沙羅駆&賢正&奏子トリオは面白いが、肝心の事件は相変わらず冴えない
★嵌められた沙羅駆
1.凶器についた沙羅駆の指紋
2.動機(被害者は沙羅駆を叩く記事を執筆)
3.現場付近での沙羅駆の目撃証言
4.アリバイなし(部屋に籠っていた)
凶器の指紋はともかく、動機は弱いし、目撃証言も“沙羅駆らしき”人影というだけ。
沙羅区を知る人間ならば、「沙羅駆がそんな証拠を残すはずがない」(今市&山田刑事)、「沙羅駆が人を殺すはずがない」(奏子&賢正)と、大きな疑念を持つ。
しかし、沙羅駆の犯行ではないことを立証しなければならない。
……………証拠を否定する確固たる論拠か、真犯人を捉える必要がある。
★奏子の奮闘捜査
一課の捜査から締め出された奏子の単独捜査では、沙羅駆が留置所から解放される日は遠いと思われたが、普段、沙羅区に罵倒されている言葉を思い出し、捜査を進めていく……
―――沙羅駆語録―――
「事実をいくら積み重ねても真実には辿りつかない」
「事実を真実にするには推理が必要だ。おしはかること、すなわち推理こそが真実に辿りつく唯一の道だ」
「見るのと監察するのでは大違いだ」
≪スリ犯人に遭遇、しかも、そのスリが沙羅駆に扮した真犯人を目撃していた≫という幸運もあったが、『沙羅駆ファンサイト』で当日の画像を募ったのはお手柄。無事、解決。
★沙羅駆評(けっこう信頼度が高い)
奏子
「偏屈でイヤミで意地悪で、正義感も変だけど、私の知ってる法門寺さんは、絶対に人を殺したりしない」
「信じられる人です。すごく変人だけど」
今市&山田刑事
「法門寺はああいう奴で、とんでもないああいう奴だが」
「悪人ではない。まあ、善人でもないがな」
★助手“ワトソン”、誕生!
沙羅駆「なぜ私が犯人じゃないと考えた?」
奏 子「考える?どうして考える必要があるんです?そんなの当たり前じゃないですか」
沙羅駆「当たり前、か。……思った通り、不合理な答えだ」
奏子から理屈よりも100%の信頼を示された沙羅駆、まんざらでもなさそう。
(沙羅駆の分かりにくい謝辞に文句を言う奏子に対して)
沙羅駆「黙らないとおいていくぞ。和藤奏子」
奏 子「え?いま私の名前……」
自分が認めた者でないと名前を呼ばない沙羅駆に、初めて名前で呼ばれて嬉しがる奏子。
気持ちが真っ直ぐで根性のある奏子に対し、沙羅区は好感を持っていたはずで、“今更”という気がしないでもないが、エピソード的には妥当なタイミングかもしれない。
★今週のマリア・T
先週ラストで逮捕されたマリア・Tだが、今回のお膳立ては逮捕前に済ませていたと考えられる。
逮捕されたのも、沙羅駆を有名にし犯行現場付近での目撃証言を引き出すため。
今週ラストで毒薬を飲み倒れるが、仮死状態になって留置所(拘置所)から脱出するため?
★管理官・牛田寛人(稲垣吾郎)、登場!
“無能な権力者”は迷惑……そんな感想を再認識させるキャラクターだった。
彼に対する沙羅駆の評価が意外と高くて、優しいのが不思議だった。
【ストーリー】番組サイトより
沙羅駆(織田裕二)の護衛係を務める奏子(土屋太鳳)のパソコンが何者かにハッキングされ、奏子が書き留めていた沙羅駆に関する調査報告書が世間に流出。“マリアT”が裏で操っていた一連の殺人事件を沙羅駆が解決していたことがマスコミに取り上げられ、沙羅駆の存在が一躍世間に知れ渡ってしまう。
そんな矢先、都内のとある一軒家で爆発が起こり爆発跡からその家の住人でフリーライターの九鬼(小島康志)という男が刺殺体で発見される。現場にあった凶器のナイフから沙羅駆の指紋が検出され、そのうえ周辺の目撃情報からも沙羅駆を見たとの証言が多数あがり、なんと沙羅駆が殺人容疑で警察に連行されてしまう。茫然とする奏子や賢正(ディーン・フジオカ)をよそに、警察に拘留されても一人落ち着き払い飄々とした態度の沙羅駆。
殺された九鬼はスキャンダルをネタに金を要求するいわゆる“ブラックジャーナリスト”で、実は沙羅駆についても告発記事を執筆し週刊誌に発表する予定だったことが判明。それにより二人の繋がりも見つかり、警察では益々沙羅駆への容疑が深まっていく。
そんな中、奏子は沙羅駆の無実を主張し、真犯人を見つけ出そうとするが、捜査本部からは事件への関与を禁じられてしまう。
一方、捜査本部では捜査を指揮する警視庁捜査一課管理官・牛田寛人(稲垣吾郎)が、沙羅駆に対し九鬼殺しの容疑者としてだけではなく、これまでのマリアTが黒幕だった一連の殺人事件の真の首謀者ではないかという疑惑を向けていた。実は牛田と沙羅駆は8年前、牛田が指揮を執っていたある事件から続く因縁があったのだ。その事件で沙羅駆に苦い経験を味合わされた牛田は、沙羅駆の人並み外れた頭脳に関して身をもって知るがゆえに、沙羅駆であればその叡智を駆使して犯罪を操ることは可能だと考え、沙羅駆が犯罪者だと固執。沙羅駆は牛田から取調べを受けることになり、二人は運命の再会を果たす。
その頃、捜査への関与を禁じられていた奏子は独自に捜査を始めるが……。
脚本:木村涼子 監督:韓哲
第1話 脚本:泉澤陽子 監督:木村ひさし
第2話 脚本:泉澤陽子 監督:木村ひさし
第3話 脚本:泉澤陽子 監督:坪井敏雄
第4話 脚本:栗本志津香 監督:坪井敏雄
第5話 脚本:木村涼子 監督:韓哲
第6話 脚本:栗本志津香 監督:木村ひさし
第7話 脚本:泉澤陽子 監督:坪井敏雄
★嵌められた沙羅駆
1.凶器についた沙羅駆の指紋
2.動機(被害者は沙羅駆を叩く記事を執筆)
3.現場付近での沙羅駆の目撃証言
4.アリバイなし(部屋に籠っていた)
凶器の指紋はともかく、動機は弱いし、目撃証言も“沙羅駆らしき”人影というだけ。
沙羅区を知る人間ならば、「沙羅駆がそんな証拠を残すはずがない」(今市&山田刑事)、「沙羅駆が人を殺すはずがない」(奏子&賢正)と、大きな疑念を持つ。
しかし、沙羅駆の犯行ではないことを立証しなければならない。
……………証拠を否定する確固たる論拠か、真犯人を捉える必要がある。
★奏子の奮闘捜査
一課の捜査から締め出された奏子の単独捜査では、沙羅駆が留置所から解放される日は遠いと思われたが、普段、沙羅区に罵倒されている言葉を思い出し、捜査を進めていく……
―――沙羅駆語録―――
「事実をいくら積み重ねても真実には辿りつかない」
「事実を真実にするには推理が必要だ。おしはかること、すなわち推理こそが真実に辿りつく唯一の道だ」
「見るのと監察するのでは大違いだ」
≪スリ犯人に遭遇、しかも、そのスリが沙羅駆に扮した真犯人を目撃していた≫という幸運もあったが、『沙羅駆ファンサイト』で当日の画像を募ったのはお手柄。無事、解決。
★沙羅駆評(けっこう信頼度が高い)
奏子
「偏屈でイヤミで意地悪で、正義感も変だけど、私の知ってる法門寺さんは、絶対に人を殺したりしない」
「信じられる人です。すごく変人だけど」
今市&山田刑事
「法門寺はああいう奴で、とんでもないああいう奴だが」
「悪人ではない。まあ、善人でもないがな」
★助手“ワトソン”、誕生!
沙羅駆「なぜ私が犯人じゃないと考えた?」
奏 子「考える?どうして考える必要があるんです?そんなの当たり前じゃないですか」
沙羅駆「当たり前、か。……思った通り、不合理な答えだ」
奏子から理屈よりも100%の信頼を示された沙羅駆、まんざらでもなさそう。
(沙羅駆の分かりにくい謝辞に文句を言う奏子に対して)
沙羅駆「黙らないとおいていくぞ。和藤奏子」
奏 子「え?いま私の名前……」
自分が認めた者でないと名前を呼ばない沙羅駆に、初めて名前で呼ばれて嬉しがる奏子。
気持ちが真っ直ぐで根性のある奏子に対し、沙羅区は好感を持っていたはずで、“今更”という気がしないでもないが、エピソード的には妥当なタイミングかもしれない。
★今週のマリア・T
先週ラストで逮捕されたマリア・Tだが、今回のお膳立ては逮捕前に済ませていたと考えられる。
逮捕されたのも、沙羅駆を有名にし犯行現場付近での目撃証言を引き出すため。
今週ラストで毒薬を飲み倒れるが、仮死状態になって留置所(拘置所)から脱出するため?
★管理官・牛田寛人(稲垣吾郎)、登場!
“無能な権力者”は迷惑……そんな感想を再認識させるキャラクターだった。
彼に対する沙羅駆の評価が意外と高くて、優しいのが不思議だった。
【ストーリー】番組サイトより
沙羅駆(織田裕二)の護衛係を務める奏子(土屋太鳳)のパソコンが何者かにハッキングされ、奏子が書き留めていた沙羅駆に関する調査報告書が世間に流出。“マリアT”が裏で操っていた一連の殺人事件を沙羅駆が解決していたことがマスコミに取り上げられ、沙羅駆の存在が一躍世間に知れ渡ってしまう。
そんな矢先、都内のとある一軒家で爆発が起こり爆発跡からその家の住人でフリーライターの九鬼(小島康志)という男が刺殺体で発見される。現場にあった凶器のナイフから沙羅駆の指紋が検出され、そのうえ周辺の目撃情報からも沙羅駆を見たとの証言が多数あがり、なんと沙羅駆が殺人容疑で警察に連行されてしまう。茫然とする奏子や賢正(ディーン・フジオカ)をよそに、警察に拘留されても一人落ち着き払い飄々とした態度の沙羅駆。
殺された九鬼はスキャンダルをネタに金を要求するいわゆる“ブラックジャーナリスト”で、実は沙羅駆についても告発記事を執筆し週刊誌に発表する予定だったことが判明。それにより二人の繋がりも見つかり、警察では益々沙羅駆への容疑が深まっていく。
そんな中、奏子は沙羅駆の無実を主張し、真犯人を見つけ出そうとするが、捜査本部からは事件への関与を禁じられてしまう。
一方、捜査本部では捜査を指揮する警視庁捜査一課管理官・牛田寛人(稲垣吾郎)が、沙羅駆に対し九鬼殺しの容疑者としてだけではなく、これまでのマリアTが黒幕だった一連の殺人事件の真の首謀者ではないかという疑惑を向けていた。実は牛田と沙羅駆は8年前、牛田が指揮を執っていたある事件から続く因縁があったのだ。その事件で沙羅駆に苦い経験を味合わされた牛田は、沙羅駆の人並み外れた頭脳に関して身をもって知るがゆえに、沙羅駆であればその叡智を駆使して犯罪を操ることは可能だと考え、沙羅駆が犯罪者だと固執。沙羅駆は牛田から取調べを受けることになり、二人は運命の再会を果たす。
その頃、捜査への関与を禁じられていた奏子は独自に捜査を始めるが……。
脚本:木村涼子 監督:韓哲
第1話 脚本:泉澤陽子 監督:木村ひさし
第2話 脚本:泉澤陽子 監督:木村ひさし
第3話 脚本:泉澤陽子 監督:坪井敏雄
第4話 脚本:栗本志津香 監督:坪井敏雄
第5話 脚本:木村涼子 監督:韓哲
第6話 脚本:栗本志津香 監督:木村ひさし
第7話 脚本:泉澤陽子 監督:坪井敏雄