幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

片山さつきも参戦! NHK貧困JKバッシングの嫌な感じ  ”想像する力がない、あっても問題を優先?”

2016-08-31 20:43:40 | 社会
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e7%89%87%e5%b1%b1%e3%81%95%e3%81%a4%e3%81%8d%e3%82%82%e5%8f%82%e6%88%a6%ef%bc%81-nhk%e8%b2%a7%e5%9b%b0jk%e3%83%90%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%81%ae%e5%ab%8c%e3%81%aa%e6%84%9f%e3%81%98/ar-AAigRp0?ocid=spartandhp#page=2

「なんであそこまでやるのか。高校生相手にですよ」

 神奈川県子ども家庭課の小島厚課長(55)は憤りを隠さない。8月18日、NHKの「ニュース7」内で報道された話題が、ネット上で“炎上”したことだ。

 ニュースは県の「かながわ子どもの貧困対策会議」が開いたイベントを紹介したもので、ある女子高生が実名で自身の窮状を話す様子も映し出された。母子家庭に育ち、母親の仕事もアルバイトで経済的に厳しいこと、キーボードだけを購入してパソコンの練習をしたこと、専門学校進学を諦めたことなどが報じられた。

 だが、報道後まもなく、ネット上では、画面に映った女子高生の画材が高額だとか、彼女がツイッターでつぶやいた映画・舞台の鑑賞や、千円以上のランチを食べたことなどをあげつらい、「これで貧困といえるのか」「NHKのねつ造報道」などの批判で溢れた。個人情報もさらされ、人権侵害といえる状況に発展。

片山さつき議員。以前にも芸人の親族の生活保護受給問題を厳しく追求し、批判された
(c)朝日新聞社© Asahi Shimbun Publications Inc. 提供 片山さつき議員。以前にも芸人の親族の生活保護受給問題を厳…
 さらに20日、この“炎上”に参戦したのが、片山さつき参議院議員だ。自身のツイッターで、「チケットやグッズ、ランチ節約すれば中古のパソコンは十分買えるでしょうからあれっと思う方も当然いらっしゃるでしょう」「NHKに説明をもとめ、皆さんにフィードバックさせて頂きます!」と、女子高生バッシングに加担した。

 前出の小島課長は、

「女子高生は『問題解決につながるから実名で話します』と、大変な勇気をもって臨んだんです。今、本人はかなり消沈していますよ」

 と肩を落とす。騒動は、

「食べ物や着る物がないなど目に見える『絶対的な貧困』と、親の経済的な事情で進学を諦めざるを得ないなど目に見えない『相対的な貧困』を混同して起きてしまったのではないか」(同)

「片山議員の言動は、二つの意味で軽率だ」と指摘するのは、放送ジャーナリズムに詳しい砂川浩慶立教大学教授だ。

「片山議員が自覚するべきは、本来政治が解決するべき若年層の貧困という問題から目をそらすことに政治家が加担したと言われても仕方がない状況をつくったこと。また、ツイッターを見る限り非常にバイアスのかかった情報に基づいてNHKに説明を求めている。高度な公共性が求められるべきだが、それがあったのか疑問。権力の乱用と言われても仕方がない」

 片山議員の本意を聞こうと取材を申し入れたが、「ネット上に出ているコメントが全て」(片山事務所)だそうだ。
※週刊朝日  2016年9月9日号

感想
片山議員にとっては、先ずは、問題点を明確したいとの考えなのではないかと思います。
ご自分の発言が、女子高校生にとってどれだけのインパクトがあって、どのような気持ちになるかを想像することができないか、できても問題を明確にする方が優先するとの判断のように思います。
1)NHKが正しく報道したのか。
2)女子高校生がコンサート行けて貧困?と言えるのか。

女子高校生の感情より、問題を明確にした方がよいと。
ご自分の発言の重さがわかっていないのか、わかって発言されているのかわかりませんが。

女子高校生が傷ついていることだけは想像できます。

「心の絆療法」 稲村博著 ”人は人によって傷つき、人によって癒される”

2016-08-30 08:14:00 | 本の紹介
心の絆療法
1.傾聴と受容
2.電話と面接
3.心の絆を持つ
4.段階的対応

心の絆療法の要点
1.絶対にあきらめないこと
2.息の長い取り組みを続けること
3.心の絆を中心にすえること
4.段階的に対応すること(その人の状況に応じて)
4.人の輪による支援体制をつくること(支援者の輪、その人の輪)
5.危機と孤独にある人こそ対象にすること
6.電話と面接を併用すること
7.生きる意味を体得させること
治療者に求められるのは生へに畏敬と確信

様々な療法と類似点があるとのことで、下記の療法が上げられていました。
危機介入、ロゴセラピー(生きる目的を見出す)、ビフレンデイング(友達になる)、
来談者中心療法、行動療法、生活療法、森田療法

何よりも誠意をもって対応するのが基本だと述べられていました。
最近、受けた研修で”統合失調症の人の支援で薬だけでは十分な支援にならない。
社会の支援、人とのつながりが重要とのことでした。
これは精神疾患の患者さんだけでなく、私たちにも言えることなんだと思いました。


結婚はビジネス、夫は金ヅル!「プロ妻」の豪胆 "結婚相手決定に恋愛感情は不要"

2016-08-29 02:18:00 | 生き方/考え方
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e7%b5%90%e5%a9%9a%e3%81%af%e3%83%93%e3%82%b8%e3%83%8d%e3%82%b9%e3%80%81%e5%a4%ab%e3%81%af%e9%87%91%e3%83%85%e3%83%ab%ef%bc%81%e3%80%8c%e3%83%97%e3%83%ad%e5%a6%bb%e3%80%8d%e3%81%ae%e8%b1%aa%e8%83%86/ar-BBw6qfq?ocid=spartandhp#page=2 ダイヤモンド・オンライン 秋山謙一郎 [フリージャーナリスト]

結婚に愛情は不要。夫=企業と見立てて、優良企業(夫)への入社(結婚)に余念がない「プロ妻」が増えている。中には転職(離婚と再婚)も視野に入れて、退職金(慰謝料)がもらえるようにがんばるという猛者も。プロ妻たちの世界観を取材した。

専業主婦は夫育成ビジネス!「結婚相手決定に恋愛感情は不要」

「早く結婚を決めて、寿退社して、家庭におさまりたいです」――。

 平成の時代にあって、「寿退社」という昭和の香りがする言葉を使って結婚願望を露わにするのは、大阪府内の地場金融機関に勤めるミサキさん(24)だ。そんな彼女にとって、今の勤務先はあくまでも「腰掛け」に過ぎないという。

「専業主婦とは究極のマネージメント業だと私は考えます。ひとりの男性を企業と見立ててその可能性を引き出し、育て、伸ばしていく。そう考えると、専業主婦はとても大きな可能性を秘めたビジネスではないでしょうか?」

 茶色のワンピースに、今年流行のカーキグリーンのサマーカーディガンを羽織るミサキさんは、結婚を夢見る女性というよりも、「やり手の若手女社長」といった雰囲気だ。今は仕事の傍ら、大阪市内の結婚相談所に登録し、専業主婦となるべく“婚活”に励んでいる。

「登録して半年です。最初の2ヵ月間は毎週、土日に1人ずつ会っていました。でも、さすがにスケジュール的にもきつくて。今は毎週金曜日の夜に1人会っています。これまでに50人くらい会いました。今、ひとりお付き合いしようと思っている方がいます」

 大学では音楽系の部活で活躍し、所属ゼミではゼミ長として頑張っていたという活発なミサキさんなら、なにも相談所に登録しなくても結婚相手に恵まれるのではないか。そんな疑問をぶつけると、彼女は冷静な口調でこう語った。

「恋愛はたくさんしてきました。でも、彼らを“企業”として考えると難ありでした。預貯金が少ない、もしくはない。勤務先の企業規模や安定性、家族構成などなどを査定すると、とても優良“企業”に育つだけの基本的要素がありません。恋愛は結婚のきっかけにはなりますが、愛だけで結婚生活が維持できるとは、到底思えません。なので結婚はまず条件面から入ろうと。恋愛は結婚した相手と、結婚後にすればいいわけですから」

係累がない孤独さが良い夫の条件!?プロ妻志望者の目のつけどころとは

 ミサキさんがいくつか挙げた結婚相手の条件は、「旧帝国大学もしくは、それに準じる国立大学、早稲田・慶応クラスの大卒以上の学歴で公務員、または一部上場企業勤務」「親が無借金企業の経営者、または医師、弁護士といった職業に就いている、もしくは遺産を残して死亡している」「係累がなく、親戚づきあいの必要がない」などが主立ったところだ。

 なぜ結婚相手の親に企業経営者や医師、弁護士といったいわば自営業者を選びながらも配偶者自身は公務員や一部上場企業勤務なのか。これについてミサキさんは次のように語った。

「士師業や経営者だと、働けば働いた分、収入となります。でも不安定な側面もあります。結婚相手が士師業や経営者だと収入面で心配です。やはり安定した収入のある公務員か、一部上場企業勤務のほうが好ましいですよね。士師業に就いていたり、経営者だった両親がすでに死亡し、遺産を相続しているという人がもっとも優良です」

 あまりにも自分にばかり都合のいい条件なのでは?思わず記者がそう問いかけると、「こうした優良男性に見初められるべく、私だって自分磨きに全力を投じていますから」と、真剣な眼差しで切り返された。続けてミサキさんが語る。

「男性を惹きつけて離さないためには、まずは『容姿』、それから『聞く・話す』『料理』『ベッド』の3つです。だから大学時代は、学部も違うのにわざわざ『カウンセリング論』の授業を履修したり、料理教室に通ったりもしました。ベッドのほうは、大学時代の友達に風俗店で黒服をしていた男の子がいたので、そこの『お仕事マニュアル』というDVDをもらい受けて研究を重ねました」

 学生時代の恋愛は、男性という企業研究、いわばインターンシップだったと語り、その経験は20人弱。実に勉強熱心なことである。

 さて、相談所での紹介では、相手男性と性交渉を持った時点で「結婚退会」もしくは「退会」しなければならない。これはIBJ(日本結婚相談所連盟)加盟の相談所カウンセラーによると「相談所には結婚という社会的責任を負う相手を紹介する責任」と「性感染症を罹患した場合、紹介者として責任を追いかねる」という理由からだという。

 そのためミサキさんの折角の研究結果も、相談所での見合いでは、そのすべてをアピールする場に恵まれない。これにミサキさんは不満顔を隠さない。

「就職でも実際に入社して仕事をしてみなければ、企業と就職したい人、互いの相性はわからないはず。結婚生活でも大事な体の相性を打ち合わせる機会がないのは、正直、不安なところもあります」

転職(離婚)も視野に入れて工作!やり手プロ妻の恐ろしいしたたかさ

 これ以上ないほどに合理的に思えるミサキさんは、惚れた腫れたを一切抜きにして、“妻業”ビジネスを追求する「プロ妻」候補と言えるだろう。

 しかし、結婚歴4回、いずれも年収1200万円以上の男性だったという凄腕「プロ妻」・ヨシコさん(45)の目には、ミサキさんは「まだ甘い」と映る。ヨシコさんの元夫たちは歯科医師、外資系金融機関社員、一部上場企業社員、弁護士だった。

「ずっとひとつのところにいるのなら問題ありません。でも“転職”、すなわち離婚を考えていないところに甘さを感じます。妻として四六時中働くのは激務。せいぜい2年か3年しか持ちません。だから離婚も視野に入れて採算性を考えるべきですね」

 彼女が語る採算性とはなにか。それはずばり、「慰謝料」だ。この慰謝料は、大きく分けて(1)離婚時にもらうもの、(2)夫の不貞行為時に、その相手女性からもらうもの――の2つがある。

「離婚時にいただく慰謝料、これは企業でいうところの退職金に相当するものです。自己都合退職では退職金なし、つまり慰謝料をいただけないこともあります。でも会社都合ならそんなことはありません。だから夫の側から離婚を切り出してもらう必要があります」

 こう語るヨシコさんだが、過去3度の結婚での経験則上、3年も一緒に暮らせば互いに相手と生活に飽きてくるという。そうなると転職、すなわち離婚と再婚に向けた行動を起こす。

「だからといってハードランディングではお互いに疲弊するだけです。まずは夫とのコミュニケーションをとり、家事も一生懸命行います。温かい家庭をつくる努力は決して怠らず。ただし夫の望むこととは、少しズレたものにすること。ここがポイントです」

 こう語るヨシコさんが、過去、夫との離婚を考えた際、実践したことをこっそり教えてくれた。

「たとえば綺麗好きな夫なら、敢えていつも食器や洗濯物が散らかっている状態にします。逆に大雑把な夫の場合は、部屋にはチリひとつない状態にし、食器類や洗濯物は整然と並んでいる環境を常に整えておくのです。料理は夫の好みの味付けには絶対にしない。コミュニケーションは、私が一方的に自分だけです。些細な日常生活の愚痴や、お友達の悪口だけを話し続けます。もちろん夫の話はすべて聞き流し、言われたことも忘れたふりです。セックスは夫が疲れているときに私が求め、夫が求めてきたならば拒む。これをずっと続けるのです」

 そうすると、やがて夫のほうから、「大変申し訳ないが、君とはどうにもやっていけない」となり、感謝の気持ちと共に離婚を切り出されるという。

 失業給付金を狙い、会社都合での解雇を企業から引き出すべく、定時に出勤。意図的に3時間かけてコピーを1枚だけ取る、5時間かけて80文字のタイピングしか行わないなどの「モンスター社員」によるサボタージュ行為を、どこか彷彿とさせるものがある。

結婚カウンセラーが説く「離婚の3条件」を地で行き、夫都合離婚を引き出す

 IBJ加盟の相談所のカウンセラーによると、夫が離婚を考えるのは、「夫の話を聞かない、しかし自分のことは一方的に話す」「料理が下手、不味い」「体の相性が合わない、セックスレス」の3つが揃った時だという。ヨシコさんが離婚を視野に入れた際、夫に接する態度とぴたりと符合する。また冒頭部で紹介した、ミサキさんが結婚相手候補にアピールする3つの項目と真逆であることがわかる。

「家事もきちんとして、私のほうに不貞行為もなければ、夫側が慰謝料を支払っての離婚になります。そのときも派手なトラブルは避けたいですね」。こう語るヨシコさんは、夫に不貞行為が発覚した場合、相手女性には慰謝料を請求することはないという。その理由をヨシコさんはこう明かす。

「示談交渉にしろ、訴訟での勝訴にしろ、相手方に資金力がなければ実質的には回収できません。無理して回収しても恨みを買うだけです。慰謝料請求は離婚時に夫にのみ行います。それに、離婚理由をつくってくださった相手女性は、私にとっては追い風を吹かせてくれた方。感謝の気持ちしかありません」

 さて、ここまでヨシコさんの話を聞き、どうしても聞いてみたくなった問いがある。もしずっと一緒に居たいという相手がいれば離婚はしないのか――この問いにヨシコさんはこう答えた。

「そんな相手とは結婚はしません。互いに自由恋愛のほうが長続きしますから。結婚生活では、最初の2年ほどは妻として、夫に溢れんばかりの愛情を注ぎます。別れても夫に感謝されるほど尽くすのですから、こちらも燃え尽きてしまいます」

 なるほど。確かに「ほんの数年の辛抱」と思えばこそ、計算し尽くした結婚生活を維持できるというわけだ。手練のプロ妻とて、人に惚れるという感情がなくなったわけではないらしい。この返事に少しだけホッとした。

 結婚相談所関係者たちは、口を揃えて「この十数年でプロ妻や、その候補者が増えた」と話す。共に結婚相手の男性を企業と見立てる点は、ミサキさん、ヨシコさんに共通しており、多くのプロ妻たちの考え方なのだろう。だが、そのスタンスには大きな隔たりがあるようだ。

 永久就職を目指しスキルアップに励む「社員型」のミサキさんに対して、結婚当初から離婚を視野に入れ、2年から3年は妻として全力投球、次から次へとセレブ妻として渡り歩くヨシコさんは、「フリーエージェント型」といったところか。どちらの「プロ妻」の話も、結婚とは何なのかと考えさせられるものであった。

感想
見合いの時の判断基準と考えるとリスクの少ない選択肢になるのでしょう。
恋愛だと、惚れてしまうと周りが見えなくなり、ダメ男にもひっかかることもありますから。

昔から男を掴むためには、3つのふくろを掴めと言われています。
お袋、胃袋、金玉袋(代わりにお給料袋、あるいは堪忍袋)。



日本、国連核軍縮部会に一転参加へ 設置時の採決は棄権 ”被爆国として核兵器廃止は?”

2016-08-28 08:16:00 | 社会
http://digital.asahi.com/articles/ASJ1W4HPTJ1WUTFK002.html?rm=411 武田肇2016年1月28日

 日本政府は、国連が2月に設置する核軍縮に関する作業部会に参加する方針を固めた。作業部会は昨秋、メキシコなど核廃絶を強く求める非核保有国の提唱で設置が決まったが、採決では米ロなど核保有国が核兵器の法的禁止の動きを警戒して反対。日本も棄権した。日本は米国の「核の傘」に頼るが、核保有国と非核国との橋渡し役を果たすため、議論に加わる必要があると判断した。

特集:核といのちを考える

 設置されるのは「核軍縮に関する国連公開作業部会」。2月にスイス・ジュネーブの国連欧州本部で議論が始まる。2、5、8月に計15日間会合を開き、10月の国連総会に勧告を出す。作業部会の設置は昨秋の国連総会で国連加盟国の約3分の2にあたる138カ国の賛成で決まった。

 議題は「核兵器のない世界のための法的措置の議論」などだ。提案したメキシコなど非核国グループは、核兵器の法的禁止の機運を盛り上げようとしており、部会では核兵器禁止条約に向けた議論が本格化するとみられている。

 ログイン前の続き一方で核保有国は強く反発した。米英仏中ロなど12カ国が設置に反対し、米国の「核の傘」に入る日本や北大西洋条約機構(NATO)加盟国など34カ国は棄権に回り、核保有国と非核国の対立の深さが浮き彫りになった。

 ただ、唯一の戦争被爆国である日本は「核兵器のない世界を目指すために国際社会をリードする」(岸田文雄外相)と宣言している。4月にはG7(主要7カ国首脳会議)議長国として被爆地初の広島外相会合を開く。日本は核保有国の理解を得ながら核廃絶を目指す。安全保障政策では当面核抑止力が必要という政策を変える予定はなく、禁止条約には賛成できないが、非核国主導の議論に参加して日本の核軍縮政策を反映させることを目指すとみられる。

 このため日本は、部会の議題となっている「法的措置」について、核兵器の法的禁止だけでなく、核保有国も賛同の余地のある包括的核実験禁止条約(CTBT)なども含まれると解釈し、「多様な考え方」が反映されることを条件に参加可能と判断した。設置に反対した米国の理解も得られると判断した模様だ。

 日本は28日、運営方法や議長などを決めるジュネーブの運営会議に出席し、この場で、勧告の決定方法として多数決ではなく全会一致方式を主張する。「国の数では核兵器の法的禁止の賛同派が圧倒している。多数決では日本のような立ち位置の主張が無視される可能性がある」(外務省幹部)ためだ。(武田肇)
     ◇
 《国際法による核兵器禁止》 昨春の核不拡散条約(NPT)再検討会議の決裂や、核兵器の非人道性の認識の広がりを背景に、非核国の間で急速に支持が拡大している。核保有国も入って核兵器に関するあらゆる活動を禁止し、一定期間内に廃絶する「包括的な核兵器禁止条約」や、核保有国の参加なしでも交渉し、核兵器の使用と保有を禁止する「核兵器使用・保有禁止条約」など、様々な考え方がある。

感想
今回の日本の棄権はとても残念です。
唯一の被爆国であり、福島第一原発の大事故の日本が核を失くす行動に水を差すような行動がとても不思議です。
これは日本国民の意志なのでしょうか?

GPIF:評価損5.2兆円、運用改革後の全収益が消失-4~6月 ”年金が減る”

2016-08-28 04:00:00 | 社会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160826-21948827-bloom_st-bus_all 8月26日(金)

世界最大の年金基金、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、2四半期連続で巨額の運用評価損を計上した。国内株価の下落や円高を背景に、運用資産額は基本ポートフォリオを前例のない大幅な見直しを実施する前の水準まで目減りした。

GPIFが26日午後に公表した今年度第1四半期(4-6月)の運用状況によると、収益率はマイナス3.88%、評価額はマイナス5兆2342億円。いずれも1-3月期に続く不振だった。6月末の運用資産は129兆7012億円。過去最高だった1年前の141兆1209億円から11兆4197億円減り、14年6月末以来の低水準となった。前身の年金資金運用基金として自主運用を始めた2001年度からの累積収益は40兆1898億円。.

資産別の収益率と評価額は、国内株式がマイナス7.38%とマイナス2兆2574億円、外国株式がマイナス7.76%とマイナス2兆4107億円、外国債券がマイナス8.02%とマイナス1兆5193億円だった。ともに円高による目減りを価格の上昇で補い切れなかった。収益が増えたのは国内債券のみで、1.91%と9383億円。.

6月末の円相場は3月末との比較で主要10通貨全てに対して上昇。英国の国民投票で欧州連合(EU)離脱派が勝利した6月24日は、対ドルで一時7円超の円高となった。国内株は大幅に下落する一方、日本銀行のマイナス金利政策を受けた国内債の利回りは低下。資産構成の見直しでリスク資産を増やしたGPIFに逆風となっている。

高橋則広理事長は説明資料で、収益率がマイナスとなった理由について、5月の米雇用統計が事前予想を大きく下回ったことや、市場予測と異なる英国のEU離脱投票結果を受けて、急激に円高が進み、世界の株式市場が一時的に大きく下落したことを例に挙げた。

GPIFの運用は、2014年10月の大幅な見直しで、株式と債券が半分ずつで国内資産6割・外貨建て資産4割という分散型となっている。基本ポートフォリオは、国内債が35%、内外株式がそれぞれ25%、外債が15%。5%だった短期資産は各資産に分散して管理している。

感想
今の政府が株価を上げるために年金資金の株式投資を増やしたためリスク変動が大きくなりました。
結果、巨額な損失を出しています。
年金の支払額を減らすか、税金で補てんするかです。
国民が政府を支持しているので、この損失は国民が受けざるを得ないことになるのでしょう。
今はまだ実際の影響は受けませんが、その内お金が無くなり、年金を減らすことになって大きな問題になるのではと思います。