英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

バンクーバー五輪雑感① スピードスケート

2010-02-17 21:48:53 | スポーツ
 長島選手、加藤選手、おめでとうございます。及川選手、お疲れ様でした。

 金メダルは、韓国の4番手と見られていたモ・テボム選手でした。予想外でしたが、素晴らしい滑りでした。
 銀・銅の2選手は、小ミスが出て満足できる滑りではなかったかもしれませんが、そのミスを吹き飛ばす力走だったと思います。

 と、まあ、ここまで順当なことを書いてきましたが、私がそんな大人しいわけがなく、このシリーズ『五輪雑感』では、どうでもいい事や重箱の隅を突っつくような事を書いてしまう気がします。

 まず、解説の黒岩敏幸氏(アルベールビル五輪の銀メダリスト。サラエボ五輪で日本の期待を一身に背負って10位に終わり、次のカルガリー五輪で銅メダルを取った黒岩彰氏ではありません)。
 日本選手のレースでは解説というよりは単なる声援と化してしまいます。まあ、それはそれでいいと思います。
「いいです、いいです」「大丈夫です、大丈夫です」「速いです」「いける、いける」「ここからです」
 …で、ゴールして「タイムは…○○.△△」。
 解説の興奮度ほどはタイムがよくないんです。今回に限らず、前回の五輪でも同じように思いました(黒岩氏かどうかは不明)。最後の加藤選手の時なんか、金メダルかと思いました。

 
 極めつけは、「動いています、○○選手」。←「そりゃそうだろう」と、毎回突っ込んでいます。もちろん、氏は「動きに切れがある」という意味で使っているのですが、ついつい突っ込んでしまいます。

 スピードスケート(特に500m)を見ていて、いつも疑問に思うのですが、スタートからゴールまですべて全開で滑っています。
 男子500mだと約35秒ですが、ゴールするときはもう「いっぱいいっぱい」という状態です。陸上競技でいえば400mに当たるのでしょうか。
 トップスピード自体はスピードスケートの方が速く、100m長いのにタイムは10秒ほど短いです。しかし、スタートダッシュは陸上競技よりは大変そうで、体を思い切り動かしていて、相当負荷がかかりそうです。
 で、トップスピードに乗ったと思ったら、すぐカーブです。これも相当難しそうで、大変な技術と筋力が必要そうです。
 で、思うのですが、スタートダッシュは9割に抑えれば、その分カーブも回りやすいし、筋肉の負荷も少なくて済み、その分、後半のスピードのアップ、または、持続に回せないのかなと思うのです。

 さて、今回、500mで気がついたのですが、全競技終了直後、吹奏楽が会場に吹奏楽が流れます。これが、選手の慰労、称賛に聞こえ、協議の余韻を気持ち良く感じることができました。曲名は分かりませんが、女子500mはロシア民謡だったと思います。
 やるな!バンクーバー!
コメント (8)
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