糖尿病対策としてダイエットすることも多いのですが、食事回数や食べる順番によって逆効果になることもあるという結果を現したグラフです。
(DIプレミアム版300号より)
食事回数と血糖値の変化です。
規則正しく3食を食べると(赤線)一日の血糖値は安定しているのですが、回数を減らすと食後血糖値の上昇が激しくなり、インスリンをより消耗してしまうことになります。一日の摂取カロリーが少ないにもかかわらず、です。
また血糖値の変動が大きいと低血糖時はイライラしたり疲労感が出たりと体調がよくありませんね。
こちらは、食べる順番の違いによる血糖値の変化です。
肉や魚を先に食べるほうが血糖値の上昇が抑えられています。
また夕飯の時間が遅かったり、夜に間食をすると血糖値の高い時間が長引いてしまうので、早めに食事を済ましてしまうことも大切です。
つまり、1日3食を規則正しく食べ、夜食間食を控えれば、しっかり食べられてインスリンを消耗せず、血液のドロドロ(動脈硬化)解消も速いのです。