英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

2024ウィンブルドンテニス

2024-07-17 09:48:47 | スポーツ
 深夜観戦して、寝不足
 男子シングルスは2年連続、ジョコビッチとの新旧王者対決。昨年は大激戦、名勝負だったが、今年はジョコビッチが故障上がり(膝の手術後、日が浅い)で、今一つだったが、随所に好プレーが観られた。
 ……アルカラス時代が続きそうな予感。
 女子シングルスは、第4シードリバキナ以外は上位シードが早々敗退。
 準決勝は、リバキナ(4)vs クレイチコバ(31)
      パオリーニ(7)vs ヴェキッチ   となった(括弧内の数字はシードランク、ヴェキッチはノーシード)
 最近の女子は上位シードが早い段階で敗れるのは珍しくない。
 準々決勝の戦いぶりを観ると、4選手は皆好調だが、リバキナがポテンシャルと試合内容が一段階、上のように見えた。
 準決勝も第2セット途中まではリバキナペースだった。特に、第1セットは4ゲーム連取でこのまま一気に持っていきそうな流れだった。
 しかし、クレイチコバはへこたれず、リバキナのサービスゲームをブレイクし、3-5まで盛り返した。これが、ターニングポイントとなった。
 第2セットもリバキナは好調だったが、クレイチコバも引かない。闘志満々で、自分の会心プレーには雄叫び、失敗には悔しさの叫びを上げる。悔しい気持ちの発散という意味もあるが、自分を励ます意味もあるように見えた。
 リバキナはクレイチコバの闘志に気圧される。さらに、自分のミスを悔いる。苛立ちさえ見える。
 結局、クレイチコバの闘志を押される形で、第2、第3セットは、4-6、4-6で失い、敗れてしまった。
 もう一方の準決勝も大熱戦となり、女子の準決勝としては最長試合となった。この試合も、パオリーニの闘志が光ったが、彼女の機動力とボレーなどのテクニックも素晴らしかった。
 昨年あたりまでは、グランドスラム大会では1回戦負けが多く、すべて2回戦止まりだった。今年は、ウィンブルドンに限らず大躍進。各大会で上位進出し、全仏オープンでも決勝に進出している(優勝はシフィオンテク)

 決勝は、第1セットは完全にクレイチコバペースで、このまま第2セットも奪う勢いだった。
 しかし、パオリーニは意を決したかのように、ラケットを振りぬく。球の伸びが第1セットとは段違いだった。
 ファイナルセットは、クレイチコバも立て直し、互角の展開。
 気になるのは、パオリーニの打球に第2セットのような伸びがなくなったこと。
 第7ゲームにブレイクされ追い込まれる。しかし、パオリーニも反撃、4-5で迎えた第10ゲームにブレイクチャンスを迎える。しかし、ここでクレイチコバが踏ん張り、クレイチコバが勝利を掴んだ。
 パオリーニのプレーは好きなんだけれど、残念。

ところで、「くれいちこば」と打って、最初に変換されたのは「呉市子刃」……笑った

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