幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

天皇陛下に「好感」87% 沖縄県民、30年で大幅に変わった意識 ”天皇陛下が心配りをされてきた31年の結果かと”

2019-04-30 14:10:30 | 社会
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190430-00415062-okinawat-oki 沖縄タイムズ 4/30(火)
 「平成」を終え「令和」を迎えるのを前に、沖縄タイムス社と琉球放送(RBC)は27、28の両日、沖縄県内の有権者を対象に県民意識調査(電話)を実施し、1019人から回答を得た。皇太子時代の5回を含む計11回、沖縄を訪問した天皇陛下の印象は「好感が持てる」が87・7%に上り、「好感が持てない」の1・8%を大幅に上回った。即位から約1カ月後の1989年2月調査では、新天皇に「親しみを感じる」は53・0%だったが、在位中に好感度が飛躍的に上昇した。

 ■「令和」に好印象58%

 新元号「令和」の印象は「好感が持てる」の58・2%が、「好感が持てない」の13・5%を大きく上回った。

 平成の30年間で解決しなかった点を聞いたところ「基地問題」が57・9%と最多だった。全国の米軍専用施設面積の70・3%が集中する沖縄で負担軽減を実感できない状況が改めて浮き彫りになった。

 「経済的に厳しくなった」が13・4%で続き、「都市化が進み、自然が減った」が9・8%、「沖縄の独自性が薄れた」が7・1%、「治安が悪くなった」が2・9%だった。

 逆に、平成で良くなった点は「道路など公共施設が整備された」が36・5%で最多。次いで「本土との交流が盛んになった」20・1%、「経済的に豊かになった」15・6%、「教育や福祉が充実した」6・9%と続いた。

 ■天皇制「今のまま象徴で」78%

 天皇制に関する見解では「今と同じ象徴で良い」が78・1%、「日本の元首と定める」が5・1%、「廃止した方が良い」が9・3%、「分からない」が7・5%。

 元号の必要性は「必要と思う」が67・1%、「必要と思わない」が22・7%、「よく分からない」が10・2%だった。

 「令和」に残したい沖縄らしさを聞いたところ、「自然」が29・5%と最多で、「伝統文化」25・4%、「助け合いの心」21・4%、「しまくとぅば」12・8%、「料理など食文化」4・6%、「その他」6・3%だった。

 ◇ ◇

 【調査の方法】27、28の両日、コンピューターで無作為に作成した固定電話、携帯電話に電話をかけ、県内に住む1019人から回答を得た。内訳は男性564人、女性455人。

感想
天皇陛下が、31年間心配りをされて来られた結果のように感じました。
平和な日本、二度と戦争を起さない日本、幸せに暮らせる日本、戦争被害の遭った関連諸国訪問など、象徴としての役割を考え実践してこられたのだと思いました。

伊藤詩織さんを逆提訴で1億円請求、「安倍首相ベッタリ記者」のメンタリティ ”日本は法治国家?”

2019-04-30 10:14:00 | 社会
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/nation/dailyshincho-560256.html?from=popin 2019/04/22(デイリー新潮)
 安倍総理ベッタリ記者こと山口敬之・元TBSワシントン支局長(52)に準強姦容疑で逮捕状が発付されて早4年。山口記者は、「レイプされた」と訴える伊藤詩織さんに1億3千万円の損害賠償を請求している。
 ***
 他人(ひと)のフンドシで相撲を取るような者はその重みをよく知っていて、だからこそ、そのフンドシは自分のものだと思い込みたいものだ。
 例えば、ものした著作二つの表紙いずれにも、安倍晋三首相の写真を使う書き手のメンタリティは、その最たる例であろう。
 真偽のほどは判然としないが、その書き手、すなわち山口敬之記者の著書は、TBS時代に経験した「オレオレ自慢」に溢れていて、
〈中川昭一代議士の通夜に安倍さんから誘ってもらえるオレ〉
〈衆院解散用の会見原稿を安倍さんから読み聞かされるオレ〉
〈安倍さんから“山ちゃん”とあだ名されるオレ〉
〈安倍さんから麻生さんへのメッセンジャーを依頼されてちょっと困るオレ〉
 などといった具合である。
 あるいは彼には、特捜検察に助成金詐欺容疑で逮捕・起訴されることになるスパコン会社の顧問の顔もあった。この会社は、ザ・キャピトルレジデンス東急の家賃約200万円の部屋を自由に使わせるという厚遇で山口記者を迎えていた。それはともかく、スパコンの営業先にこの著書を名刺代わりに持ち込み、〈時の最高権力者と仲良くしてきたオレ〉というアピールが、彼の口から語られたこともあった。
 そんなこんなで「総理ベッタリ」と呼ばれる山口記者には、「彼にレイプされた」と訴えるフリージャーナリスト・伊藤詩織さんとの間に民事の係争案件が存在する。
 詩織さんは2017年9月に山口記者に1100万円の損害賠償を求めて提訴したが、19年2月になって今度は、山口記者が1億3千万円を求めて反訴するに至ったのである。
取り消された逮捕状
 ここで改めて、「レイプ」から係争に至る経緯を振り返っておこう。
 15年4月3日、TBSのワシントン支局長だった山口記者が一時帰国した折、TBSへの就職を検討していた詩織さんと会食した。山口記者のホームグラウンドである東京・恵比寿で2軒目までハシゴしたところから意識を失った彼女は、その後タクシーに乗せられた。車中で彼女は嘔吐しつつも、タクシーは港区内のホテルへ。翌日早朝、性行為の最中に目が覚めた。
 詩織さんの刑事告訴を受け、高輪署は捜査を開始。その年の6月、準強姦容疑での逮捕状を携えた高輪署の捜査員が、機上の人となっていた山口記者を逮捕すべく成田空港でスタンバイしていた。しかし、その直前に逮捕は中止された。それは、当時の警視庁刑事部長で現・警察庁官房長の中村格(いたる)氏が、「(逮捕は必要ないと)私が決裁した」と本誌(「週刊新潮」)の取材で認めている通りである。
 中村氏は菅義偉官房長官の秘書官を長らく務め、その絶大な信頼を得ており、総理ベッタリ記者逮捕の中止命令は官邸への忖度ではという疑問が世の中に今もなお燠(おき)のように燻(くすぶ)っているのだ。
 警察庁の関係者によると、
「(警視庁)本部の(捜査)1課から、(捜査を担当する)高輪署の刑事課長に“この件はこちらで引き取る”旨の連絡があったようです。課長は“捜査介入だ”なんて言えません。“はい、わかりました”ということで、諒とするわけです」
 捜査を継いだ警視庁からの書類送検を受けた東京地検は、ほぼ1年後の16年7月に不起訴と判断。詩織さんは17年5月、検察審査会に審査申し立てを行なったものの、9月に「不起訴相当」の議決が出た。
 そこで詩織さんは弁護団と協議のうえ、山口記者を提訴していたのだった。訴状の中には、かねて本誌で報じてきた事実とともに、吐き気やパニック症状が続発する窮状が綴られている。山口記者のことを思い出したり、事件シーンが突如として脳裏に甦ることがあるからだ。
本質はデマゴーグ
 その後、山口記者側の訴訟代理人が辞任するなど、紆余曲折を経て、今回の反訴に打って出たわけだ。山口記者ご当人にも取材を依頼したところ、担当の北口雅章弁護士は、
「反訴状に記載のとおりです」
 などと回答したので、その中からざっと紹介すると以下の通りになる。
(1)1億3千万円の賠償金支払いと全国紙・ウェブ上に謝罪広告を掲載する。
(2)詩織さんと性行為をしたことは事実だが、合意のもとだった。詩織さんは行為当時、意識を有していた。
(3)詩織さんの訴えは「悪質な虚構」。
(4)詩織さんの活動は「政治目的」「経済目的」。
(1)については、詩織さんに強姦被害を訴え続けられたことによる、名誉や信用の毀損、プライバシー権の侵害を主張。更にジャーナリストとしての社会的生命を絶たれたことなどによる営業損害1億円を挙げる。16年度まではテレビ番組出演などの営業収入1411万円ほどに加え、顧問料が744万円あったのに、18年度は無収入に陥った。名誉を回復して従前通りの収入を得るための時間を見積もって、約2千万円×5年=1億円の計算になるというのだが、名誉毀損裁判に明るい弁護士はこう見る。
「個人が提起する名誉毀損の裁判で損害賠償の請求額が1億3千万円というのは、ちょっと耳にしたことがないほど高額です。印紙代もかなり高額になりますから。たとえば過去に、スーパー大手のイオンが週刊文春を発行している文藝春秋に対し、1億6千万円の損害賠償を請求したケースはありましたが、それは企業同士の話です。これほど高額になったのは、名誉毀損で減収した報酬をすべて損害として計算したということのようですが、それ自体がかなり珍しく、無理筋かなと思います」
 ともあれ、(2)に話を進めると彼は、詩織さんは「酒の飲み過ぎで失態を演じたことに気付き、意図的かつ執拗に性的交渉に向けた働きかけをしてきた」と訴える。フンドシならぬパンツは脱いだ、しかしそれは、〈家庭もあり家族もあり、見識もある「大の大人」〉たる自身の意思によるものではないというわけだ。事件直後のメールでは、
〈あなたのような素敵な女性が半裸でベッドに入ってきて、そういうことになってしまった。お互いに反省するところはあると思うけれども、一方的に非難されるのは全く納得できません。あなたが妊娠するという事はあり得ないと考えています。でも、あなたが不安なのはわかりましたから、こちらで出来る事は喜んでします(略)〉
 と、詩織さんに幾らか寄り添う姿勢があったのに対し、大きな乖離が窺える。
 ちなみに避妊具なしで性行為に及んでいるのだが、この点を詩織さんにメールで指摘された時には、
〈精子の活動が著しく低調だという病気です〉
 と答えている。
(3)では、「ホテル内では足が地につかなかった」という詩織さんの訴えに対し、山口記者に支えられながらも自立歩行しており、彼女の証言は虚構だと述べる。
(4)については、次のように口を極めて罵っている。
 詩織さんは性犯罪被害を訴え、「悲劇のヒロイン」を演じ、一躍有名になった。折から「#MeToo」運動の「先駆的存在」として祭り上げられるとともに、性暴力被害に関する社会問題を扱う講演・企画、報道番組、出版社等からの出演・原稿執筆等の依頼が殺到した。
 逆に山口記者には「憎むべき女性の敵、不逞の性暴力犯罪者」といったイメージが定着。山口記者の高度な社会的認知度・著名性を「踏み台」として悪用しつつ、自らは「性暴力被害を訴えるジャーナリスト」としての「売名」を図ったというべきもので、その本質は「デマゴーグ(大衆扇動者)」である――。
思わず呆然と…
 さて、反訴を受け、詩織さんに聞いてみると、
「アフリカのシエラレオネで取材をしている際に、反訴が提起されたことを知りました。1億3千万円という損害賠償の金額に、思わず呆然としてしまいました。被害を受けても、私たちには必死に生き続けなければいけない日常があります」
 そもそも、17年9月に山口記者を提訴した動機をこんなふうに振り返る。
「本件ではDNAの鑑定結果やホテルの防犯カメラの映像、さらにタクシー運転手の方の証言などの様々な証拠が集められています。だからこそ、裁判所は警察に逮捕状を発付したのだと思います。それにも拘らず、検察からはなぜ事件が不起訴にされたのか説明されませんでしたし、検察審査会も『不起訴相当』という議決の結果を示すだけで、検察審査会でどのような証拠が検証され、どのような議論がされたのか、明らかにはされませんでした。このような司法の不透明さに疑問を感じ、民事裁判に訴えるに至ったのです」
 日本や世界でその後起こった#MeToo運動については、
「司法記者クラブでの会見の半年後に#MeToo運動が起きて、“1人じゃない”ことを私も実感しましたし、それは私を含めて、多くの(性被害からの)サバイバーの方々の支えになったと思います。欧米と比べれば、日本では大きなムーブメントにはなっていません。それでも1年前に週刊新潮が報じた財務次官のセクハラ問題などを始め、この問題がメディアでしっかりと取り上げられるようになったのは大きな変化だったと思っています」
 先に触れたように、日本にいると事件のことが思い出されてパニックになり、脅迫も度重なるという彼女は現在、基本的にロンドンに移り住み、ドキュメンタリーの制作を行なっている。
「昨年はBBCで日本の性暴力の問題について取り上げることができました。アフリカでFGM(女性器切除)について取材を進めていますし、取材を始めてから5年目になる夕張市のドキュメンタリーについても、来年の完成をめざしています。これら2本の作品は昨年、スウェーデン人ジャーナリストと立ち上げたドキュメンタリー制作会社『Hanashi Films』によるものです。この会社では、特にジェンダーの問題や、ヒューマンライツに焦点を合わせた作品を創ることに力を注いでいます」
口説く余力などない?
 反訴状を見ると、事件当日の山口記者は、
〈過密なスケジュールのもとで忙しく活動して(中略)疲労を蓄積させ(中略)、親子ほどの年齢差のある若い女性を口説く精神的余力などないはずで、「少しでも早く寝たい」「早く休みたい」と思うのが人情である〉
 状態だったという。しかし、その会食前のアポ取りメールでは、連日に亘って、
〈ところで、ヤボ用で一時帰国する事になったんだけど、来週は東京にいますか?〉
〈来週後半、空いてる夜ある?〉
 と明確に誘っているのだ。
 山口記者がかつて本誌に回答したように、「法に触れることは一切していない」と言うのなら、こぞって起用していたテレビメディアがソッポを向くことはなかったはずだ。
 同じく反訴状では、
〈ジャーナリストとして社会的生命を絶たれたオレ〉
 とアピールするが、そういう結果になったのは、「ベッタリ記者の代わりは幾らでもいるから」と、テレビ局自身が気づいたからではないか。
「週刊新潮」2019年4月18日号 掲載

感想
レイプしても無罪になるなら、いったい法律は誰のためにあるのでしょうか?
首相のために法律は存在しているのでしょうか?
逮捕状がでているのにそれが阻止する権限を首相が持っているのでしょうか?

男性とお酒を飲みに行かない。
自分の量を越えない。
自衛としてそれを守らないとそのようなリスクがあるのでしょう。
それと自分が怪我するくらい、抵抗すること。
そしてすぐに警察に行ってレイプの証拠を残すことなのでしょう。

それにしても、法律は誰のためにあるのかと思ってしまいます。
車内で「この人痴漢です!」と言われてしまうと、やってなくても逮捕されたり拘留されます。
防衛大学の教授が痴漢の濡れ衣を晴らすために数年かかりました。
一方、「安倍総理ベッタリ記者こと山口敬之・元TBSワシントン支局長(52)に準強姦容疑で逮捕状が発付されて早4年」は不起訴です。
おかしくないでしょうか?

「一切なりゆき~樹木希林のことば~」樹木希林著 ”言葉はその人の行動によって重くもなり軽くもなる”

2019-04-29 00:40:00 | 本の紹介
・モノを持たない、買わないという生活は、いいですよ。
・人の人生に人の命ににどれだけ自分が多く添えるか。
・欲や執着があると、それが弱みになって、人がつけこみやすくなる。
・子供は飾りの材料にしないほうがいい。
・アンチエイジングというのもどうかと思います。
・人間でも一回、ダメになった人が好き。
・もう人生、上等じゃないって、いつも思っている。
・女は強くていいんです。
・つつましくて色っぽいというのが女の最高の色気。
・人生なんて自分の思い描いた通りにならなくて当たり前。
・私に縁のあった人達、皆キラキラしてほしい。
・自分で一番トクしたなと思うのはね、不器量と言うか、不細工だったことなんです。
・俯瞰で見るクセがついているので、わりと思い違いがないんです。
・「人は死ぬ」と実感できれば、しっかり生きられる。
・淡々と生きて淡々と死んでいきたいな。
・死ぬまでの間に、残したくない気持ちを整理しておく。
・人間そのものにはすごく興味あるんです。
・不自由なものを受け入れその中に自分を入れる。
・自分の変化を楽しんだほうが得ですよ。
・「もっと、もっと」という気持ちをなくすのです。
・幸せというのは「常にあるもの」ではなくて「自分で見つけるもの」。
・みなさんがおやりにならないのなら、やらせていただきます。
・生きるのに精いっぱいという人が、だいたい見事な人生を送りますね。

感想
言葉は誰の口から出たかで重みがまったく変わってきます。
樹木希林さんの生き方があったから、その生きざまからの言葉だからです。
まさにそれまでの樹木希林さんの行動があるからだと思います。

いくら言葉に美辞麗句を並べてもやっていることが友だち優先や自分のために動いてくれる人を昇進させている人だと、その美辞麗句は色あせてしまいます。

人は言葉を選びますが、本当は言葉も人を選んでいます。
同じ言葉でも誰の口からでたかによって重みが変わってきます。



「不倫」中野信子著 ”不倫はなくならない!”

2019-04-28 03:45:45 | 本の紹介
・今後の人類社会において、不倫がなくなることはおそらくありえないだろうと考えられています。

・研究成果より「人類の脳は一夫一婦制には向いているわけでない」

・哺乳類の世界では、一夫一妻型の生き物は少数派です。研究が進むにつれて、旧来は一夫一婦型とされてきた生き物の大半が、実はパートナー以外とも性的関係を持っていることが珍しくないことがわかってきました。

・貧しい国ほど不倫率が高い。

・「JEXの『ジャパン・セックス・サーベイ』からみる日本人の性行動の実態」(2012年11月に実施)
「過去1年間に決まった交際相手(配偶者・恋人)以外との政敵コンタクトを持った人」の割合は、男性1821名中1170名(64.3%)、女性929名中270名(29.1%)でした。なお男性の場合、未婚者は76.3%、既婚者は57.3%が特定の交際相手以外と性的コンタクトを持ったと答えています。

・相模ゴム工業株式会社が2013年に17都道府県の20代から60代の男女14,100名に対してウェブアンケート調査を行った結果。
結婚相手あるいは交際相手がいる人のうち、「その相手以外にセックスをする人がいるか」という質問に対し、「いない」の回答率は全体の78.7%でした。ということは、残りの21.3%は「いる」ことになります。「いる」の割合は、男女別では男性26.9%、女性16.3%でした。世代性別では20代男性が31.5%ともっとも高く、女性でもっとも高いのは40代の19%でした。

・日本における婚姻形態の変遷
古代社会では、男女ともに複数の相手と交わることがありました。「万葉集」には「魂合へば相寝るものを」(惹かれ合ったら、一緒にに寝るものなのに)などとあり、恋愛と性愛が直結していたことがうかがわれます。・・・人妻との故意すら、厳罰の対象となるものではありませんでした。
社会階層が高い権力者などの間では、後継ぎを残し、権力基盤を確固たるものにするため、一夫一婦よりもむしろ一夫多妻が推奨されていました。「世継ぎができなければ、夫は妻を替えていい」という考えがあったのです。
明治に入ると、法律上は一夫一婦が基本になります。それでも、地位のある男性がある男性が愛人を持つことはしばしば見られました。
近代に入ってからも、日本各地には「夜這い」の風習が残っていました。たとえば、祭りなどのある一定期間、村落全体で女性の性を解放したり、娘や後家、女中だけを解放したりすることで、共同体を結合、維持させる働きを果たしていたと考えられています。
こうして歴史を振り返ると、結婚制度とは別に、性欲を満たしたりせい食を促す仕組みがかっては日本社会にも備わっていたことが窺えます。

・伊藤野枝 結婚制度を否定した女性

・「一夫一婦」を守り続けるブレーリーハタネズミ」
 ・「つがい」ができると、終生そのパートナーと添い遂げます。
 ・パートナーが死去した後、他の異性から求婚されても、それを攻撃して退けるほどです。
 プレーリーハタネズミのような一夫一婦型の性行動を取るのは、哺乳類では3~5%しかいないと言われています。

・一緒に過ごした時間が短いカップルほど、次のセックスの時には男性の精子が多く放出されていたのです。これは、カップルが離れていた時間に女性が別の男性とセックスした可能性を無意識に考慮し、精子間競争に勝つために男性側が多数の精子を送り込もうとするシステムが働いているたえだと考えられます。

・オス同士の競争は、精子の生産能力以外においてもあります。と問えばロリス類という霊長類は巨大なペニスを持ち、異様な形状をしていますが、それは自分より前に交尾した雄の精子メスの膣から掻き出すためだとみられています
霊長類のオスのペニスの大きさ
 ・ゴリラ 3cm
 ・オラウータン 4cm
 ・チンパンジー 8cm
 ・ヒト13cm
 人類の祖先のオスも、メスが浮気していることを前提として、他のオスの精液を掻き出す方向に進化してきたのではないかと考えられます。

・「農耕」「性病」が一夫一婦制の根底にあった。

・ホプキンス博士は、短い型のRS3を持つチンパンジーのグループと長い型を持つチンパンジーのグループを比較しました。長い型を持つグループの方が、短い型のグループよりも他者への慈悲心、利他心高いことが見出されたそうです。

・「不倫型」が人口の約5割もいる理由
 環境によっては、多くのパートナーと交尾したほうが遺伝子を残しやすいという事情もあったはずです。

・人類の長い歴史を考えると、現在の倫理観のみで、「不倫は悪」と断罪し過ぎるのは、あまり意味がないことだと言えます。

・私たちは「もともと一夫一婦制の結婚に向いていないタイプが人口の半数程度いる」という事実を受け止めた上で、物事を考えなければならないのです。

・体内のセロトニンの分量は「セロトニントランスポーター」というたんぱく質が調整しています。このセロトニントランスポーターの機能を決めている遺伝子は、「S型」(短い型)と「L型」(長い型)の2種類あります。このうちL型の遺伝子を父母両方から受け継いでいる人(LL型)は、体内のセロトニンが減少しにくく、そのため楽観的で野心的な性格になるとされています。一方、Skataの遺伝子を2つ持っている人(SS型)はセロトニンが減少しやすいため、不安を感じやすいことがわかっています。
 アメリカ人はLL型が最も多く約30%、SS型が最も少なく18%です。一方、日本人はSS型が最も多く65%、LL型が最も少なく3%以下です。この差が、日本人とアメリカ人の国民性の違い、とりわけ新しい分野へのチャレンジ精神の違いとなっている可能性が高いと考えられています。

・アタッチメント理論(愛着理論)によれば、人間の愛着のスタイル(内的作業モデル)には「安定型」「回避型(拒絶型」「不安型」の3つがあるとされています。
 「安定型」 他者とのフランクな関係の構築が得意な傾向があります。
 「回避型」 他者と深い関係を築くことに及び腰です
       親と距離を置き、あいさつも形式的で、人との遊びよりもおもちゃなどにいそしむ傾向にあります。
 「不安型」 他者に対する過度の期待から依存やその裏返しの失望、喪失の危機感を抱く、という傾向があります。
       心配性になったり、親をコントロールしようとしたり、あるいは逆に拒否したりといった行動が見られます。
 生まれて半年から1年半の間に、赤ん坊の泣き声にすぐに愛情を持って反応する母親の子どもは安定型の傾向を示す。約6割強の子どもが安定型だと観下られています。対して、親にかまってもらえなかった赤ん坊は「親には期待できない」ことを学習し、回避型や不安型(正確には子ども場合は「両価型」と呼ばれます)になると考えられています。

・先天的に決定されている遺伝子の塩基配列だけでなく、環境との相互作用で遺伝子が修飾され、それによって起こる後天的な変化も、子どもの性質を決める重要なファクターになっている、、ということがわかってきました。こうした後天的に起こる遺伝子の修飾による表現型の変化を「エビジェネティクス」と呼びます。

・回避型の母親が回避型の子どもを再生産

・回避型の人は愛情と性行為を切り離して処理できるため、愛情がなくても性欲があればセックスできます。

・不安型の恋愛はやっかい
 母親がいなくなると泣くだけでなく、帰ってきても「なぜ私の前からいなくなったの!?」と激しく泣きます。このタイプは大人になっても、誰かが傍にいてくれないと不安です。その人のことを本当に愛しているかは別として、そばにいてくれる人がいれば常にしがみつく、というタイプになります。
回避型にとっては性的な結びつきはさほど重要ではないのに対して、不安型の人にとっては非常に重要な意味を持ちます。性的なパートナーは自分を支えてくれる存在であり、性的な奉仕は自分への愛情の対価であり、セックスしていること自体が、その人の存在証明そのものであるようなケースさえあります。不安型の人がセックスに積極的になるのは、パートナーの愛情や献身が失われそうなときだとされています。

・親子関係がうまくいっていない家庭で育った女の子は初潮を迎えるのが早く、より早くセックスをしはじめ、しかもパートナーを慎重に選ばない傾向にあります。

・実は愛着スタイルは、一度決まったからといって、一生変わらないわけではありません。周囲に安定型の人間がおり、1対1の愛着関係を長期的に築くことができれば、だんだんと安定型に近づいていく傾向にあります。

・浮気のしやすさを左右するものは、個人のレベルでは
 1)先天的な、特定の遺伝子の働き
 2)後天的にかたちづくられた、その人の愛着スタイル
 3)周期的、反応的な男女の性ホルモンの働き

・「協調性の高い誠実な人」ほど「いじめ」に走る。

・「妬み」がフリーライダー(コストを払わずにタダ乗りする人)をあぶり出す。

・同調しやすい遺伝子を持つ日本人
日本を含む東アジアの人々のうち70%以上はドーパミンが減りやすいタイプの遺伝子を持ち、ドーパミンが減り肉タイプの遺伝子の持ち主は30%以下です。
やはり日本人は他人の指示になびきやすく、日本社会は同調圧力が高いのかもしれません。

・結婚する男性は長生き、不倫する男性は早死に
40歳の時点での余命を比較すると、男性の場合は見込んで30.42年、有配偶では39.06年、死別では34.95年、離別では28.72年となっています。
女性の場合は未婚37.18年、有配偶45.28年、死別43.32年、離別40.49年です。

・中絶大国ニッポン
 日本では人工妊娠中絶が年間18万件以上も発生しています。年間の出生件数が約100万件であることを考えると、本来ならば生まれてくるはずの子どもの約2割は中絶によって生まれなかった計算になります。
日本では中絶件数が多い理由として、中絶に対する宗教的なタブーがないkとおなどが挙げられますが、やはり最大の理由は婚外子を育てにくい社会システムにあると考えられます。

・矛盾を抱えて生きる

・それでも不倫はなくならない

感想
社会システムや文化、慣習などによっても異なってくるようです。

不倫について社会が男性に甘く、女性に厳しいのが問題ではないでしょうか?
そこには、男性社会が根強くあるように思います。
性虐待や、強姦でも無罪とする裁判所の判断がすべてを物語っているように思います。



阿川佐和子さん「サワコの朝 倍賞千恵子さん」 ”すごいな!”

2019-04-27 08:10:08 | 生き方/考え方
「男はつらいよ」は私にとって学校。
「役者としてよりも人間として何が大切か」を学んだ。

平成最後の「サワコの朝」、令和になるが(サワコ)。これからどうなっていくか、愉しみ。
女優。19歳のときに松竹歌劇団に入る。翌年で役者としてデビュー。その後時「下町の太陽」で歌手デビュー。約120本の映画出演。「幸福の黄色いハンカチ」出演。小学生の時に、童謡歌手をしていた。
巣鴨出身。父が都電の運転手。
表参道のところに歌を習いに行っていた。都電を乗り継いで行ったが、父の電車に偶然乗り合わせた。その時窓を開けてもらって入ってい来る風を今も覚えている。
疎開先でも歌っていた。
1曲目、「木の葉のお舟」を初めてマイクの前で歌った。懐かしい。
松竹音楽舞踊学校に入り、3年間学んだ。ギターも習い、三味線が好きだった。

妹は16期で入った。私は13期。私は1年で映画にスカウトされた。妹の方が松竹歌劇団で活躍した。ラインダンスで客席に靴を飛ばした。そんなとき、出演者の人に謝りに回った。叱られたことが勉強になった。社会的なことを学んだ。相手の顔を見て挨拶するとか。

19歳で映画の世界へ。それまでは大きな舞台で踊れるのを楽しみにしていた。カメラの前で演じることになった。撮影が早く終わると、「バカヤロー、映画なんか嫌いだ!」と海に向かって叫んだことがあった。だんだん、仕事が増えてきた。そうしたら、映画がおもしろくなり、松竹歌劇団のことが少しずつ自分の頭から消えて行った。

「下町の太陽」の脚本と監督が山田洋次さん。上手く行かないと、タバコを吸いながら考え出した。タバコの火がハンチングに火がつかないかと思った。主演作1/3が山田洋次監督の作品。
「男はつらいよ」一作目、面白くて。俳優が一人ひとり立ち上がって花開くような作品になって行った。

人間としてどうあるべきかを教えてもらった。相手の立場を考えてくれる人だった。「おい! 飯食いに行こう」。普段食べられないような食事。帰りに「何か欲しいものないか?」と言ってくれた。時間を一緒に過ごしてくれる人だった。マドンナが山田組に最初はなかなか入れなかったとき、マドンナの楽屋までいって一緒にスタジオまで入り、話をしていた。自分の身体が思い通りならないようになっていた。当時の映画を見て、涙を拭いて。
偶然男はつらいよの映画を見て、笑ったり、すごい映画だったなと思う。
この映画出演は人生の学校だったかなと思う。人間の目を見て話すことが減ってきた。その人の目を見て挨拶しなさいと教えられた。人とどうかかわるかが映画の中にたくさん出ている。これをあらためて認識した。

「幸福の黄色いハンカチ」で高倉健さんと初めて共演。渥美清さんと高倉健さんは似ている。二人とも余計なことをしない。贅肉がなく美しい。アドリブも関係ない枝葉がない研ぎ澄まされたもののよう。

2曲目、高石友也「死んだ男の残したものは」。コンサートでは必ず歌っている。大きなため息をついて。
いけないと思う。「これからやることが」(サワコ)。「まだやることあるかな」。
藤竜也「初恋~お父さん、チビがいなくなった」に出演。

感想
大きな存在の方だな。
安心感を与えてくれる人だなと感じながら聴いていました。

ご自分のできることを精一杯やり続けて来られた方だなとつくづく思いました。

松竹歌劇団から映画。
最初はそれは自分の希望でなかったけれど、映画に打ち込むことにより、映画の面白さを見つけ、そして大きく花が開いた方なんだなと思いました。
大きな花を咲かそうとされたのではなく、一つひとつ、今を大切に生きて来られた結果が大きな花を咲かすことにつながったのだと教えていただきました。