英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

学術会議任命拒否問題③……嘘つき と でたらめ

2020-10-13 15:40:02 | 時事
菅総理「任命しなかった6人を含む学術会議が提出した105名の推薦者リストを見ていない」
 総理が見たのは99名のリストだったと言うが、だったら、これまで述べていた「総合的、俯瞰(ふかん)的な活動を確保する観点から判断した」という説明は、何だったのか?
 任命しなかった6人を除外したリストしか見ていないのなら、総合的、俯瞰(ふかん)的な活動を確保する観点から判断できるはずがない!
 あの説明は、まったくの嘘だったことになる。


 さらに、学術会議が提出した推薦者リストを見ずに総理が任命したのが事実なら、『会議の推薦に基づいて総理大臣が任命する』と定めた『日本学術会議法』に違反していることになる。
 誰がリストから6人を削除したのか分からないが、その行為も“でたらめ”である。

 ………………………………………“嘘つき”、“でたらめ”という言葉が頭に浮かぶ。



野党や各方面からも「105名の推薦者リストを見ていない」という総理の説明について、疑問や批判があり、これを躱すため昨日(12日)に加藤官房長官が釈明した。
 【東京新聞 TOKYO Web】によると
 日本学術会議の新会員任命拒否問題に関し、加藤勝信官房長官は12日、菅義偉首相が「見ていない」とした学術会議からの推薦候補者名簿が、参考資料として決裁文書に添付されていたと説明した上で、「(首相が)詳しくは見ていなかった」と釈明した。ただ、6人を除外した起案文書の作成前に、首相が内閣府から今回の「考え方」を聞いていたと説明したため、事前に除外を認識していた可能性も浮上。どのような関与をしたのか、さらなる説明が求められる事態となった。


 さらに、同じく【東京新聞 TOKYO Web】によると
◆「見ていない」から修正
 政府関係者は、除外決定の過程で杉田和博官房副長官が関与していたと明らかにした。
 首相が9日の内閣記者会のインタビューで、学術会議提出の105人の推薦候補者名簿を「見ていない」と説明したことに対しては、学術会議の推薦に基づく首相の任命を定めた日本学術会議法に抵触するという見方が出ている。
 これについて、加藤氏は12日の記者会見で「推薦の案そのものを無視してやっているわけではない」と反論。推薦通りの任命義務まで課されていないという現在の政府見解を踏まえて「推薦(候補者名簿)の中から選ばれた者を決裁したのだから、適法に行われている」と強調した。
 政府側は6人の除外について、内閣府が9月24日に決裁文書を起案した段階で行われていたと説明している。加藤氏は、内閣府から起案前に「(首相に対して)考え方が説明され、共有化され、それにのっとって具体的な作業がなされた」とし、手続きが正当だと主張。ただ、誰が実際の人選に関与したかなどは「人事の話だから控える」と明らかにしなかった。


 ………………………………………苦しい言い訳(こじつけ)だ
コメント (2)
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