「雑誌の記事で読みました。どれだけ頑張ってもコネに勝てないって泣けてきます」「自分も東京のマスコミ志望だけど、きっと無理。だってウチの親父は栃木の農家だから‥‥」「絶対バカ息子だと思う。それをあっさりテレビ局に入れる藤井フミヤも所詮バカ親ってこと。みのもんたと同じ!」「たしか安倍総理の甥っ子もフジですよね? だから安保の反対デモも放送しなかった。27時間テレビも超内輪ウケのネタばかりですっごくつまらなかったし、このコネ入社もフジテレビが今の時代にそぐわない時代遅れのテレビ局だという証拠だと思います」とブーイングの嵐。

 これまでも有名人の娘や親族を“恥も外聞もなく”これでもかと入社させてきたフジテレビ。視聴率競争で一向に明るい兆しが見えないのは、学生が言うように「時代遅れ」の感覚を是正できないからか。父親フミヤからの「涙のリクエスト」であっさり内定とは、息子が人気アナになれるか以前の問題かもしれない‥。
(村岡タクミ)

感想;
今の就職では、コネは当たり前にあるのだと思います。
問題は、それがあきらさまに行われているかどうか。
コネで入社したかどうかは客観的には難しいです。
面接の結果で判断されますので、その人が良かったから採用したと言われてしまえば何も問題になりません。
仮にコネで入っていても、コネだと断定はできません。

コネがあるのは、親との関係を維持あるいは太くしたいからです。
親の七光りで映画やTVに出るのも、コネと言えばその通りです。時々、まったく見かけないタレントさんが重要な役をいただいていることがあります。そのタレントさんは主役の子どもさんだったということがよくあります。

入ってから、そこでどれだけできるかで、「やっぱりコネで入るとどうしようもない」と言われるか、「素晴らしい人、あるいはよくできる」と言われるかによって、コネだったともなるし、コネではないと思われることにもなります。
試験に面接が含まれると、コネで入りやすくなります。筆記試験だけだと、コネが介入する要素が減って行きます。

NHKは安倍政権を批判するような番組や言葉は控えていますし、民放はスポンサーや大物タレントに気を遣いますから、不祥事があっても追究が鈍っています。
コネがなくても受かる人がいますから、コネがなければそれを目指すしかないように思います。