英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『特捜9』 第3話「殺人都市計画」

2018-04-26 22:21:35 | ドラマ・映画
【今週のポイント】
①師弟対決のコンペであったが、森田亜紀子(冨樫真)に依頼が決まっていた出来レースだった
 嫉妬と仕事欲しさで師匠・大屋源治(下條アトム)が、家宅侵入し模型を破壊
②不動産会社の江波太門(伊嵜充則)が調査結果を改ざんし、土壌汚染の事実を隠蔽
 それに気づき、不正を公表し糾弾しようとした亜希子を太門が殺害
③凶器を隠したのは源治の妻・千鶴(洞口依子)
 千鶴は太門とは血の繋がりがないうえ、嫌われていたが、それでも愛おしく想い、庇おうとした

④新入りの“先走りくん”は、今週も引き立て役とフェイク当て馬役。
 そのうえ、ウザくてイラつくキャラで、気の毒

脚本は、私に中ではかなり評価の低い真部千晶氏だったが、上記の③を肝に据え、①②をうまく絡めたストーリーで、面白かった。
 謎解きの鍵に、紫陽花の色と思い出の箸箱を使ったのも巧みだった。


 ただし、源治が2階までよじ登るのは無理がある。

【今週の教訓】
 人を非難する(叱る)時は、少しは逃げ道を作ってやらないと、大変なことになる。


「第1話」 「第2話」

【ストーリー】番組サイトより
 自然と共生する設計で人気の建築家・森田亜紀子(冨樫真)の刺殺体が仕事部屋で発見された。第一発見者でアシスタントの北原里香(長尾純子)によると、亜紀子はとある町の設計コンペに参加しており、その設計模型が、何者かによって破壊されていた。コンペには近未来的なデザインで有名な建築家・大屋源治(下條アトム)も参加していた事が判明する。
 青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)はその建築家・大屋の自宅へ。志保(羽田美智子)と村瀬(津田寛治)は、コンペを持ちかけた不動産会社の担当・中岡孝(中野剛)、江波太門(伊嵜充則)の元へ聞き込みに向かう。
 一方の直樹(井ノ原快彦)は、真澄(原沙知絵)から、被害者は傷口の形状から工作用のカッターナイフで刺された可能性が高いと聞く。
 そんな中、大屋の靴が現場に残された足跡と一致!直樹らは住居侵入の容疑で大屋家の家宅捜索を行う。その様子を心配そうに見守る大屋の妻・千鶴(洞口依子)の動きが不審である事に新藤(山田裕貴)が気付き、単独で尾行を開始するが、そこで意外な事実が判明し―。
 更に、今回のコンペはデキレースだったという話しを聞いた志保らは、関係者を洗い直し、新たな事実に辿り着くが…。

ゲスト:大屋千鶴………洞口依子
    大屋源治………下條アトム
    森田亜紀子………冨樫 真
    北原里香………長尾純子
    中岡 孝………中野 剛
    江波太門………伊嵜充則

脚本:真部千晶
監督:吉田啓一郎
コメント (2)
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