幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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丸川五輪相“1回目接種で免疫を”発言に「人命軽視」と批判殺到 ”オリンピック開催したいなら、出来ることをすべき!”

2021-06-30 10:05:15 | 新型コロナウイルス
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ea12ca17c9310996fdeba4b80b8ea84646734e0 6/30(水) 6:12女性自身

「そもそもワクチン接種を前提としないで大会準備を進めている。より安心な大会のための接種体制」

6月29日、定例会見でこう述べたのは丸川珠代五輪相(50)。各メディアによると東京五輪・パラリンピックのボランティアなど7万人を対象とするワクチン接種について、「2回目の接種が大会開始までに間に合わないのでは」と問われた際の発言だ。

さらに丸川氏は「1回目の接種でまず一時的な免疫をつけていただきたい」とし、「パラリンピックに参加の方もいるので、どの時期に活動するかも見ていただきながら組織委員会にしっかり頑張っていただきたい」と主張したというのだ。

組織委員会は26日、大会ボランティアでワクチン接種の希望者に対してワクチン確保の目途が立ったことを発表した。各紙によると、東京都の協力でモデルナ社製のワクチンと接種会場が確保できたという。1回目の接種は6月30日~7月3日に行い、2回目は7月31日~8月11日に行われると報じられている。

いっぽう五輪の開催期間は7月23日~8月8日で、パラリンピックは8月24日~9月5日を予定されている。2回目の接種が五輪開催後になる人も出てくるというが、丸川氏の“1回目の接種で免疫をつけて”との発言は混乱を招くことにならないだろうか。

「来日したウガンダの選手2人がワクチン接種を受けていたにも関わらず、インドで確認されたデルタ株に感染していたことが判明したばかりです。また29日に新型コロナに感染したと発表された自民党の額賀福志郎元財務相(77)は、20日に1回目のワクチン接種を受けていました。ワクチンに『100%の有効性があるわけではない』と指摘されているなか、丸川五輪相は何を根拠にして発言しているのか不明です」(スポーツ紙記者)

そんな状況をまるで無視するかのような持論を展開する丸川氏に、ネット上では批判が殺到している。

《何非科学的なこと言ってるんだ。ボランティアも人間だぞ。人命軽視》
《1回で本当に一時的免疫が? リスク大な中ボランティアに参加しようとしている方々の命さえ軽視してるとしか思えない。本当にもう中止してください》
《専門家に聞けば、1回接種では一時的免疫とやらにも期待できないことを直ぐ教えてもらえる。周囲に人がいないんだな。》

なお各メディアによると、丸川大臣が一連の発言をした数時間後の29日夕方、内閣官房は「一時的」は「一次的」の意味だったという趣旨の説明があったという。これまで数々の迷言で、批判を浴びてきた丸川大臣。果たして、今回の発言も“一時的”な誤りだったのだろうかーー。

感想
オリンピック開催するなら、出来るだけのことを行う。
入国者にPCR検査して結果が出てから移動。
もし感染者あれば全員隔離。
ようやく全員隔離をしました。
それをしなかったために濃厚接触者を増やしました。
それと抗原検査で陽性になるとPCR検査です。
あれ? 抗原検査の信頼性は?

ワクチン接種も二回目は4週間を考えて、関係者に接種すべきでしょう。
それが感染者を少しでも減らすよい方法です。

それらを行って、オリンピック開催なしはそれでもよいのです。
見ていると開催の方針が固まってから動いているようです。
なんとお粗末な指導者なのでしょう。
なんのために首相、大臣、都知事がいるのかと思ってしまいます。
自己PRのパーフォーマンすのためにいるのではないです。
そんなパーフォーマンス政治家を認めている国民に問題があるのですが。

三菱電機で不正検査 鉄道向け空調機器、35年以上

2021-06-30 09:20:48 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/fdb76e8fdb5b9b4975866ca977a5766a666f2880 6/29(火) 21:34毎日新聞

 三菱電機が鉄道車両向け空調機器の製造過程で、長年にわたって出荷前に必要な検査を怠ったり架空のデータを記入したりしていたことが関係者への取材で判明した。不正な検査は35年以上前から繰り返されていたとみられる。同社は「安全性に問題はない」としているが、詳しい社内調査や顧客への説明に着手した。

 関係者によると、空調機器は長崎製作所(長崎県時津町)で製造し、JRや私鉄など全国の鉄道会社に納入している。快適な温度、湿度を保つための制御機能や省エネ性能のほか、防水や電圧の変動などへの耐久性も求められる。

 同製作所はこれらの性能について、出荷前に顧客が指定する方法で検査をする契約を顧客と交わしていたが、実際は指定された方法とは異なる条件で検査したり、一部の検査をしないまま架空の検査結果を成績書に記入したりしていた。こうした不正は少なくとも1985年から続いていたという。現在使われている製品のうち、少なくとも数百件以上が対象になるとみられる。

 三菱電機は今年6月中旬に不正を把握。実態を確認するため社内調査を始めた。これまでに顧客から不具合に関する指摘などはないとみられるものの、検査の不備が疑われる空調機器の出荷をすでに停止し、JRなど一部の納入先へ説明するとともに、経済産業省にも報告している。

 三菱電機は毎日新聞の取材に「調査を進めているのは事実。製品そのものの安全、機能、性能には影響がないことを確認している」と回答した。

 同社のホームページでは自社の空調機器について「製作、納入、保守までトータルに提供し、国内で高いシェアを誇る。その信頼性から、日本国内の新幹線、特急、通勤電車などはもとより、ニューヨークやロンドンの地下鉄車両、欧州の高速車両など、海外での鉄道にも採用されている」と説明している。

 三菱電機では、2018年にも鉄道車両などに使う産業用ゴムを製造する子会社が必要な検査を行わず、品質基準を満たさないゴム部品を出荷していたことが発覚。今年5月には安全認証の基準を満たさない電気制御部品を国内外に計215万台出荷していたことが明らかになっている。【井川諒太郎】

感想
三菱電機の「偽の宣言書」に自動車メーカー幹部が大激怒しているワケ ”おかしな指示には服従しない勇気が良い結果を生み出す”,/a>

三菱電機、社名公表恐れ裁量制全廃か 厚労省の調査受け ”企業リスク対策が甘い?”

三菱電機の新入社員死亡で労災認定 「上司のパワハラ原因」と申請 ”トップの考え方がおかしいから問題が次から次へと出てくる!”

三菱電機 私たちの価値観
https://www.mitsubishielectric.co.jp/corporate/gaiyo/rinen/index.html

信頼 社会・顧客・株主・取引先、及び共に働く従業員との信頼関係を大切にする。
品質  社会と顧客の満足が得られる製品・サービスを最高の品質で提供する。
技術 技術力・現場力の向上を図り、新たな価値を提供する。
倫理・遵法 社会規範及び法令を遵守し、高い倫理観を持ち行動する。
人 すべての人の安全・健康に配慮するとともに、人の多様性を理解し、人格・人権を尊重する。
環境 自然との調和を図り、地球環境の保護と向上に努める。
社会 企業市民として、より良い社会づくりに貢献する。

三菱電機の価値観の倫理・遵法は絵に描いた餅のようです。
なぜ社員が幹部が違反をするかは、トップの責任です。

『貞観政要全注釈』呉競 石見清裕訳注 ”良いリーダーは自分に意見する人を大切にする”

会社が不法なことが続いているのは、トップが遵法よりも利益を優先してきた結果です。
トップの考え方が変わらないと、会社は変わらないでしょう。
不法なことを続ける会社の製品を購入することはその会社の不法を認めることにもなります。
政治も同じです。
不法なことを行った政治家にはきちんと選挙でそのことを伝えないと、この程度の不法は国民は許してくれるのだ、あるいはすぐに忘れるから、甘い汁を吸った方が良いと思われるのでしょう。

国からワクチン届かない 64歳以下の新規予約中止 市長「はしご外し」と憤り/兵庫・丹波市 "菅首相 言われることと現実のギャップ!”

2021-06-30 02:16:48 | 新型コロナウイルス
https://news.yahoo.co.jp/articles/a17693c16bfc0db3160a19a0616a95ba69a5aaeb 6/29(火) 19:00 丹波新聞

 国からの新型コロナウイルスワクチン供給の見通しが立たないとして、兵庫県丹波市は6月29日、新規の64歳以下のワクチン接種の予約受け付けを中止した。個別接種、集団接種とも新規の受け付けは当面見合わす。同市は28日に、16歳―64歳以下の3・3万人に接種券を発送したばかり。「ワクチンはある。64歳以下にも早く接種をと政府は言っていたじゃないか」と、住民と最前線で向き合う自治体職員は政府に振り回されている。政府は新規の職域接種の受付を停止するなど、国レベルで細る新型コロナウイルスのワクチン供給が、地方自治体の接種にも影を落としている。

 「見通しが立たないまま、予約を受け付けては混乱を招く。いったん中止せざるを得ないと判断した。ワクチンが届く見通しが立てば、受け付けを再開する」と、丹波市健康課は対応に苦慮している。

 今週同市に、1万1700回分のワクチンが届く。そこから先の第9クール(7月5日の週と12日の週)以降の配分が見通せない。「第9クールは何割か減ると言われていて、その次の第10クール(7月19日の週と26日の週)は、全く見通しが立たない」(市健康課)。

 国は、65歳以上高齢者の接種率100%を見込み、丹波市には約4万1000回を配分。市の65歳以上高齢者の予約率は約90%。現時点で市が確実に64歳以下の接種に供給できるのは、この差の3000-4000回分ほど。

 市は、これを全てエッセンシャルワーカー(高齢者福祉、障がい者福祉、子育て支援の従事者の約3100人)に割り当てる。第9クールの入荷量も定かでないが、エッセンシャルワーカーに回す。

集団接種で平日は500人、土曜は1300人の接種を進め、7月からは市内クリニックで個別接種の本格実施も予定されていた

 同市医師会が7月から個別接種を本格実施することもあり、接種券が手元に届いた市民が6月29日から個別接種の予約を取ろうと動き始めているが、市内では当面、予約が取れず、大規模接種や職域接種を利用する以外にない。

 同市は60―64歳は7月12日から集団接種の予約受け付けを始め、段階的に受け付け対象年齢を引き下げていく計画だったが、これも凍結した。

 総務省と県に見通しをたずねた林時彦市長によると、両者の返事は「分からないだった」という。「65歳以上を早く済ませて、64歳以下も早く接種をとさんざん急かされ、必死で体制を構築してきた。ワクチンが供給できないなんて、はしご外しでいい加減過ぎる。供給が減るなら減るで、数量を示すべきだ。でなければ、予定が立てられない」と、ワクチンが届かないことへの対応を市町村に丸投げするかのような国の態度に憤っている。

感想
菅首相が語ることは、計画でなく、夢/希望なのでしょう。
現実を直視し、そして計画し、それを本来言うべきです。

菅首相の口から出る言葉の信頼性がどんどんなくなっています。
ただ、それに騙される人もいるのでしょう。

官邸の“兵糧攻め”で小池都知事がダウン?東京都へのワクチン供給がストップし、大混乱 ”ワクチン供給はどうなっているの?”

官邸の“兵糧攻め”で小池都知事がダウン?東京都へのワクチン供給がストップし、大混乱 ”ワクチン供給はどうなっているの?”

2021-06-29 12:22:00 | 新型コロナウイルス
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ba881c7bc323775e97900c616e6f22b9bbe85b1?page=1 6/28(月) 22:51AERA dot.

 東京五輪・パラリンピックの開催に向けて、開催地の東京はワクチン接種を加速させたいところだが、ここにきて政府のワクチン供給が追い付かない事態が生じている。東京都へのワクチン供給はストップされ、現場は大混乱。その上、小池百合子都知事が過労で入院し、収拾がつかなくなっている。麻生太郎財務相は25日、東京都議選の自民党候補の応援演説で、静養中の小池知事について「自分でまいた種でしょうが」と突き放した。ワクチンには政治的な思惑が絡んでいるというが、いったい何が起こっているのか。

「自治体の大規模接種についてはいったん新規の受付を休止させていただいて、職域接種については金曜日(25日)の午後5時をもって申請を一時休止させていただきたい」

 河野太郎規制改革担当大臣は、23日夜、記者会見でこう述べた。自治体の大規模接種と職域接種については、モデルナ製のワクチンを使っている。河野大臣は会見で「相当な勢いで申請をいただいている」と述べ、職域接種と大学での接種の合計は3300万回、自治体の大規模接種が1200万回を超え、上限に近くになっているとして、申請の受付を一時休止した。

 モデルナ製のワクチンは、9月末までに5千万回分が供給される契約になっている。25日の会見で河野大臣は自治体の大規模接種については別の1200万回分の申請が承認されず、保留になっていることを明らかにした。単純計算で700万人分のワクチンが足りない計算だ。

 これに対して厚労省関係者は「あたかも想定外だったかのような白々しく釈明していますが、実態はそうではありません」と突き放す。どういうことか。

「菅義偉首相が掲げた『1日100万回』という接種目標にこだわった勇み足ですよ。ワクチン接種には配送や会場運営などロジ面を含めて多方面に目配りをする必要がある。しかし、河野大臣は丁寧な調整が苦手なタイプ。自治体との調整など実務を担う厚労省とは衝突ばかりで連携できていない」(政府関係者)

 もともとワクチン調達を担当したのは、菅首相側近の和泉洋人首相補佐官と大坪寛子・厚労省審議官のコンビだった。しかし、ワクチン契約で欧米に後れを取るなど2人は調達に失敗。戦犯となり、ワクチンは河野大臣が取り仕切ることになった。

「その後、和泉・大坪コンビと河野大臣の折り合いは悪く、意思疎通が断絶し、連携がとれていない。この目詰まりは大きな痛手でとなっているのです」(同前)

 ワクチン供給の休止のゴタゴタはこれだけではなかった。河野大臣が新規受付の休止を発表する以前に、東京都へのワクチン供給が止まっていたことがAERAdot.の調べでわかった。官邸関係者が状況をこう説明する。

「受付休止を発表する前、東京都からの再三、ワクチン供給の申請があったのですが、政府は『ゼロ回答』でした。この判断に関わったのは、小池知事を快く思っていない和泉補佐官や大坪審議官、自民党サイドのワクチン窓口役を橋本岳議員と共に担っている丸川珠代五輪担当相らと言われています。今回の供給ストップは、小池都知事への“兵糧攻め”です。小池知事は自民党本部に何度も出向き、二階幹事長に陳情するなど、えらく対応に苦慮していた。こうした心労が重なり静養につながったのではないか。さすがにやり過ぎではないか、と心配する声も出ています」

 東京都へのワクチン供給はいつから止まっているのか。都の感染症対策部の担当者を直撃するとこう説明した。

「東京都から政府に14日の週の後半にワクチンを要請しました。19日は小池知事が官邸にいき、菅首相にワクチンの要望書も出していると思います。ですが、23日に『供給ができない』、『今後の供給の目途もたっていない』と回答が来ました。その理由はわかりません」

 東京五輪を目前に控える東京都ではワクチン接種のために、都内に大規模接種施設を設置し、7月下旬からは青山学院大や一橋大、東京都立大とも連携して、接種を加速していこうとしていた。その中で腰を折られた形だ。今後の影響について先の都の担当者はこう苦境を語る。
「大規模接種施設ではワクチン確保を前提に体制を組んでいるので、ワクチンが来ないとなれば、スケジュールなどを変える必要があるし、接種が遅れてしまう。大学との連携も進まなくなる」

 大学側にも見解を求めると、ワクチンの供給の目途が立っていないことを知らされていないようで、「現時点では聞いていない」(青山学院大広報)、「まだ都から話は来ていない。特段にコメントはない」(一橋大広報)、「ワクチンが足りない状況があるのであれば、東京都と検討して、対応を決めていく」(東京都立大担当者)と一同に困惑した様子を見せた。

 厚労省健康局予防接種室の担当者に東京都への供給を拒否した理由を直撃したところ、「現在、精査中ということです」と都の見解と食い違う回答をした。今回の決定は誰が行ったのか、と尋ねると、「それは何とも言えない。厚労省だけで決めるものではない」と言葉を濁した。もう一度、誰がどう意思決定をしているのかと尋ねると、「厚労省の中では健康局となるが、大臣や官邸も関わるので…」と繰り返した。

 新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、五輪を目前に控える東京でワクチン供給がストップすれば、とばっちりを受けるのは、1400万人もいる都民だ。円滑に進むことを願いたい。
(AERAdot.編集部 吉崎洋夫)

感想
ワクチンを政争の道具に使わないで欲しいものです。

菅首相が成田の検疫を見学して、入国時のチェックを厳しくするよう指示したとのことですが、まさにパーフォーマンスですね。
やっていることが遅いです。
感染者を泉佐野市に移動させてしまい、濃厚接触者を増やしてしまっています。
きちんとやろうという意欲がないのか、論理的思考が苦手なのか、素人よりもひどいです。
周辺のスタッフがきちんと意見する人がいないのでしょうか?
そうでした。意見する人は飛ばされたり左遷されるので意見する人はいなかったのでした。

「自殺」柳美里著 ”命 宮越由貴奈(小学4年)&よっくんのポエム”

2021-06-29 01:17:08 | 本の紹介
柳美里さんが31歳の時に発行された本です。
24歳の時に高校で“自殺”について講演された内容が主にまとめられています。

・学校にいるのと同じくらい、家にいるのがイヤでした。小学5年のときに母が恋人と暮すために家を出て、私といちばん下の弟は母と、上の弟と妹は父と暮すことになりました。私はその母の恋人とうまくいかなくて・・・。トリュフォーの『大人は判ってくれない』という映画、観たことあります? 少年院のようなところに連れて行かれる途中で、男の子が車から抜け出して海にいくんです。その少年のように学校をエスケープしては、海に行きました。中学2年の冬、今日こそは自殺しようと考えて、埠頭に立ちました。私は全然泳げないから海に飛び込めば溺れるんですが、ちょっとオッカナイ気もしたから、ウイスキーを飲んだんです。でもなぜか浮かびあがって-、死にきれませんでした。

・死ぬのなら、電車に飛び込んだり、高いところから飛び降りたりすれば確実なんだろうけど、その確実な方法を選ばなかったというのは、どこかで死ぬのを怖れていたんだと思います。

・ひとが自殺をする理由はひとが生きる理由ほどあるんです。けれどひとが死を選ぶ本質的な理由は、自己の尊厳を守るという強い動機に支えられている、といえます。自殺は尊厳死であるといってもいいと思います。ひとは、自己を脅かしつづける屈辱を葬り、自己の尊厳を守る権利があるということをおぼえておくべきだと思います。

・私にとって生きることは書くことです。生きる意味が失われば、死を選ぶというのは、当然だと考えています。もし私が書けなくなっても生きなければならない運命にあるとしたら、それは生きながらの死です。

・ぶざまに生きることを拒否するというのは、すべての自殺者の共通の思いだったに違いありません。

・12歳の詩人 岡真史の死『ぼくは12歳』詩集
「ぼくの心」
からしをぬったよ
体に
そうしたら
ふつうになったんだ
よっぽど
あまかったネ
ぼくの心って

「ひとり」
ひとり
ただくずれさるのを
まつだけ

彼の死後発見された日記には、4年生のときにいじめがあって、いじめられたときに岡君はケロッとして、「大したことないんだよ。大人がみんな大げさに騒ぐからいけないのさ」とお母さんにいっていたにもかかわらず、その日記には、「ぼくは今日、〇〇になかされた」「また〇〇にやられちゃった。泣いてしまって恥ずかしかった」などと書いていたんです。

・太宰治
物語を書き綴る以外には能がない。
まるっきり、きれいさっぱり能がない。自分ながら感じている。
・・・
いまは、すべてをあきらめた。何をさせてもだめな男である。確認した。
そうして、自分にも、あまり優れたものとは思われない。たわいのない物語を書いている。

・精神科のお医者さんに、「最近もあのときみたいな感じなんですけど、どうしたら治るでしょうか」と相談したら、「ばかもの」といわれて。「そういう中で書いているんじゃないですか、薬でおさえることはできるけれど、そうしたら、あなたは書けなくなるんじゃないですか」といわれて、どうしようもないなと思いました。

・私の自殺に対する考えの中心をなしているのは、生のなかに死をプログラムすべきだということです。ドクター・キリコについての箇所で、「自殺の衝動を制御したければ死をコントロールする方法を考えるべきだ」と述べたのは、どんなにポジティブに生への意志を持っていても、必ずいつかは死が訪れるのだから、予め死の準備をしておくべきだと言いたかったのです。私は死をプログラムすることが、生きる価値と意味を喪失してしまった現代社会において、自殺をコンロロールする唯一の方法なのかもしれないと考えています。

・私は今日ほど考えることが軽んじられている時代はないと思っていますが、誰でもいつかは死とは何かを考えないわけにはいかないのです。だとすれば、まず生のなかに存在する死を受容することからはじめたらどうかと言いたいのです。

・自殺の理由のほとんどは虚栄とナルシズムがもたらしたものだと思います。ただ、虚栄とナルシシズムが何故に自らの手によって自己を消滅させるほどのエネルギーを生み出すかが問題なのです。私は人間はその二つがなければ生のエネルギー、そして文明を作り出すことができなかったのではないかと考えます。

感想
「JR上野駅」柳美里著 ”2020年の全米図書賞受賞”

確かに自分の尊厳が脅かされてまで生き続ける必要はないのかもしれません。
ただ、自分の尊厳は周りが何と言おうが自分から投げ捨てない限り奪われません。
インド独立の父と言われているガンジーの言葉
「あなたが自ら誇りを投げ捨てない限り、誰もあなたから誇りを奪い取ることはできない」
を自分の言葉としたいです。

自殺する選択肢は個人にあると思います。
でも今実行する前に、まだまだ出来ることがあると思います。
出来ることがないと信じ込んでいるだけのことはないでしょうか。
実際、柳美里さんも自殺未遂したけど、生き残ったので、その後の活動があり、多くの人に力を与えています。
柳美里さんが自殺未遂をして助かったのはたまたまでした。
たまたま自殺未遂が未遂で終わらずに死ぬ人も多くいます。
一人で苦しまないで欲しいです。
誰かに話をする、誰かを頼ることは弱いことではありません。

自殺する前に下記のサイトを見てもらえませんか?
http://inorinohinshitu.sakura.ne.jp/mpdf/denchigakirerumade.pdf
生きたくても生きられなかった少女が残した詩です。

命 宮越由貴奈(小学4年)
いのちはとても大切だ
人間が生きるための電池みたいだ
でも電池はいつか切れる
命もいつかなくなる
電池はすぐにとりかえられるけど
命はそう簡単にはとりかえられない
何年も何年も
月日がたってやっと
神さまから与えられるものだ
命がないと人間は生きられない
でも
「命なんかいらない」
と言って
命をむだにする人もいる
まだたくさん命がつかえるのに
そんな人を見ると悲しくなる
命は休むことなく働いているのに
だから、私は命が疲れたと言うまで
せいいっぱい生きよう

良かったら下記のサイトも見ていただけませんか?
自殺を考える人はとても苦しいと思います。
でも自殺する前にぜひ見て欲しいです。
よっくん のポエム ☆ POEM ☆ ぽえむ
ここにはよっくんが書いてきた心温まる詩が たくさんあります。
よっくんは平成17年12月29日 12歳でお星様になりました。

よっくんのポエム
上記のサイトには、生きたくても生きられなかった子どもたちのことが紹介されています。