流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

川の博物館 かわはく

2014-02-01 | 博物館・資料館等
今日(2/1)は、埼玉県大里郡寄居町に所在する「川の博物館 かわはく」を
見学しました。


同館は“川と水と人々のくらし”をテーマとした河川系博物館とのこと。


「大水車」
直径:23メートル、幅:2.1メートル、材質:檜


開館当時は日本一の大きさでしたが、平成16年に岐阜県で直径24メートルの
水車が完成し、現在は日本第2位の大きさとのこと。


「地球の調和」(作:深田充夫)


「荒川大模型173」
荒川本流に沿った地形を1000分の1に精密に縮小した模型です。
“173”は、一級河川荒川の長さが173キロであることから付けられたそうです。


ピンク色の部分は、西武秩父駅を中心とした地域です。


荒川の川幅日本一(2,537メートル)の部分です。
鴻巣市(滝馬室地内)←→(大和田地内)吉見町


東京湾・港区台場の一帯です。


「皆野のコンニャク水車」(秩父郡皆野町から移築復元)
昭和35年頃まで、コンニャクのアラコひき水車として使われていました。


「東秩父村の精米水車」(秩父郡東秩父村から移築復元)
昭和23年頃まで、米や麦などを搗くために使われていました。


「発電の水車」
荒川源流域にある大洞第二発電所で使われていた発電用の水車です。


正面にある「本館」へ入館します。


第1展示室 -荒川発見-


第1展示室は“荒川と人々のくらしとの関わり”をメインテーマにしています。
川と人とのつきあいを取り戻し、未来に向けてより良い関係を作ることを目指し
ています。


「開閉橋」(模型)
橋の一部を水平に移動させて開閉し、船を通行させます。
現在の上尾市平方にあった平方河岸は、川越と岩槻を結ぶ道路の渡し場でした。
明治16年、最初の平方開閉橋ができました。


「荷船(にふね)」
荒川を下る時は、上尾の平川河岸から東京の千住まで1日を要したそうです。


「水塚(みづか)」
水塚は水害時の避難場所として、土を盛って塚状とした場所を指します。
洪水に度々見舞われた河川地域に住む人々の様々な工夫です。


「見沼通船堀東縁模型」(縮尺1/10)
さいたま市緑区大間木・下山口新田に所在する国指定史跡です。
享保16年(1731年)に完成しています。
1914年に完成したパナマ運河と同じ原理によるものです。
見沼通船堀は、我が国最古の閘門式運河であることから昭和57年に国の史跡
に指定されました。


第2展示室 -川と水の文化-
企画展「魚(うお)のみち」が催しされていました。
ダムや堰などの川の人工物が、魚など生き物の往来を妨げていることから、
『魚道』の設置が各地で試みられています


「川と海を回遊するサケの一生」


「魚道の生きものたち」


「埼玉県立 川の博物館」(縮尺1/400)


埼玉県のマスコット「コバトン」

当館において、人と河川の繋がりや重要性を知ることができました。
ありがとうございました。 <(_ _)>

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