https://www.jiji.com/jc/article?k=2019123100111&g=soc 時事通信2019年12月31日
日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)がレバノン入りしたと日本時間31日、欧米メディアが一斉に報じた。ゴーン被告は日産資金を自身側に還流させたとして会社法違反(特別背任)罪などに問われ、保釈中。東京地裁の決定で海外渡航が禁止されている。関係者によると、検察側、弁護側とも事前に出国を把握せず、無断出国の疑いがある。
「政治的迫害から逃れた」 レバノン入り認める声明―ゴーン被告
ゴーン被告は声明を発表し、レバノンにいることを認めた上で「不当な処置や政治的迫害から逃れた」と主張した。
ゴーン被告はレバノンにも国籍がある。パスポートを弁護士に預けることも保釈条件の一つで、弁護団によると、3冊のパスポートを預かったという。大使館などを通じて出国した可能性もあり、東京地検が確認を急いでいる。検察当局はレバノン入りが確認できれば、外交ルートで引き渡しを要請する見通し。関係者によると、ゴーン被告名での出国記録は見つかっていない。
弁護団の弘中惇一郎弁護士は31日午後、記者団に「報道以上は知らない。当惑している」と語った。被告とは連絡が取れていないという。弘中弁護士によると、ゴーン被告は24日に事務所での会議で今後の公判の打ち合わせをし、25日に地裁であった公判前整理手続きに出席した。20年1月7日の次回会議にも参加する予定だった。
感想;
レバノンが引き渡しに応じることはないでしょう。
事前にレバノン政府と何らかの確認があったものと思われます。
入管もお粗末だったのでしょう。
日本の検察の問題点をこれから、ゴーン氏は発言すると言われています。
確かに、詩織さんを準強姦した山口氏をタクシー運転手ととホテルマンのはっきりした証言があったのに、不起訴にし、検察審査会も不起訴にしたのですから、おかしいと思います。
また、甘利代議士の収賄疑惑も不起訴も。
村木厚子元厚労省次官の逮捕を捏造を検察がしました。
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/ゴーン被告の逃亡劇、世界も驚き「どんな方法で」「条件破った」/ar-BBYuzeW?ocid=spartandhp
ゴーン氏も関与したかと思いますが、それを日産の役員が認めていたのですから、経営陣全員の責任だと思うのですが・・・。
ゴーン被告の逃亡劇、世界も驚き「どんな方法で」「条件破った」 毎日新聞 019/12/31
「突然だった逮捕に匹敵するような『日本出国劇』だ」――。仏AFP通信は12月31日、日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)が、レバノンへ渡航したことをこう報じた。厳格な司法行政で知られる日本からの「逃亡劇」を、世界の主要メディアは驚きを持って速報した。
ゴーン前会長は2018年11月、東京地検に金融商品取引法違反容疑で逮捕されたが、その直後から、欧米メディアでは日本の司法制度に対する批判的な報道が目立っていた。
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、今回の出国を伝える記事で、被告が保釈後も家族との連絡を禁止され、妻キャロルさんが自宅でシャワーを浴びた際には、家宅捜索にきた地検職員に浴室前で待たれていたと報道した。
欧米では事件の容疑者に対しても「推定無罪」の原則に基づき、長期勾留を避けるなどの対応が取られるのが一般的。同紙はゴーン前会長の100日間以上の勾留とさまざまな禁止事項がある保釈条件を詳細に報じ、「ゴーン氏の事件は、日本の司法制度の公正さに対する疑問を生じさせた」と指摘した。
英BBCは東京からの放送で、ゴーン前会長が弁護士にパスポートを預けた状態で出国したことを報道。在京特派員は「もし出国が事実なら、明らかに保釈条件を破ったことになる」とし、「日本は島国であり、どのような方法で出国できたのか」と驚きを隠せない様子だった。
独DPA通信はレバノン治安当局者の話として、ゴーン前会長が29日夜にはプライベートジェットでレバノン入りしていたと報じ、「ゴーン氏は独断で日本の当局の許可を得ること無くレバノンに入国した」と伝えた。【中西啓介】
日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)がレバノン入りしたと日本時間31日、欧米メディアが一斉に報じた。ゴーン被告は日産資金を自身側に還流させたとして会社法違反(特別背任)罪などに問われ、保釈中。東京地裁の決定で海外渡航が禁止されている。関係者によると、検察側、弁護側とも事前に出国を把握せず、無断出国の疑いがある。
「政治的迫害から逃れた」 レバノン入り認める声明―ゴーン被告
ゴーン被告は声明を発表し、レバノンにいることを認めた上で「不当な処置や政治的迫害から逃れた」と主張した。
ゴーン被告はレバノンにも国籍がある。パスポートを弁護士に預けることも保釈条件の一つで、弁護団によると、3冊のパスポートを預かったという。大使館などを通じて出国した可能性もあり、東京地検が確認を急いでいる。検察当局はレバノン入りが確認できれば、外交ルートで引き渡しを要請する見通し。関係者によると、ゴーン被告名での出国記録は見つかっていない。
弁護団の弘中惇一郎弁護士は31日午後、記者団に「報道以上は知らない。当惑している」と語った。被告とは連絡が取れていないという。弘中弁護士によると、ゴーン被告は24日に事務所での会議で今後の公判の打ち合わせをし、25日に地裁であった公判前整理手続きに出席した。20年1月7日の次回会議にも参加する予定だった。
感想;
レバノンが引き渡しに応じることはないでしょう。
事前にレバノン政府と何らかの確認があったものと思われます。
入管もお粗末だったのでしょう。
日本の検察の問題点をこれから、ゴーン氏は発言すると言われています。
確かに、詩織さんを準強姦した山口氏をタクシー運転手ととホテルマンのはっきりした証言があったのに、不起訴にし、検察審査会も不起訴にしたのですから、おかしいと思います。
また、甘利代議士の収賄疑惑も不起訴も。
村木厚子元厚労省次官の逮捕を捏造を検察がしました。
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/ゴーン被告の逃亡劇、世界も驚き「どんな方法で」「条件破った」/ar-BBYuzeW?ocid=spartandhp
ゴーン氏も関与したかと思いますが、それを日産の役員が認めていたのですから、経営陣全員の責任だと思うのですが・・・。
ゴーン被告の逃亡劇、世界も驚き「どんな方法で」「条件破った」 毎日新聞 019/12/31
「突然だった逮捕に匹敵するような『日本出国劇』だ」――。仏AFP通信は12月31日、日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)が、レバノンへ渡航したことをこう報じた。厳格な司法行政で知られる日本からの「逃亡劇」を、世界の主要メディアは驚きを持って速報した。
ゴーン前会長は2018年11月、東京地検に金融商品取引法違反容疑で逮捕されたが、その直後から、欧米メディアでは日本の司法制度に対する批判的な報道が目立っていた。
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、今回の出国を伝える記事で、被告が保釈後も家族との連絡を禁止され、妻キャロルさんが自宅でシャワーを浴びた際には、家宅捜索にきた地検職員に浴室前で待たれていたと報道した。
欧米では事件の容疑者に対しても「推定無罪」の原則に基づき、長期勾留を避けるなどの対応が取られるのが一般的。同紙はゴーン前会長の100日間以上の勾留とさまざまな禁止事項がある保釈条件を詳細に報じ、「ゴーン氏の事件は、日本の司法制度の公正さに対する疑問を生じさせた」と指摘した。
英BBCは東京からの放送で、ゴーン前会長が弁護士にパスポートを預けた状態で出国したことを報道。在京特派員は「もし出国が事実なら、明らかに保釈条件を破ったことになる」とし、「日本は島国であり、どのような方法で出国できたのか」と驚きを隠せない様子だった。
独DPA通信はレバノン治安当局者の話として、ゴーン前会長が29日夜にはプライベートジェットでレバノン入りしていたと報じ、「ゴーン氏は独断で日本の当局の許可を得ること無くレバノンに入国した」と伝えた。【中西啓介】