英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

2024皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会 ファイナル

2024-12-16 17:49:47 | スポーツ
力尽きた……。

 試合開始直後、渡嘉敷がパワープレーでゴールをねじ込み、さらに、コーナーに開いてパスを受けて3Pシュートを沈める。
 このプレーで、富士通のディフェンスに迷いを生じさせた。
 渡嘉敷がほぼフリーでジャンプシュート、カットインからドリブルシュートを決める。さらに、渡嘉敷にマークが集まると、外郭にパスを出し、3Pシュート。パスが良く回り、リズムよくフリーでシュートを打てたので良く決まった。
 これに加え、野口さくらも躍動し得点を重ねる。前半は3Pシュートで21点(7本)、その他(2Pシュート+フリースロー)17点の計38得点。
 ディフェンスでは、富士通のポイントガード・町田にダブルチームを仕掛けるなどプレッシャーを掛け、富士通のオフェンスを機能低下させた。
 富士通は、ペイントゾーンの要のジョシュアが第2Q半ばで2ファールになり、ベンチに下げざるを得なかったのも痛かった。

 相当苦しい展開で、一時は11点差(アイシン30-19富士通)と開いたが、江良と宮澤が3Pシュートを決め、前半はアイシン38-29富士通。
 点差が開きかけたところで3Pを決め、(宮澤と江良が各2本、町田が1本)、宮澤が切り込んでシュートを決めるなど、踏みとどまった

 第3Qに入っても、渡嘉敷中心に攻め、アイシン43-33富士通とアイシンペース。
 ただし、ファールトラブルでベンチに下がっていたジョシュアがコートに復帰。ジョシュアがリバウンドやリング周辺での得点で、ゲームの風向きを変えた。
 その後、ファールをもらってのフリースローで4得点(2本外しているが、アイシンのチームファールが増えたのも大きかった)、さらにペイントゾーンから2Pシュートで、アイシン45-41富士通。
 さらに、ファールをもらった宮澤が2本のフリースローを決め、アイシン45-43富士通と肉薄。
 アイシンは第3Q後半にチームファールによるフリースロー機会3回(6本)を与えているのも大きい。さらに、ジョシュアがペイントゾーンで頑張り、渡嘉敷を軸とするオフェンスが機能しなくなり、シュートも決まらず、ターンオーバーも増えた。
 第3Q終了間際、野口がブザービーターを決め、アイシン47-43富士通。

 第4Qに入り、最初の1分半は得点が入らず、膠着状態。
 それを打ち破ったのが、宮下の3Pシュート。アイシン47-46富士通。
 ここで、アイシンも踏ん張り、渡嘉敷、野口、近藤がシュートを決め(富士通は町田が2Pシュート)、アイシン53-48富士通 残り7分。

 しかし、富士通のディフェンスが強度を増したのか、アイシンの足が止まったのか、ここから、アイシンのバスケが機能しなくなった。
 残り5:54、赤木 2Pシュート 富士通50-53アイシン(←得点表示のチーム順を変えました)
 残り4:24、宮澤 フリースローを2本成功、富士通52-53アイシン
 残り3:18、江良 3Pシュート、富士通55-53アイシン
 残り2:53、ジョシュア2Pシュート、富士通57-53アイシン
 さらに、残り2:07、内尾が3Pシュートを沈め、富士通60-53。まだ、挽回可能ではあるが、もはや、アイシンには抗う力は残っていなかった。
 1:31 内尾2Pシュート、0:59 宮澤 3Pシュート。富士通65-53アイシン。力尽きたアイシン。それでも、最後まで全力プレー。

 最終スコアは富士通65-55アイシン

 MVPは宮澤。21得点(3P3本)、11リバウンド、2スティール、2シュートブロックは妥当かもしれないが、私はジョシュアの頑張りをMVPとしたい(13得点、8リバウンド)。
 宮澤ファンなので敢えて言うが、ガードが《シュート打ってね》と渡したパスなのに、3Pシュートを躊躇し、何となくドリブルしてシュートクロックを浪費するシーンを繰り返したのはいただけない!
 アイシンは十分勝機があった。勝つべきゲームの流れだった。控えのポイントガードの育成が急務だ。

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