今日は現存する最古の天守閣という「丸岡城」を訪れた。基本的に外板もすべて木造だ。築城の正確な年代を書いた看板はなかったが、1600年代の前半に築かれたようだ。
もはや城攻めなどないという前提での築城のように見える。大砲や火矢に対して防護する必要も感じていない、質実優先の城のようだ。

サイズもかなり小さく自然石を積み上げた野面積み(のづらづみ)の石垣の上に、三層の天守閣が乗っているだけ。天守の入口は石段を作って直接天守に入るようになっている。


内部もシンプルで、各層とも基本的にワンルーム。石を落とす出窓などいろいろと仕掛らしきものはあるが、ここに籠城するつもりもないローコスト天守閣だな。屋根瓦は石を削って作った瓦なのだが、焼き物よりも耐久性があり長期的にはローコストなんだそうだ。



一層目に丸岡城下のジオラマがあった。これが笑ってしまう。ここのどこかに忍者が3人、くノ一が2人、犬が3匹・・を探してみてくださいとある。

本丸御殿と書いてある表示の右下の門の石垣を赤い装束のくノ一が登っていたり、犬は小さすぎて目をこらさないと発見できない。
内部の階段は急だ。まあ梯子のつもりで上り下りすべきだな。



こういう天守でも見ごたえがある。
なお、この天守も各時代に修繕改修されているが、大きなものとしては昭和23年の福井大震災で倒壊したのちの昭和30年に再建された。このときは古部材の8割が採用されたそうだ。
昨今のコンクリート構造の観光城郭は見る気も起らないが、昔のままの造りの城は歴史も含めて見るものがある。
この後は東尋坊に向かう。
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もはや城攻めなどないという前提での築城のように見える。大砲や火矢に対して防護する必要も感じていない、質実優先の城のようだ。

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内部もシンプルで、各層とも基本的にワンルーム。石を落とす出窓などいろいろと仕掛らしきものはあるが、ここに籠城するつもりもないローコスト天守閣だな。屋根瓦は石を削って作った瓦なのだが、焼き物よりも耐久性があり長期的にはローコストなんだそうだ。



一層目に丸岡城下のジオラマがあった。これが笑ってしまう。ここのどこかに忍者が3人、くノ一が2人、犬が3匹・・を探してみてくださいとある。

本丸御殿と書いてある表示の右下の門の石垣を赤い装束のくノ一が登っていたり、犬は小さすぎて目をこらさないと発見できない。
内部の階段は急だ。まあ梯子のつもりで上り下りすべきだな。



こういう天守でも見ごたえがある。
なお、この天守も各時代に修繕改修されているが、大きなものとしては昭和23年の福井大震災で倒壊したのちの昭和30年に再建された。このときは古部材の8割が採用されたそうだ。
昨今のコンクリート構造の観光城郭は見る気も起らないが、昔のままの造りの城は歴史も含めて見るものがある。
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