よのなかは なにかつねなる あすかがは きのふのふちぞ けふはせになる
世の中は 何か常なる 飛鳥川 昨日の淵ぞ 今日は瀬になる
よみ人知らず
世のなかに、何か変わらないものがあろうか。飛鳥川は昨日淵だった場所が今日は瀬になるのだ。
飛鳥川はしばしば流れを変えることから無常の象徴とされていますが、それはこの歌から始まったことのようです。
今日から巻第十八「雑歌下」に入りました。1000 まで、68首のご紹介です。
よのなかは なにかつねなる あすかがは きのふのふちぞ けふはせになる
世の中は 何か常なる 飛鳥川 昨日の淵ぞ 今日は瀬になる
よみ人知らず
世のなかに、何か変わらないものがあろうか。飛鳥川は昨日淵だった場所が今日は瀬になるのだ。
飛鳥川はしばしば流れを変えることから無常の象徴とされていますが、それはこの歌から始まったことのようです。
今日から巻第十八「雑歌下」に入りました。1000 まで、68首のご紹介です。