【書】
サイショ
書物を日にさらして虫干しをする。 (「辞典」第二版 P.561)
【】 は 【晒】 の異体字と記憶していたのですが、第二版にはそれぞれが独立した漢字として記載されています。「あれ?」と思って初版を見たところ、そちらは異体字の扱いでした(初版 P.547)。以前に初版で調べていて、それが記憶に残っていたのでしょう。初版から第二版での改訂は、こんなところにもなされているのですね。ちなみに、「漢語林」でも両者は「同字」とされていますが、協会の「必携」「要覧」では別字の扱いでした。諸説ある漢字なのでしょう。
さてこの「異体字」、「要覧」では「異体字」との表記ですが、「必携」では「別体字」と書かれていました。一方、「辞典」冒頭の「この辞典の使い方」には、
異体字には、「本字」「古字」「別体字」「俗字」などがあるが、その種別は煩雑になるので略した。
とあり、「別体字」は「異体字」の一種別とされています。ネットでは「漢字の字体のうち標準字体以外のもの。異体文字、別体字、変体字ともいう。」と、「異体字」と「別体字」は同じものとの解説があったりもして、結局良くわかりませんでした。(汗)
( は島根県立大学e漢字フォント の漢字フォントを使用しました。)
サイショ
書物を日にさらして虫干しをする。 (「辞典」第二版 P.561)
【】 は 【晒】 の異体字と記憶していたのですが、第二版にはそれぞれが独立した漢字として記載されています。「あれ?」と思って初版を見たところ、そちらは異体字の扱いでした(初版 P.547)。以前に初版で調べていて、それが記憶に残っていたのでしょう。初版から第二版での改訂は、こんなところにもなされているのですね。ちなみに、「漢語林」でも両者は「同字」とされていますが、協会の「必携」「要覧」では別字の扱いでした。諸説ある漢字なのでしょう。
さてこの「異体字」、「要覧」では「異体字」との表記ですが、「必携」では「別体字」と書かれていました。一方、「辞典」冒頭の「この辞典の使い方」には、
異体字には、「本字」「古字」「別体字」「俗字」などがあるが、その種別は煩雑になるので略した。
とあり、「別体字」は「異体字」の一種別とされています。ネットでは「漢字の字体のうち標準字体以外のもの。異体文字、別体字、変体字ともいう。」と、「異体字」と「別体字」は同じものとの解説があったりもして、結局良くわかりませんでした。(汗)
( は島根県立大学e漢字フォント の漢字フォントを使用しました。)