漢検一級 かけだしリピーターの四方山話

漢検のリピート受検はお休みしていますが、日本語を愛し、奥深い言葉の世界をさまよっています。

26-2 正式結果

2014-12-01 20:38:53 | 本試験
 26-2 の正式結果が届きました。165点と、自己採点の166点より1点マイナスですが、食い違いは2か所ありました。


(一)5 【彫鐫】 の読み  (正解は「ちょうせん」)
 「ちょうしゅん」と書いたはずで、誤答と思っていたのですが正解になっていました。念のためもう一度調べましたが、「要覧」にも「辞典」にも、また「漢語林」にも音読みは「セン」のみで「シュン」との読みはありません。となると、実は「ちょうせん」と書いていた(ありえないと思いますが)か、採点間違い(もっとありえないですね (汗))かということになりますが、例によって真相は闇の中です。


(八)7 【卒然】 の類義語  (正解は【溘焉】)
 これは逆に正解したつもりでしたが×。自分としては間違えるはずのない熟語で、どういうことだったのかわかりませんが、とにかく×なので、どこか書き間違えたか、一字しか書かなかったか、そうしたケアレスミスがあったのでしょう。


 全受検者の平均点は103.0点で、合格者が102人しかいなかった前回(104.3点)よりさらに下がっています。設問別では、「(一)読み」が14.1点、「(四)語選択書き取り」が3.4点と厳しい結果。逆に「(五)四字熟語」の書き取りは12.2点と比較的易しかったようです。

 今回の合格者数や合格率(前回は7.1%)は協会のHPに掲載されるまでわかりませんが、合格証書の私の番号が前回39番だったのが今回26番になってますので、単純に三分の二になっているとすると、合格者は68人しかいないことになります。さて、実際はどうなりますか。