幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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プーチン氏に戦況の誤情報か、側近「イエスマン」が真実報告恐れ ”イエスマンを集めるリーダーとしての愚鈍さ!”

2022-03-31 10:06:22 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/09db767257f03fecb9343f9f0a5da52020cc2d25 3/31(木) 0:38ロイター
3月30日、米当局者はロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻の進捗状況や欧米の制裁措置による経済へのダメージを巡り、側近から誤った情報を伝えられている可能性があることが機密情報で示されていると述べた。写真は2018年8月、ワシントンのロシア大使館で(2022年 ロイター/Brian Snyder)

[ワシントン 30日 ロイター] - 米ホワイトハウスや欧州当局者は30日、ロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻の戦況や欧米の制裁措置による経済へのダメージを巡り、側近から誤った情報を伝えられている可能性があるという情報を明らかにした。

ホワイトハウスのベディングフィールド報道官は「プーチン大統領が軍に惑わされたと感じ、軍指導部との摩擦につながっているという情報を入手している」とし、「プーチン大統領の側近は真実を伝えるのを恐れており、ロシア軍の侵攻がいかにうまくいっていないか、欧米の制裁措置でロシア経済がいかに打撃を受けているかについて、誤った情報を伝えられているとわれわれは確信している」と語った。

この情報が「ロシアの戦略的な誤り」を示しているとも述べた。

米高官は、米政府による情報の共有がプーチン大統領の戦略を複雑にする可能性があると指摘。「この情報が有益となる可能性がある。プーチン大統領は誰を信頼すべきか考え直す可能性がある」と述べた。

ロシア大統領府、および駐米ワシントンのロシア大使館からコメントは得られていない。

欧州の上級外交官は、米国の分析は欧州の見解と一致しているとし、「プーチン大統領は実際の状況よりも事が順調に進んでいると考えていたようだ。この問題は『イエスマン』に囲まれ、長テーブルの端に座っていることに起因しているのだろう」という見方を示した。

欧州外交筋によると、ウクライナ侵攻前、ロシアの徴集兵は軍事演習に参加すると伝えられると同時に任務を拡大する文書への署名を義務付けられたという。外交筋は、現時点でロシア軍の反乱を助長するような兆候は見られないとしつつも、状況は「予測不可能」とした。

感想
いかに優秀であっても、間違った情報を基に判断すると間違います。
いかに正しい情報を入手するかが、優秀はリーダーの努めるところです。

イエスマンだけ側近に集める。
自分に意見する人を遠ざける。
愚鈍なリーダーのやることです。
日本のリーダーにも、意見する人を左遷したり、委員への登用を拒否したりしました。

愚鈍なトップを選んだ被害者は国民です。
まさに今、ウクライナ国民だけでなくロシアの国民も影響を受けつつあるのではないでしょうか。
そんなリーダーを選んだ国民が愚鈍だったとなるのですが。

「人生の教養が身につく名言集」出口治明著
中国・唐の時代、第2代皇帝・太宗(李世民)に仕えた名臣に魏徴という人がいます。彼はもともと、太宗の父である唐の初代皇帝・高祖の長男、皇太子(李建成)の教育係でした。
ところが、この皇太子はおっとりしていて、皇帝になるにはどうも頼りない人物。一方、その弟である李世民は野望も能力も兄をしのぐものがありました。
そのことを十分に承知していた魏徴は、毎日のように皇太子に対して、「今のうちに弟を殺しなさい。さもないとあなたが殺されます」と助言し続けます。しかし、李建成は行動に移せない。案の定、「玄武門の変」(626年)で弟・李世民によって殺害されてしまいます。
その後、李世民は太宗として即位。そうなると、魏徴は罪人となります。兄の李建成の側近であり、しかも、李世民を殺せと言い続けたのですから。

彼は、太宗の前に引き立てられます。
太宗は魏徴に対して問います。
「私の兄に、私を殺せと毎日言い続けたのは、お前か」
魏徴はこう答えました。
「あなたのお兄さんはアホな人でした。私はこうなることがわかっていたから、早くあなたを殺せと言い続けたのです。あなたのお兄さんがもっとものわかりがよく、私の助言を実行してくれていれば、私はこのように罪人にならず、首を切られることもありませんでした。楽しい人生を送れたはずです。
あなたのお兄さんが愚かで、私の言うことを聞かなかったばかりに、私は今殺されようとしているのです」

ところが魏徴は殺されませんでした。
太宗は、
「お前は今後、俺のそばを片時も離れず、俺の悪口を言い続けてくれ」
と言って、彼を自分の参謀にするのです。
そして魏徴が死んだとき、それを嘆いて太宗はこう言います。
「人を鏡としてはじめて、自分の行為が当を得ているかどうかわかるものだが、私は鏡とする人物を失った。もう二度と自分の本当の姿を見ることはできないのだ」

感受性と文才、東大も狙えた愛子さまの「資質」 15年見続けた記者、圧巻の会見に抱いた深い感慨 

2022-03-30 12:50:00 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/bacd472ebe6b3866a910154f3317edae80683915?page=1 3/30(水) 10:02 47NEWS

 天皇、皇后両陛下の長女愛子さまを絶賛する声があふれている。17日の記者会見での穏やかでにこやかな話しぶりと、あらゆる人々に心を配る言葉の選び方、そしてにじみ出る気品に、15年以上愛子さまを見続けてきた記者として、深い感慨を持った。「これほど立派な大人の女性に成長されたのか」というのが率直な気持ちだ。幼少の頃「決して笑わない」とも言われた女の子が、ここまで見事な会見を実現させるに至った道のりを思わずにいられない。(共同通信=大木賢一)

 ▽カメラの放列におびえた幼少期

 手元に取材メモがある。2006年7月、当時の皇太子(現在の天皇陛下)ご一家が、静養のため栃木県の那須御用邸へ向かう途中、JR那須塩原駅で約200人の人々の出迎えを受けた際に記録したものだ。

 宮内庁担当となってからまだほんの数日で、両親の足元に隠れるようにしている4歳の愛子さまがとても気になった。「薄いブルーのワンピースに白カーディガン」と服装を記した後、「雅子さんは笑顔 愛子ちゃん笑顔ではないが仕草自然に見える」「キョトンとした表情」「少し戸惑って沿道を振り返った」などと書かれている。

記者が取材メモに残していた、2007年当時の東宮御所前の雅子さまと愛子さま

 その頃、どんな場面でも愛子さまが笑顔を見せることは、少なくとも記者たちの前では全くなかった。いつもカメラの放列におびえているように見えて痛々しかった。適応障害と診断され、公務を休んでいた母の雅子さまが、バッシング報道を受ける姿からも何かしらを感じ取り、そのことが幼い心に少なからぬ影響を与えていたように思う。そうして笑わない愛子さま自身にも、心ない中傷が向けられることがあった。

 ▽「将来、どんな立場になっても」

 ただ、報道陣のいないところではごく自然な表情を見せる子だったという。当時の東宮職幹部は「普段はよく笑っていますよ」と話していたし、偶然、東宮御所で壁越しに無邪気な笑い声を聞いたこともあった。

 その後、学習院初等科2年の時、同級生に「乱暴な振る舞いの男児」(宮内庁)がおり、それをきっかけに学校に行けなくなった時期があった。不登校を解消してからも雅子さまの「付き添い登校」が約1年半続き、その母子の姿自体が週刊誌で「過保護」などと批判された。

しかし、両親の愛情は惜しみなく注がれた。天皇陛下は05年の記者会見で愛子さまの養育方針について質問され、「どのような立場に将来なるにせよ、一人の人間として立派に育ってほしいと願っております」と答えた。当時は、小泉政権により女性天皇実現を目指した皇室典範改正が論議されていた時期。愛子さまが「将来の天皇」となる可能性も考えられて養育されていたことがうかがえる。

 陛下は同じ会見で、米国の家庭教育学者の詩を紹介し、「可愛がられ 抱きしめられた子どもは 世界中の愛情を感じとることを覚える」と語った。

 雅子さまは、付き添い登校などの行動が皇族としてふさわしいのかどうか悩みながらも「何があっても必ず我が子を守る」との強い意思を周囲に話していたという。やがて雅子さまの回復に歩調を合わせるかのように、愛子さまはいつしかカメラの前でも笑顔を見せるようになった。

 ▽驚嘆された「広島の作文」

 愛子さまの高い感受性と文才に驚嘆の声が上がったのは、学習院中等科の卒業文集の作文が公にされた時だ。タイトルは「世界の平和を願って」。作文はこんなふうに始まる。

雅子さまと愛子さま=12年10月、東京・元赤坂の東宮御所(代表撮影)

  ×  ×  × 

 卒業をひかえた冬の朝、急ぎ足で学校の門をくぐり、ふと空を見上げた。雲一つない澄み渡った空がそこにあった。家族に見守られ、毎日学校で学べること、友達が待っていてくれること…なんて幸せなのだろう。なんて平和なのだろう。青い空を見て、そんなことを心の中でつぶやいた。このように私の意識が大きく変わったのは、中三の五月に修学旅行で広島を訪れてからである。(引用終わり)

 ▽平和記念資料館で受けた衝撃と「平和」

 原爆ドームを目の前にして足が動かなくなったこと。平和記念資料館の見学で衝撃を受け、平常心で見ることができなかったこと。そうした気持ちをつづった後、作文はこう続く。引用が少し長くなるが、読んでいただきたい。

  ×  ×  ×

 原爆死没者慰霊碑の前に立ったとき、平和の灯の向こうに原爆ドームが見えた。間近で見た悲惨な原爆ドームとは違って、皆の深い願いや思いがアーチの中に包まれ、原爆ドームが守られているように思われた。「平和とは何か」ということを考える原点がここにあった。(中略)

何気なく見た青い空。しかし、空が青いのは当たり前ではない。毎日不自由なく生活ができること、争いごとなく安心して暮らせることも、当たり前だと思ってはいけない。なぜなら、戦時中の人々は、それが当たり前にできなかったのだから。日常の生活の一つひとつ、他の人からの親切一つひとつに感謝し、他の人を思いやるところから「平和」は始まるのではないだろうか。

 そして、唯一の被爆国に生まれた私たち日本人は、自分の目で見て、感じたことを世界に広く発信していく必要があると思う。「平和」は、人任せにするのではなく、一人ひとりの思いや責任ある行動で築きあげていくものだから。

 「平和」についてさらに考えを深めたいときは、また広島を訪れたい。きっと答えの手がかりが何か見つかるだろう。そして、いつか、そう遠くない将来に、核兵器のない世の中が実現し、広島の「平和の灯」の灯が消されることを心から願っている。(引用終わり)

 ▽「東大も狙える」ほどの明晰さ

 作文だけでなく、愛子さまの詠む和歌も評価が高い。学習院女子高等科時代には「学び舎の 冬日あかるき 窓の辺に 集える友の 影重なりて」との歌が披露された。

 初めての参加となった22年1月の歌会始めのお題は「窓」。短期留学の前の気持ちを「英国の 学び舎に立つ 時迎へ 開かれそむる 世界への窓」と詠んだ。

 もともと頭脳の明晰さは「東大を狙えるほど」(皇室関係者)だったという愛子さまだが、受験競争という道は選ばず、内部進学で学習院大文学部へと進んだ。現在は2年生で、源氏物語など日本文学を学んでいる。

 ▽長所は「どこでも寝られるところ」というセンス

 17日の記者会見を見た国民からは「堂々としていて圧巻だった」「表情や言葉がとても自然」「わざとらしさや無理をしている様子が微塵も感じられなかった」といった声が上がった。「天皇としての資質」を指摘し、「やはりこの方しかいない」と「愛子天皇待望論」を展開する意見も、少なからず巻き起こっている。

自分の長所を聞かれ、あえて「どこでも寝られるところ」と身近な話題に落とし込むセンス。両親との思い出についても「サーフボードを浮かべて、そこに3人で座る挑戦をして、見事全員で落下した」ことを挙げた。

 両親から注がれたあふれるほどの愛情が随所に感じられた。「産んでくれてありがとう」という母への言葉には胸を打たれた。天皇、皇后両陛下のことを「陛下」と言ったり「両親」と言ったりするのも、ご一家の普段の様子がしのばれて微笑ましかった。

 ▽天皇陛下から教わった「緊張しないコツ」

 愛子さまは会見中、自分の言葉を語る際には手元の紙を一切見なかった。そのことに関連して「事前にいただいた御質問に対して、なるべく具体的に自分の言葉で自分の思いを皆さんに知っていただけるように伝えたいと思って準備してまいりました」と話した。侍従職幹部は「事前に覚えていったのだと思うが、決まった言葉を覚えようというよりも、自然に覚えたのが強いと思う」と振り返る。記憶を読み上げるような不自然さはどこにもなかった。

 また、天皇陛下からの「緊張しないためのアドバイス」として「聞いてくださっている皆さんの顔、お一人お一人の顔を見ながら、目を合わせつつ、自分の伝えようという気持ちを持って話していくというのがコツ」と聞かされたことを披露した。

 ▽あらゆる経験の果ての「感謝」

 各種世論調査で、「女性天皇容認論」はおよそ8割程度を占める。今回の会見を受け、「愛子天皇」を求める声がさらに高まる可能性はある。

 女性天皇は小泉政権下で本格論議されたが、秋篠宮家の長男悠仁さま誕生で棚上げとなり、その後は「男系男子維持」が主流となっている。

 こうして皇位継承の論議が揺れ動く中、愛子さまは自分の将来がはっきりと見通せないまま成人した。つらいこともたくさんあったはずなのに、会見で口にしたのは全ての人への感謝の言葉だった。

 「今までの、あっという間のようで長くも感じられる充実した月日を振り返りますと、これまでのあらゆる経験は、多くの方の支えや御協力があってこそ成し得たものであると身をもって感じております」

 あらゆることを包み、乗り越える広い心のゆとりのようなものが、あふれ出ていると感じた。「敬宮愛子」の名の通り、いつまでも人を敬い、人を愛し、自らも敬愛される人であってほしい。

感想
作文の出だしから、広島での体験、そして平和の素晴らしさ。
当たり前のことに感謝して、そしてその平和には努力が必要とのまとめとそれに努めていくこと。
素晴らしいです。

また記者会見で事前質問に対して回答文を見ることもなく、ご自分の気持ちで伝えられ、それが自然でした。

回答文を読みながらしか回答できない首相がいらっしゃいました。
その回答文を読み間違えたり、漢字の誤読もありました。

つい比較してしまいますが、比較するのが失礼だったかもしれません。

女性天皇。
明治になって初めて男性だけとなりました。
過去に女性天皇が多くいらっしゃいました。
天天照大御神は女性だったのです。

コロナ失策続く吉村府知事「ネット記事に反応して朝令暮改」で現場大混乱 ”大阪府の10万人当りの死者断トツの結果が示す、吉村府知事時手腕の実態”

2022-03-30 09:36:18 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b2c386c7746b8b41a384f8853f03897a3598a4e 3/30(水) 7:15 NEWSポストセブン
吉村洋文・大阪府知事の政策には様々な指摘も(時事通信フォト)

 吉村洋文・大阪府知事(46)のコロナ対応は、2020年8月に行なった「イソジン会見」はすぐに撤回、国産第1号となるはずだった「大阪ワクチン」の開発も2021年末に最終段階の治験を断念、防護ガウン代わりに供出を呼びかけ、さらに21万6700着を購入した「雨合羽」は約5万着がまだ残っている。こうした吉村氏のパフォーマンスを評価する府民もいるが、結果的に府のコロナ対策を混乱させてきたことは間違いない。

【写真3枚】「うがい薬イソジン」とありイラスト付きの箱の後ろ、赤黒い中身のイソジンのプラボトルを持つ吉村洋文・大阪府知事。他、三角州感が美しい河口地帯に浮くIR誘致先・夢洲も

 吉村氏に近い府議はこう見る。

「吉村さんにとってコロナ対策は知事デビューなんです。若い子が高校デビューで髪型など外見を変えて急にモテ出すように、コロナが始まったらにわかに注目された。彼は他の知事と比べても『伝える力』が秀でているのが長所ですが、半面、自分の評価をすごく気にする人でもある。批判的なことが書かれていたら、ちょっとしたネット記事でも反応し、改めますと朝令暮改してしまう。担当部局にすれば、ちゃんとした理由があってやっているのに、知事が改善すると言えば自分たちが完全に悪かったことにされてしまう」

 現実に府の役人たちは吉村氏の場当たり方針に右往左往させられている。大阪府関係職員労働組合(府職労)の小松康則・執行委員長の話だ。

「知事は最近も保健所の業務の一部を民間業務委託することをトップダウンで決めた。これは業務の軽減にはなるかもしれないが、一方で医療機関との連絡調整、患者さん対応など切り分けられない業務もある。現場に相談もなく決めて短期間でやれと言われているので、その対応と準備に追われて大混乱しています」


 大阪市立十三市民病院を「コロナ専門病院にする」と決めた時も、事前に担当部局との打ち合わせがなかったために大混乱したことが報じられた。

 これでは職員の不満が溜まるはずである。

 独断府政の極めつきは、住民投票で2回否決された「大阪都構想」の推進だろう。大阪府と大阪市は2021年、市の都市計画などの事務を府に委託する「広域行政一元化条例」を制定。府と市の事実上の一体化をはかる“簡易都構想”とも呼ばれる。自民党大阪府連総務会長の川嶋広稔・大阪市議が問題を指摘する。

「住民投票の否決という民意を無視した条例だが、なにしろ突然の提案で市議会でも府議会でも満足な議論がないまま維新と公明の賛成多数であっという間に議決されてしまった。これでは維新独裁体制に等しい」

 大阪の巨大与党の維新に守られた吉村知事だが、足元に火がついている。

※週刊ポスト2022年4月8・15日号

感想
悪しきリーダーの特徴を持たれている府知事のようです。
大石議員も言われていましたが、職員は大変でしょう。
その大変なことが府民のためではなく、吉村府知事のためですから、職員はやっておれないでしょう。
府民はよく知ることです。
気がついた時は手遅れになっているかもしれません。

橋下徹氏から訴えられた大石晃子議員、“おっさん政治”にモノ申す「私の口を封じても無駄です!」 ”裁判することで維新の批判をする人にプレッシャー与える維新の考え”

2022-03-30 08:54:08 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1c5e00cb69d0e08979f06caeb634eaab12ff2a0 3/30(水) 8:01 週刊女性PRIME

「大阪のジャンヌ・ダルク」の異名を持ち、新人でありながら注目を集める大石晃子衆院議員。歯に衣着せぬ発言によりツイッターでトレンド入り、元大阪府知事の橋下徹氏から提訴されるなど、話題は尽きない。コネ・つて・カネなしで議員になり、子育てママでもある大石議員が闘う「おっさん政治」とは?

橋下徹氏に噛み付いた!
「維新キラー」「大阪のジャンヌ・ダルク」の異名を持つ女性議員が、新人とは思えないほどの存在感を発揮している。れいわ新選組の大石晃子衆院議員だ。

 昨年10月の衆議院選挙で初当選。その直後に国会議員へ月額100万円が支給される文書通信交通滞在費(文通費)をめぐって、日本維新の会で副代表を務める吉村洋文・大阪府知事が、かつて在職1日だったにもかかわらず満額を受け取っていたことを暴露。

 文通費制度を批判していた吉村知事に“特大ブーメラン”を直撃させた。NHK『日曜討論』でも「維新の賃上げはうそ」と一刀両断した。

 そんな今、最も注目を集める1年生議員が元大阪府知事の橋下徹氏から名誉毀損で訴えられた。問題となったのは、昨年12月17日の『日刊ゲンダイDIGITAL』のインタビュー記事。渦中の大石議員に、橋下氏との裁判から女性の活躍を阻む“おっさん政治”のからくりまで、じっくり話を聞いた。

「橋下さんがやり玉に挙げたのは、私がインタビューに答えた記事の“橋下元知事は気にいらないマスコミをしばき、気に入らない記者は袋叩きにする” “飴と鞭でマスコミをDVして服従させていた”などという部分でした」

 と、大石議員。訴状で橋下氏は、自らには“社会一般から肯定的な評価を得るイメージが備わっており、それが大石氏の発言によって傷つけられた”と主張している。

「今回の裁判は、橋下さんが抑圧したのがメディアではなく、元部下の大石だったという構図。社会的影響力が大きいものが、小さいものに対して行う『スラップ訴訟』の要素が大いにあると私は思っています。

 自らに盾突く弱小政党の新人国会議員の発言をやり玉に挙げることによって、被告・大石だけでなく社会一般に対して、自分を批判することがどのような結果を生むことになるのか、見せつける意味合いを持った訴訟であると思う。だからこそ、私の口を封じても無駄ですよ、と言わなければなりません」

 橋下氏との因縁は14年前、大石議員が大阪府の職員だった時代にさかのぼる。大阪府知事に当選した橋下氏は、就任直後の朝礼で公務員批判を繰り広げた。そこへ「ちょっと待ってくださいよ!」と噛みついたのが、当時、環境分野の技術職員として働いていた大石議員だった。

「橋下知事が就任最初の朝礼で“始業前に朝礼をしたかったが、超過勤務になると言われてできなかった” “民間では始業前に準備や朝礼をするのが普通。

 そんな(超過勤務になるという)ことを言うなら勤務中のたばこや私語も一切認めない。給料カット!”と声を荒らげました。それで私は“どんだけサービス残業をやっていると思ってるんですか!”と反論したんです」

 以来、「大阪のジャンヌ・ダルク」と呼ばれ、名をはせることになる。大石議員はこう振り返る。

「当時は非正規雇用が増えて、ドラマ『ハケンの品格』が話題になっていたころ。今まで正社員としてバリバリ働いていた人たちも派遣に切り替えられていき、その多くが女性でした。そんな中で橋下さんが登場し、“民間はこんなによく働いているのに、公務員はぬるま湯体質”などと批判していました」

 しかし実際には、公務員の生活は過酷なほど忙しい。

「国家公務員でいうと、深夜まで働きタクシーに乗り、コンビニでおでんを買って帰る毎日。そこを通過してこそエリートになれる。育児をしている人や子どもが欲しいと思っている女性には、とうてい無理な話です。働く人にも家庭生活はあるということが考えられていません。これは公務員だけでなく、民間にも通じる問題だと思います」

女性が不利になる政治のカラクリ
 2018年に公務員を辞め、政治の世界に身を投じた。国会議員となった現在は地元・大阪と東京を往復する。子育てと政治活動を両立させるには、1人では難しい。

「国会会期中は東京に張りついているので、平日は子どもに会えません。子育ては旦那に任せている状態。ただ、私は恵まれていて、実家の母が週1回、子どもにごはんを食べさせに来てくれたり、旦那が結婚前から家事をやっていたので立候補できました」

 政治活動を始めてからは、通勤ラッシュの時間帯に沿道で街頭演説に立てるよう、早朝、子どもが起きる前に家を出る生活になった。

「街頭演説のときは、旦那に“(子どもを)起こしてな、学校行かせてな”と伝えてから家を出るんです。でも、実は学校に行っていなかった、ということもありましたね」

 国会議員などの候補者にとって、顔と名前を売ることは死活問題だ。

「コロナ前には“とにかく飲み会に行け” “集会に行ってこい”と、よくアドバイスをされました。選挙の世界に詳しい人から“集会にあの先生が来たら、手をギュッと握って、挨拶をしてね”と言われたりして。そんなの気持ち悪くないですか? 発言自体がセクハラというか、無理ですという感じで握手は拒否しました。

 そもそも顔と名前が売れないと選挙に通らないシステム自体が女性にとっては不利ですし、育児や介護中の人にとっても、障害がある人にも不利だと思います」

 女性特有の問題に悩まされたこともある。3年前に挑んだ府議選では選挙期間が生理と重なり、トイレへ行くのもままならない中、猛烈なかゆみに襲われた。

「薬も効かず、すごいつらくて。選挙が終わってからも1週間ぐらい治りませんでした。“疲労で粘膜の免疫が下がり、もともといる菌が悪さをしたんだろう”と婦人科で言われましたね。当時は無所属で女性ネットワークに参加していたんですが、この話をするとみんな口々に、わかる!と言っていました。女性議員のなかには1期で辞めちゃう人も結構いるらしいんですが、正直、気持ちはわかります」

 女性ならではの困難はほかにもある。日本社会では大石議員のように、はっきりとモノを言う女性ほど叩かれやすい。今回、橋下氏が大石議員を訴えたのは、彼女が「わきまえない女」で、見せしめの意図があったのではないかという声も聞こえてくる。

「橋下さんが今までに訴えた相手は、ジャーナリストの岩上安身さんや有田芳生参院議員で、おっさん、おっさんと来て、今回の裁判はおばはん(の私)やから、女性だから訴えたとまでは言えないかなと思います。男か女かというより橋下さんの場合、“弱いくせにモノを言うな”という、権利を要求する弱者への反感を強く感じますね」

 大石議員は維新批判の急先鋒。国会議員になる前の昨年秋、街頭宣伝で“大阪の成長率は全国平均以下”とのデータを示し、“大阪の成長を止めるな!”という維新のキャッチフレーズがうそであることを暴くなどしてきた。今回の裁判を通して、橋下氏は大石議員を狙い撃ちにして、維新への批判の封じ込めを狙ったようにも見える。

「大阪はコロナにより亡くなった人は全国1位なのですが、関西のメディアが維新のコロナ対策がうまくいっていると報道するので、吉村知事の人気が非常に高く、維新が大躍進をしています。

 それでも今回、やり玉に挙げられたインタビュー記事の内容のように、維新政治の問題について批判を続け、橋下さんの元知事・元市長としての責任を問うていきたいと思っています。裁判にも絶対に勝ちますので、ぜひご注目ください。

 私の口を封じても無駄です。私は黙りません!」
〈取材・文/横田一と週刊女性編集部〉

橋下元知事が「れいわ」の大石議員を名誉棄損で提訴 大石議員側は「元上司の口封じ」と主張 "名誉棄損というより、真実を暴露されたくないからでは?”

感想
「橋下さんがやり玉に挙げたのは、私がインタビューに答えた記事の“橋下元知事は気にいらないマスコミをしばき、気に入らない記者は袋叩きにする” “飴と鞭でマスコミをDVして服従させていた”などという部分でしたと、大石議員。訴状で橋下氏は、自らには“社会一般から肯定的な評価を得るイメージが備わっており、それが大石氏の発言によって傷つけられた”と主張している。」

その発言はその通りだと思います。
関西弁の”しばいたろうか”という挨拶言葉的な言葉が関東ではきつく聞こえるかもしれませんが。

私立高校生が私立学校への助成金継続をお願いした時、”自己責任”、それが嫌なら自分が政治家になればよいと言って、陳情に来た女子高校生の意見を聴く姿勢もなく、逆に泣かせていました。

橋本徹氏は実態が大石議員の口から暴露されたくないのでしょう。
問題ないなら、もっと堂々とされていたら良いのです。
口を封じるのは言われたくないからです。
橋本徹氏が社会からきちんとした評価を得られているなら、逆に批判した大石議員の評価が下がるだけですから。
どーんと構える余裕というか、受け入れる肝っ玉もないのかもしれません。

肯定的なイメージに騙されないことです。
しっかりと真実を見つめる目を大阪府民は持ちたいものです。

横浜でカジノ反対運動を指揮したキーマンが大阪に伝えたいこと ”大阪市民が未来を見る目がなく、横浜市民が未来を見る目があるの違いだけでは? 関西出身者だけに、情けない気持ちが”

「ハコミセラピー タオイズムと心理療法」グレッグ・ヨハン/ロン・クルツ共著

2022-03-30 01:20:55 | 本の紹介
・仏教とタオイズムというすばらしく大きな贈り物は、東洋からやってきました。

・真実と知恵は、仏陀と老子の尊いスピリットとともに始まったのです。

・私たちは、西洋のサイコセラピーにはこれまでなかったような慈愛と自然さを東洋から学んでいます。

・老子は、その時代のきびしい批判者であっただけでなく、それに代わるよりよいものを提供した人でした。私たち二人がこの本を書くのは、『道徳経』から出てくるスピリットと原理が、彼の時代とよく似ている現代のサイコセラピーの実践に光をあて、導いてくれるに違いないと思うからです。

・知っている者は語らず
 語る者は知らない。

・セラピーもまた、宇宙的な基盤を持っていて、現にある体験的な事実とそのプロセスに心を開き、私たちを体験から引き離すような「こうあるべきだ」とい仮説を手放すように、私たちをいざなうのです。私たちは、観察する意識状態に入る時、離れたところから体験について語ることをしなくなるわけではありません。また、体験のドラマにとらわれてしまうわけではありません。そうではなく私たちは、自分の体験的な事実と共にいて、同時に自分の内的な観察力をしっかりと持ち続け、好奇心を持って自分の内的な体験から学んでいくのです。

・無為のセラピーでは、セラピストは、マインドフルネスが育てられるように、私たちの意識状態に寄り添い、見守ります。そうすると、私たちはさらに、自分の内的な体験の知恵を掘り出すことができるようになります。セラピストは、最小限度の介入をし、援助的でありすぎないようにすることで、援助しようとするのです。私たちが今ここで起こる自分の体験とつながって、自分が行くべきところに導かれていく限り、セラピーのプロセスは起こり続け、私たちの気づきは増していきます。私たちがいのちそのものであるタオを味わい、それによって心を満たされ、教えられていくときに、セラピストは、何もしないで、ただ私たちと一緒にいることで、私たちにとってすべてとなるのです。

・チベット仏教の師であるチョギアン・トルンパは、「健康を促進する一般の専門家、とくにさいこセラピストの基本的な仕事は、十分に人間的となり、自分のいのちに飢えを感じている人々のなかに、十分な人間らしさを起こさせることである」と言っています。

・タオは、大いなる母と呼ばれる。
 からっぽだけれど、無尽蔵で、無限の世界を生み出していく。

・タオはいつでも、あなたのなかにある。
 あなたは、自分が好きなように、自由に使うことができる。

・賢い者が、自分の欲するものを実現できるのは、
 自分の欲求を持っていないからではないだろうか?

・家族のなかに平和がない時、孝行と貢献が生まれる、
 国が混乱し混沌としている時、忠実に国を治める者が現れる。

・大いなるタオを忘れてしまうと、親切や道徳が現れる、
 賢さや知恵が生まれてくると、大きな偽りが始まる。

・『どうして』という問いかけは、頭の思考に導きます。「あなたの耳一方の耳は、どうしてもう一方よりあったかいのでしょうか?」という問いかけは、頭で考えさせることになりますが、「あなたの耳は、どっちのほうがちょっとあったかいでしょうか?」というような問いかけに応えようとすると、からだの感覚を感じようとするでしょう。この二つの問いかけは、まったく違った探求の仕方が必要になるのです。
 ジェンドリンは、彼のフォーカシングのクラスで、その問題についての実体のない考え方に迷い込むのではなく、生きたフェルト・センス(感じられる感覚)に注意を集中するやり方を教えています。

・大いなるタオを忘れてしまうと、親切や道徳が現れる。
 賢さや知恵が生まれてくると、大きないつわりが始まる。

・よいセラピストのもうひとつの条件は、コントロールしないでも気持ちよくいられる、ということです。セラピー全体のプロセスは、最初から最後までずっと、自然に起こるものを頼りにします。

・自分が持っていいるものに満足し、ものごとのありのままを喜びなさい。
 欠けているものが何もないと実感する時、世界全体はあなたのもにとなる。

・タオに生きる人は、偉大なことをしようとしない。
 それによって、偉大なことが達成される。

・ハコミセラピーのめざす中心的なものは、「自分の内面で起こっていることに気づくこと」と「得られなかった体験を満たすこと」です。
ハコミは、ひとつひとつの問題点の原因を探したり、問題解決の方法を見つけたりするのではありません。何かを変化させようとするものでもありません。私たちのすべての行動や、知覚や、感情や、思いをつくりだしているのは、たいていは無意識のなかにある、古くて深い信念や習慣なのです。それに意識的に気づくことによって、それを変えていくことができるのです。

・マインドフルネスで実験をするというやり方をします。それによって無意識とのつながる道が開けるのです。クライエントもセラピストも共に無意識のプロセスが展開するままに寄り添い、無意識に導かれるのです。ここにあるのは、いのちのはたらきに寄り添う。ということです。自分で何とかしようと頑張るのではなくおのずから開かれてゆくいのちの展開に導かれることです。ここに、大いなるいのちのはたらきにゆだねる、というタオイズムが活かされます。これはまさに「開かれゆく恵み」なのです。

・ハコミのめさずもうひとつのものは、得られなかった体験を満たすということですが、子どもの頃に成長するために必要だったのに得られなかった体験は、おとなになってからでも、満たすことができます。これまでの人生でずっと失われてきたものを体験することができるのです。このようにしてハコミは、これまでとうにもならなかったところに道を開き、希望といのちをよみがえらせ、不必要な悩みから解放される道を探っているのです。

感想
ハコミセラピー

タオイズム

道徳経

まさに生き方のセラピーのようです。
マインドフルネスも活用するようです。

心と身体の声に耳を傾けて、その声を大切にすることなのでしょう。