流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

記念艦「三笠」

2014-04-23 | 博物館・資料館等
横須賀市に所在する三笠公園にて保存されている記念艦「三笠」を見学しました。


三笠は、イギリスのヴィッカースに発注され建造されました。
明治32年1月24日、バロー・イン・ファーネス造船所で起工。
明治33年11月8日、進水。
明治25年1月15日から20日まで公試が行われ、3月1日サウサンプトンで
日本海軍への引渡し式が行われました。


三笠は旧海軍の戦艦として、敷島型戦艦の四番艦。
奈良県にある三笠山にちなんで命名されました。


明治37年からの日露戦争では連合艦隊旗艦を務め、連合艦隊司令長官の
東郷平八郎大将らが座乗しました。


現在の三笠の砲塔、煙突、マストなどは、戦後に作成されたレプリカだそうです。


「三笠主砲弾」


「救急室」


「8センチ砲台」


「釣床(ハンモック)」


「30センチ前部主砲」


「海図室」


「操舵室」


「最上艦橋」
東郷司令長官は、ここで戦闘指揮を行いました。


最上艦橋から見える艦首部です。


「60センチ信号探照灯」


艦内の廊下です。


「一番砲室」(15センチ副砲)


「三笠」現役中の舵輪


公室などの部屋へと移動します。


「副官事務室」


「幕僚事務室」


「参謀長公室」


「士官室」


「艦隊機関長室」


「長官浴室」


「長官寝室」


「艦長公室」


「長官公室」


「ラッタル(階段)」
司令長官専用のものです。


舳先は、皇居へ向けているとのこと。

大正15年11月12日、記念艦として保存されました。
事実上、軍艦の形をした資料館となっていますが、甲板の一部に現役軍艦当時
のままのチーク材や、トイレットルームのタイル床が残っています。

あらためて、日本の歴史を知ることができました。
管理されている三笠保存会のみなさま、ありがとうございました。 <(_ _)>

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