幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

自民・杉田氏、アイヌやゆ投稿 16年に、野党「感覚疑う」 "人として問題の人を政務官にする問題の岸田首相”

2022-11-30 20:00:00 | 社会
https://nordot.app/970594128282894336?c=899922300288598016 2022/11/30 共同通信社

 自民党の杉田水脈総務政務官が2016年、自身が出席した会議の参加者についてブログに「チマ・チョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。完全に品格に問題があります」とやゆするような投稿をしていたことが分かった。立憲民主党の塩村文夏氏が30日の参院予算委員会で指摘し「人権感覚が疑わしい」と批判、岸田文雄首相に更迭を求めた。

 会議はスイスで開かれた国連女性差別撤廃委員会。杉田氏は16年2月、自身のブログに「目の前に敵がいる!大量の左翼軍団」と記載。参加者の記者会見を見に行くと、大勢に囲まれたとし「同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」と書いた。

感想
杉田水脈議員が敗訴 高裁で「いいね」が名誉感情を害する意図があると認められた理由 ”杉田水脈議員(現・総務政務官)を政務官に任命した岸田首相の判断力の無さ!”

杉田水脈氏、「保育所で洗脳教育」投稿を撤回…「不用意な発言だった」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b614485753850c271065ed2b6049aacb8de2250d


次から次へと、問題発言をする杉田水脈氏、人間として問題ありと言わざるを得ません。
それを政務官にする岸田首相も、問題発言を問題にしない人のようです。

発言した言葉を撤回すれば済む問題ではないです。
少なくとも迷惑をかけた人に謝罪して欲しいものです。

電通が「入札回避」要請、特捜部が示唆メール入手…組織委側と受注調整を主導か ”検察はどこまで本気で行うか?”

2022-11-30 08:51:38 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/139e7af6b7f85ddc6d0899cea0b5baf079854dac 11/30(水) 5:03 読売新聞オンライン

 東京五輪・パラリンピックのテスト大会事業を巡る入札談合事件で、大手広告会社「電通」側が他の落札企業側に対し、受注を希望する競技会場以外は入札に参加しないよう事前に要請していた疑いのあることが関係者の話でわかった。東京地検特捜部は、電通側が落札企業側に入札回避を求めたことを示唆するメールを入手。電通が大会組織委員会側とともに受注調整を主導したことを示す証拠の一つとみている。

 特捜部と公正取引委員会は25日の電通、28日の「博報堂」に続き、29日に「ADKマーケティング・ソリューションズ」(東京都港区)を独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で捜索。広告トップ3社が全て強制捜査を受ける事態となった。

 談合の疑いがあるのは、組織委が2018年に実施した各競技のテスト大会を計画立案する業務の入札。1~2競技会場ごとに26件が行われ、電通など9社と一つの共同事業体が総額約5億3700万円で落札したが、組織委側と電通は入札前に応札が見込める企業の受注意向を一覧表で共有し、実際の受注もほぼ表の通りだったとされる。

 関係者によると、26件の大半は「1社応札」となったが、入札の経緯について、一部の落札企業側が特捜部に対し、電通側から入札前に「受注希望会場以外は入札参加しないでほしい」と要請されたと説明。特捜部は、こうした要請を示唆するメールを入手したという。

「トレス」が入るビルから段ボールを運び出す係官ら(29日午後4時14分、東京都中央区で)

 電通幹部らは特捜部の任意の事情聴取に対し、談合の認識を否定したという。

 特捜部と公取委は29日、ADKのほか、電通のグループ会社で広告制作会社の「電通ライブ」(千代田区)、イベント会社「シミズオクト」(新宿区)、同「トレス」(中央区)、同「ジエブ」(港区)の4社も捜索した。

 電通ライブは業務の一つを落札。また、同社とシミズオクトは業務を落札した番組制作会社「フジクリエイティブコーポレーション」の再委託先だった。ジエブも電通から再委託されていたという。特捜部は、これらの企業が再委託に回る代わりに、入札への参加を見送る受注調整があったとみている。

 ADKと電通ライブ、シミズオクト、ジエブは29日、「捜査に協力する」などとするコメントを出した。

感想
検察がどこまで本気で追究するかですね。
それがないと検察の存在意義が問われます。
プライドを持って仕事をしていただきたいです。

それにしても電通の社員、甘いですね。
メールは残るので、残らない方法で行うことです。
電話も相手が録音している可能性があります。

17年前の小学校いじめ調査 神戸市教委が隠蔽 報告書素案が指摘 ”隠蔽&虚偽報告して出世/佐川氏と同じことが起きている”

2022-11-29 08:50:00 | 社会
https://news.line.me/detail/oa-mainichi/ba54xit3ncwd?mediadetail=1&utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=none 2022年11月28日 20:29毎日新聞
 神戸市立小学校で17年前に男児が同級生から金銭を脅し取られるなどのいじめを受けた問題で、第三者による調査委員会が「市教育委員会が調査記録の存在を意図的に隠蔽(いんぺい)した」とする調査報告書の素案をまとめたことが28日、明らかになった。いじめ発覚直後に学校側が調査した記録があったが、市教委は2021年まで存在を否定していた。

 訴訟記録や被害者側によると、05~06年当時、小学生だった兵庫県内の男性(28)は複数の同級生から日常的に暴力を受けて、50万円超を脅し取られるなどした。裁判では1、2審ともいじめが認定されたが、市教委は被害者から十分な聞き取りができなかったことなどを理由に「いじめと判断できない」と主張してきた。

 だが報告書素案によると、学校は発覚直後に担任らが被害者から聞き取りをし、時系列の記録を作成していた。10年に男性側が情報公開請求した際、市教委は調査記録について「教員が作成したメモや備忘録で公文書と扱わない」との対応を決め「存在しない」と回答。市議会でもつじつまを合わせるため、市教委幹部が資料の存在を否定してきた。

 素案はいじめがあったことを認定したうえで、市教委の一連の対応について「資料の秘匿という違法行為を隠蔽するため、さらに虚偽答弁を重ねた非常に悪質な行為」と批判している。

 この問題を巡っては、学識経験者や弁護士でつくる調査委が20年に設置され、市教委や学校の対応を検証してきた。翌年、市教委は「ない」としていた調査記録を男性側に開示した。

 素案は17日にまとめられ、男性の父親(59)が28日に公開。父親は記者会見で「隠蔽に関与した市教委の職員たちが責任を問われず、出世している。組織的な隠蔽体質があった」と非難した。市教委は「最終報告書が出るまで内容についてのコメントは控える」としている。【山本真也】

感想
教育委員会の委員としての資格が不適切です。
隠蔽して、虚偽報告して出世しています。
佐川氏と同じです。
トップに問題があるようです。

さて、今のトップはどうされるのでしょうか?

78歳加賀まりこさん、60代に激励。「人からどう思われるかなんて考える必要ない!」 ”多くの人生経験を積まれた方だからこし、言葉に重みがある”

2022-11-28 20:16:16 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/34abd866663a3ed28d3b364e264e29de1070baf5 11/27(日) 20:01 ESSE-online
家族や仕事が第一優先で、自分のことはあと回し。そうやってがむしゃらにがんばってきたなかで、ふと立ち止まって「これから」の人生を考えたときに「どう生きたいのか」「なにがしたいのか」に悩む50代、60代が増えています。豊かに広がるセカンドライフで、もっと生き生きと自分らしく輝くためのヒントとは?自閉症の子どもをもつパートナーと、59歳から事実婚を続ける女優の加賀まりこさんに、どんなときも自分の気持ちに正直に生きる大切さをうかがいました。

「私は欲深いの」加賀まりこさん流・毎日を豊かに生きるヒント

これからの人生をより楽しく、充実したものにするために…。10代のデビューから78歳の今に至るまで第一線で活躍する加賀まりこさんが、心強いエールを送ってくれました。

●明日どうなろうと、やりたいことをやる
「いちばん言いたいのは、人からどう思われるかなんて考える必要ない! ってこと。人間関係も仕事も趣味も“好きなこと”だけに囲まれていればいいんだから」

子育ても仕事も一段落し、これから第二の人生を送る読者世代。自分のための時間をどう過ごしていこうか…と悩む人へ向けて、加賀まりこさんが、力強い言葉をかけてくれました。17歳で映画デビューして以来、旧来の価値観に縛られない率直な発言と行動で、ときにバッシングを受けたことも。それでも、「世間体なんて気にせず、自分に正直に生きてきた」ときっぱり話します。

「たいがいの愚痴や悩みって、人の目を気にするせいで生まれるのよね。でも、ほとんどの人は他人のことなんて考えちゃいない。私だって1ミリもそんな暇ないわよ。他人の評価は無視するくらいでちょうどいいの」

新しいことに尻込みしてしまう人には、気持ちのおもむくままに動くことで、自分の世界を広げていく大切さをアドバイスしてくれました。

「若い人向けのお店にも気にせず買いに行くし、人気のラーメン屋にも並ぶ。服を買うときは『孫のじゃなくて、私のよ!』って先に言うのね。たいがい誤解されるから(笑)。本屋には毎日のように行って新刊をチェックします。最近では宇野 碧さんの『レペゼン母』がおもしろかったかな。私は欲深いのね、きっと。本を読んでいて『今日は100ページまで読んだらやめよう』と思っていても、おもしろければ全部読んじゃう。次の日、目が痛くなってつらいんだけどね。でも、明日どうなろうと読みたいものは読むし、食べたいものは食べる。自分の“欲”に対して正直でいることって、大事だと思うから」

持ち前の旺盛な好奇心が発揮されるのは、人づき合いでも同じです。

「私は昔から、興味をもった人には自分からノックして友達になってきた。だって、待っていたってだれが声をかけてくれるの? 人生、そんなに甘くない。自分で動かなきゃいいことなんて起きないでしょ。あなたを知りたいという気持ちが伝われば、相手も嫌な気はしないだろうしね。冷たくされたら、間違えました! ってUターンす

●自閉症の子をもつシングルファーザーだったパートナー。大変さも分かち合いたい
あきらめずにノックした相手のひとりが現在のパートナー。長年の麻雀仲間だった彼に「恋人としてつき合ってほしい」と伝えた結果、ようやく恋が実り、59歳のときから事実婚を続けています。

「彼は、シングルファーザーとして自閉症の息子を育てていて、女性とつき合う気がなかったのね。振り向いてもらうまでは時間がかかったけど、私も彼の事情はわかっていたから待つことができた」

パートナーとなってからは早くも20年。今では「無防備に口をあけて寝られるような、気を使わない関係」になったと話します。

「そりゃ最初のうちはカッコつけてたけどね、今はぜーんぜん。ただ、ふたりの記念日をちゃんと私が覚えていると、『おっ、覚えてたの?』とうれしそうなのよね(笑)。彼はお父さん的なところがあって、私が電話で乱暴な口を利いていると、『ああいう言い方はしないように』なんて怒られるのよ。反対に、地図を読むのが苦手な彼に私がブーブー文句を言うこともあるし。でも基本的に、ふたりでいるときは、ほとんどふざけてるわね。彼のつまんない冗談に、私が『却下!』って言ったりね(笑)」

ふたりの関係について、「わかり合おうとは思わないけど、分かち合って生きていきたい」と加賀さん。それは、けっして楽しい時間だけを目指すのではなく、相手が背負ってきたものごとも含まれています。

「自閉症の子をもつ親にとって、自分が先に死んだらこの子はどうなるんだろう…? というのは永遠の課題よね。ついこの前も、今後のことを考えて遺言書をつくっておこうと、ふたりで司法書士の事務所に行ったんです。親である彼とまったく同じ気持ちになれるわけではないけど、彼の大変さを少しは分かち合いたいと思うから」

11月28日発売の『60歳からはわたし基準でうまくいく!』(扶桑社刊)では表紙を飾る加賀まりこさん。健康や体力を維持するための生活習慣についてもお話しいただいています。60代からの暮らしを考えるヒントがたくさん。ぜひチェックしてみてください。
ESSEonline編集部

感想
加賀まりこさん、よいパートナーに巡り合えたようです。
山上の垂訓「門を叩け、さらば開かれん」
確かに、門を叩かないと、一生開く機会は来ないでしょう。
加賀まりこさんの口から出ると、重みをもって伝わってきます。

言葉は誰の口から出たかで、重みが全く違います。
人は言葉を選んで話していますが、実は言葉も人を選んでいるのです。
普段から行動が伴っていない人は、いくら立派なことを言っても、嘘っぽく聞こえます。

昔、信頼性保証本部長が信頼性保証本部全員の前で、コンプライアンスが大切だと言われました。
それを聞いていた人(前の部署で本部長が上司だった)が、「コンプライアンス違反ばっかりやって来た人が・・・」とつぶやいていました。

「君子豹変する」との言葉があります。
君子は立場が変わると、豹変するのです。
ところが凡人は前を引きずり豹変できません。
その本部長は君子なのか、調子の良い人なのか。

「みにくいあひるのこ」アンデルセン作 ”子どもの頃読んだお話を年取ってから読み直し、学んだこと”

2022-11-28 18:33:18 | 本の紹介
・あひるのこは、今までがまんしてきた悲しみや苦しみを、すべてわすれるほどのよろこびをかんじました。そして、このしあわせを、しみじみかみしめました。

・わかい白鳥は、いじめられ、ばかにされていたころのことをかんがえながら、うつくしい白鳥たちの中でもとくにうつくしい、といってくれるみんなの声を、きいていました。

・「これほどしあわせになるなんて、ゆめにもおもわなかった。だって、ぼくは、みにくいあひるの子だったんだもの」

感想
みにくいあひるの子YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=PSDFrS64Y_k


虐められ、辛い時を過ごしても、何とか生きていると良くなることがあるのでしょう。
まさに人生での生き方を示してくれているように思いました。

今が苦しくても、それを忘れるほどの幸せが来たのです。
苦しいときには、そんな未来が来るとは思っていませんでした。
でも、頑張って生きてきたのでしょう。

いつかよくなると信じて生きることなのでしょう。
絵本は深い意味を持っているようです。
大きくなってから読み直すと新たな発見しますね。

『北風と太陽』でもそれを学びました。
講演で紹介しています。
イソップ童話「北風と太陽」での太陽の最大の勝因は、コートを脱ぐという意思決定を旅人自らにさせたこと。
「相手にやってもらうと期待したり無理やりやらそうとするのではなく、相手が自らやりたいと思うように上手く持って行く」

北風と太陽

イソップ童話「北風と太陽」から社会人が学ぶこと


「みにくいアヒルの子」から学ぶ教訓は?あらすじ、おすすめ絵本も紹介
https://honcierge.jp/articles/shelf_story/6974
より
童話「みにくいアヒルの子」は、作者であるアンデルセン自身がモデルだといわれています。一体彼はこの物語でどんなことを伝えたかったのでしょうか。この記事ではあらすじを説明したうえで、「みにくいアヒルの子」が生まれた背景や、物語から学べる教訓を考察していきます。あわせておすすめの絵本も紹介するので、ぜひご覧ください。

「みにくいアヒルの子」のあらすじを紹介
アンデルセン童話のひとつ「みにくいアヒルの子」。作者はデンマークの作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセンです。まずはあらすじをご紹介しましょう。

とあるアヒルの群れで、卵が孵りました。しかし1羽だけが黒い雛で、アヒルの親はその姿に驚きます。しかし他の雛と同じように上手に泳いだため、一緒に育てることにしました。

ただ黒い雛は、周りのアヒルたちから「みにくい」といじめられ、耐えきれなくなって家族のもとから逃げ出します。

しかしみにくいアヒルの子は、他の群れへ行ってもいじめられてしまうのです。しだいに、生きることに疲れてしまいました。

冬が終わって春になる頃、みにくいアヒルの子は自分を殺してもらおうと、白鳥が住む水辺に向かいました。そこで水面に映った自分の姿に驚きます。

黒くてみにくい姿だった雛は、成長して立派な白鳥の姿になっていたのです。そして白鳥の群れにあたたかく迎え入れられ、幸せに暮らしました。

「みにくいアヒルの子」が生まれた背景は。アンデルセンが伝えたかったこととは
作者のアンデルセンは、とても貧しい家庭で育ちました。幼い頃に父親が他界し、学校へ通うこともままならなくなります。夢だったオペラ歌手になることは諦めたものの、周囲の助けもありなんとか大学へ進学することができました。しかしいじめを受ける日が続き、孤独な日々を送ったといいます。

卒業後はヨーロッパの各地を転々としながら、詩や小説、童話を創作。行く先々で貧富を問わずさまざまな人と交流をし、愛される物語を生み出す作家となりました。

アンデルセン童話としばしば並び称されるグリム童話は、古くから伝わる民話を収集、編纂したものです。それに比べてアンデルセン童話は創作なので、そのオリジナリティの高さは驚くべきものだといえるでしょう。

アンデルセンの初期の作品は、主人公が亡くなってしまう結末のものが多く、これは「貧しい者は死ぬ以外に幸せを掴めない、その事実を社会は見て見ぬふりをしている」という彼自身の訴えを重ねていたと考えられています。「みにくいアヒルの子」は、そんなアンデルセンが創作した作品のなかでも彼の人生そのものを表しているといわれる物語です。

アヒルの親のもとに生まれた黒い雛は、容姿のみにくさからいじめを受け、死を覚悟しますが、最終的には自分が白鳥だと気付いて幸せに暮らすことができました。

アンデルセンは、自身とみにくいアヒルの子を重ね合わせ、どんな人でも、生きていれば幸せになる可能性があることを伝えたかったのかもしれません。

「みにくいアヒルの子」から学べる教訓を考察
物事の本質を見ずに、見た目だけで判断してはいけない

アヒルの親のもとに生まれた1羽の黒い雛。周囲から「みにくい」といじめられたのは、彼が皆と異なる姿をしていたからです。

アヒルの親は当初、他の雛と同じように上手に泳ぐことができたため、一緒に育てようとしてくれました。ところが同じ群れのアヒルたちからは見た目が違うことからいじめられてしまうのです。

いじめに耐えかねた雛は、群れを離れてさまざまな場所を転々とします。時には手を差し伸べてくれる者も現れましたが、その周りのものはその場に留まることを許してくれません。雛はしだいに、「自分がみにくいせいだ」と思い込み、死を選択しようとします。

このことから、周りのアヒルたちと同じように、雛自身も物事を見た目で判断してしまっていることがわかります。雛の本質を見極めていたのは実はアヒルの親のみ。物事の表面しか見ていないと、誤った道に進みかねないのです。

「コンプレックス」ではなく、「個性」として受け入れることが大切

物語の終盤、黒い姿で生まれた雛は、自分が白鳥だったことを知ります。白鳥の群れに迎え入れられ、ようやく平穏な生活を手にすることができました。

それまで雛は、周囲の評価から自分をみにくいと思い込み、水面に映る姿を見るまで自分が白鳥に成長していたことに気付きませんでした。もしも彼が最初から自分の見た目を「コンプレックス」ではなく「個性」ととらえていたならば、環境は大きく変わっていたかもしれません。