ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

能登の西海岸を気多大社と妙成寺にお参りした (2016/6/17)

2016年06月17日 | 2016/6 北陸のたび 2
 今朝は天気はいいし気温が23度くらいでこの時間は気持ちがいい。9時の開店を待って店の中を見たが、情報もほしいものもない。



 あきらめてこの橋を渡って、のと里山海道に向かう。



 のと里山海道は今は無料の自動車専用道路で、制限速度が80キロ。片側2車線あるので走行車線をのんびり走っていてもそれほど迷惑でもないだろう。途中の道の駅「高松」に立ち寄った。ここは高速のSAのような感じだ。海岸まで降りることもできるし足湯もある。



 渚の砂浜を走ることができるなぎさドライブウェイというのがある。砂の粒が細かく水を含むとよく締まるので、そのまま車で走ることができる日本唯一の道路だそうだが、もとよりこのクルマで走るつもりはない。だがどんなところか見に行ってきた。



 今は満潮時かな。走路の数メートルのところまで波が打ち寄せている。海からの風が強く波しぶきが飛んでいるし、海砂も巻き上げられてシャーシにたまるので、車にとってはたまったものじゃあない。見ているとレンタカーが多かったが、今にして思うと自転車で走ってもよかったかな。



確かに細かい砂だが細かい砂はどこにでもあるし、むしろ細かいから埋もれてカメになるのではないかという気がする。水分を含んで蒸発しにくい何かがあるような・・・

 次いで訪れたのは気多大社。
ここは能登国一之宮。主祭神が大国主神だ。大国主神が出雲から300余神を率いて来降し、化鳥・大蛇を退治して海路を開いたとそうだ。ちゃんと流れはあっている。





 神門に茅輪がかけられており、参拝者はこれをくぐって拝殿に出るようになっている。拝殿もどっしりとして立派だ。そしてその後ろの本殿も拝殿と並ぶ大きさだ。



 そして拝殿から右に流れて、「入らずの森」の入口にある古びた鳥居の前にくると、奥の方から涼しい風がさーっと流れてくる。



これぞパワースポット。気持ちが落ち着いてくるような感じがする。

 次に向かったのは「妙成寺(みょうじょうじ)」。日蓮宗の北陸本山だそうだ。田んぼの中の道を走っていると塔が見えてくる。



 仁王門の正面が五重の塔というのも面白い。



 仁王門の手前左側に手水舎にあたるお堂がある。浄行堂というのだが、浄行菩薩の石像が安置してあり、手水と使うのに合わせて、菩薩像をたわしで洗うと寿命を延ばして願いを満たしていただける有り難い菩薩像なんだそうだ。



 石段の下から仰ぎ見る五重塔はいかにもバランスのいい美しい塔だ。



 仁王門のよこの鐘楼も形がいい。ここも那谷寺のように鐘の周囲が覆われた鐘楼だ。



 仁王門から入って右に本堂と左右に三光堂、祖師堂が一列に並んでいる。それぞれに歴史を感じさせるどっしりとした堂宇だ。いずれも1600年代の初めの建築だ。







 祖師堂には下の客殿から屋根のついた回廊で結ばれている。奈良の長谷寺がこんな感じだったかな。



 そして祖師堂の内部の天井の木組みもスゴイ。



 面白いなと思ったのはこれ。



 外廊下というか濡れ縁というのか外回りの縁側に外に向かって下がっていく傾斜がつけられている。雨や雪の水分を下に流す工夫だろうな。

 こんなところで午前中は終わった。お昼を食べてから西海岸の能登金剛の絶景を見ながら輪島に行く。



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