あくせくしていると「陰」を消耗するという話を書きましたが、年齢によっても陰は減っていきます。
たとえば、20代くらいまでは見た目もピチピチしていますが、40代になるとしだいに張りがなくなりしぼんできますね。
女性の場合、生理周期が短くなってくることがあります。
それは、陰血(液体の栄養分)不足で卵子をじっくり育てられず、未熟なまま早めに排卵してしまうからです(低温期が短くなる)。この場合、排卵に勢いが足りないので、卵胞の黄体化が進まず(高温期も短くなる)、その結果リセットがうまくいかないと、次の周期は排卵できずに、生理が来ないままさらに次の周期を待つことになる(生理がこない)という事態になったりします。
妊娠を希望する人では、積極的に陰血を補う必要があります。
例えば亀鹿仙や婦宝当帰膠(※体質によって用いる漢方薬は異なりますので、よくご相談ください)
肌がピチピチになりたい人にも、もちろんおすすめです。
妊活漢方:陰血が必要な卵胞期 - 漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に (goo.ne.jp)
陰を補うシリーズ:
その1秋の養生
その2生理周期が短くなる
その3不眠
その4しつこい空咳
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