安部首相が衆議院解散、総選挙を明確にされました。数日前には一言も指示していないと記者会見で明言されていましたが・・・。
今回のことで原発の安全面強化を行って来なかったことを思いだしてしまいました。当時、真剣に対応していれば防げたかもしれません。ご自分の当時の責任をどう思われていのでしょうか?
http://blog.goo.ne.jp/egaonoresipi/d/20140702
2006年12月13日の共産党の吉井英勝参議院議員の質問に対し
2006年12月安倍首相の返答;
「日本の原発で電源喪失はない」
「外部電源から電力の供給を受けられなくなった場合でも、非常用所内電源からの電力により、停止した原子炉の冷却が可能である」
「同発電所一号炉の事案と同様の事態が発生するとは考えられない」
福島の原発事故は起きないと断言された当時の安倍首相です。
しかし、福島原発事故は起きました。安倍首相はご自分の当時の責任と発言の重さをどう思われているのでしょう?
そして、今回は解散の意義がない総選挙だと言われています。総選挙費用は590億円かかると言われいます。
安部首相は、「消費税を10%に上げるのを延長することの信を問う」ことが総選挙の焦点だと発言されています。民主党も延長を容認しています。どの政党も延長は賛成しています。もし、解散で信を問うなら「秘密保護法、集団自衛権、原発継続」を行ったことの信を問いたいというなら、よく理解できます。
前回の総選挙では590億円の費用がかかりました。借金王国の日本がこれだけの費用を今使って、「消費税10%実施の延長を引き伸ばし」の信を問うと安部首相は本気で思っておられるのでしょうか?本気だとすれば、国民を愚ろうしていることであり、安倍首相のレベルを疑いたくなります。
本当の考えは、今なら大きく議席を減らさず公明党と合わせて2/3議席を確保できる、最悪でも自民党過半数を得られるので、その期間を延ばしたいと思っているのではないでしょうか?
結局、国民が「安部首相が行ってきた、秘密保護法、集団自衛権、原発継続など」に対して信を与えるかどうかの総選挙だと思います。安倍首相のことですから、選挙ではそのことを一切言われずに、選挙後過半数以上を得ると、「私が行ってきた様々な施策は国民の信を得た」と発言されるのでしょう。