漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

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カレー粉、辛涼解表(体表を開いてこもった熱を追い出す)

2021-08-03 | 薬膳・食育

蒸し暑い・・・

と、突然ドライカレーが食べたくなった。

ハーッとする芳香性の辛味で軽く汗をかけば、そのあとはあら不思議。体が涼しくなった。

そして、熱帯夜にもかかわらず、その日はぐっすり安眠、むくみも取れるのか朝の体が軽い。

芳香健胃化湿作用とともに、辛涼解表作用もあるらしい。

(ターメリック(姜黄)は、温辛苦 活血止痛 行気解鬱)

蒸し暑いインドの食の知恵がつまったカレースパイス。

温める作用と冷ます作用のものがちょうどいい具合にブレンドされているらしい。

蒸し暑い日本の夏にも有効利用したいですね。

(あっという間に食べてしまったので生協の写真をお借りしました)

具がほぼ炒まったところに、ごはんとふだんよりちょっと多めにカレー粉を投入して、香りが飛びすぎないようにざっと炒めて出来上がり。

サラサラっとした仕上がり。これカレーチャーハンというのかな?今どきは。

とにかく私の時代はこれがドライカレーだったのだ。

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