今日(10/12)は、陸上自衛隊広報センター(愛称:りっくんランド)にて行われた
企画イベント「特大型トラック体験搭乗&輸送学校見学ツアー」へ行ってきました。
画像の車両は、今回搭乗した「74式特大型トラック」です。
陸上自衛隊朝霞駐屯地の正門から出発し、ツアー先の輸送学校へ移動しました。
「陸上自衛隊輸送学校」
輸送科隊員として必要な教育訓練の実施を任務としている教育部隊です。
「100式鉄道牽引車」
同校前庭に展示されていました。
同車は、旧陸軍鉄道連隊が使用した軌道・道路両用の六輪起動自動車です。
軍用トラックである九四式六輪自動貨車を基に設計し直したものです。
陸上自衛隊では、“第101建設隊”で使用されました。
第101建設隊は昭和35年、輸送力の確保にために編成されましたが、昭和41年
4月1日をもって廃止されました。
輸送学校の建物内に案内されて「輸送教育センター」を見学しました。
ここで陸上自衛隊の輸送について説明を受けました。
カンボジアPKOから始まった日本の国際貢献活動を写真や模型にて分かり
やすく展示されていました。
「ガンボディア派遣施設大隊」
平成4年9月、自衛隊が国際平和協力法に基づいて国際連合平和維持活動(PKO)
の一環として、ガンボディア王国へ派遣されました。
同国にて、道路等の補修作業を行いました。
「病院天幕」(縮尺1/20)
ガンボディアPKOでは宿泊用、施設大隊本部需品事務所として使用
「ゴラン高原派遣輸送隊」
平成8年2月から平成25年1月までの間、イスラエル・シリアの国境地帯に位置
するゴラン高原に展開しました。
海上自衛隊・輸送艦「おおすみ」(縮尺1/100)
同艦は平成16年、イラク復興支援法に基づき、陸上自衛隊がイラクで使用する
軽装甲機動車や給水車など車両70台を輸送するなど、イラク復興支援に派遣
されています。
「イラク復興支援群」
平成16年1月~平成20年12月までの間、イラク特措法に基づき派遣されました。
様々な活動状況をジオラマで再現されています。
「ホンジュラス国際緊急医療援助隊」
平成10年10月27日、ホンジュラス共和国にハリケーン・ミッチが直撃し、大きな
被害が発生、日本は国際緊急援助法に基づき、国際緊急援助隊を派遣しました。
同国において同隊は、医療及び防疫援助活動を実施しました。
「陸上自衛隊 物流便ターミナル」ジオラマ
「鉄道端末地模型」
戦車を貨車へ搭載する様子を紹介
「港湾端末地模型」
船舶へ車両などを積載する様子を紹介
旧軍資料コーナーで展示されていた「三九式輜重(しちょう)車甲」
明治39年6月3日に制定された輸送車両です。
「三八式輜重輓馬具」
明治38年2月28日に制定され、輜重兵大隊に配備されました。
「九五式小型乗用車(通称:くろがね四起)」(縮尺1/35)
昭和11年、日本内燃機(株)が開発した軍用乗車車です。
米軍ジープよりも4年早く誕生した4輪駆動車とのこと。
「くろがね小型貨物自動車」(縮尺1/35)
九五式小型乗用車の後部を改造し荷台を設置しています。
「九四式六輪自動貨車(初期型)」(縮尺1/35)
昭和8年に開発された標準軍用自動車(6×4車)です。
「九四式六輪自動貨車(後期型)」(縮尺1/35)
昭和14年以降の後期型は、運転席が鋼製屋根の箱形となりました。
「九八式四屯牽引車(通称:シケ)」(縮尺1/35)
石川島自動車製作所(現在:IHI)が開発された車両です。
左から
「陸軍潜行輸送艇(ゆ1001号艇)」(縮尺1/350)
「海軍二等輸送艦(第101号型)(縮尺1/350)
「一〇〇式輸送機二型(キ57-Ⅱ)」(縮尺1/120)
「特大発動艇」(縮尺1/35)
“九七式中戦車”を搭載するため、旧陸軍が開発した上陸用舟艇です。
第311輸送中隊「74式特大型トラック」
本車両は三菱ふそう・Fシリーズやザ・グレートなどをベース車両としていますが、
74式特大型トラックは総輪駆動にし、最低地上高を高くするなど車体やエンジン、
ヘッドライトの位置等が改造、変更されています。
陸上自衛隊において、戦闘職種を支える縁の下の力持ち的な『輸送』を知る事が
できました。
駐屯地の記念日行事などでも知り得ない分野だったと思います。
このような機会を得て、見学できたことに感謝です。
輸送学校の隊員みなさま、本当にありがとうございました。 <(_ _)>
企画イベント「特大型トラック体験搭乗&輸送学校見学ツアー」へ行ってきました。
画像の車両は、今回搭乗した「74式特大型トラック」です。
陸上自衛隊朝霞駐屯地の正門から出発し、ツアー先の輸送学校へ移動しました。
「陸上自衛隊輸送学校」
輸送科隊員として必要な教育訓練の実施を任務としている教育部隊です。
「100式鉄道牽引車」
同校前庭に展示されていました。
同車は、旧陸軍鉄道連隊が使用した軌道・道路両用の六輪起動自動車です。
軍用トラックである九四式六輪自動貨車を基に設計し直したものです。
陸上自衛隊では、“第101建設隊”で使用されました。
第101建設隊は昭和35年、輸送力の確保にために編成されましたが、昭和41年
4月1日をもって廃止されました。
輸送学校の建物内に案内されて「輸送教育センター」を見学しました。
ここで陸上自衛隊の輸送について説明を受けました。
カンボジアPKOから始まった日本の国際貢献活動を写真や模型にて分かり
やすく展示されていました。
「ガンボディア派遣施設大隊」
平成4年9月、自衛隊が国際平和協力法に基づいて国際連合平和維持活動(PKO)
の一環として、ガンボディア王国へ派遣されました。
同国にて、道路等の補修作業を行いました。
「病院天幕」(縮尺1/20)
ガンボディアPKOでは宿泊用、施設大隊本部需品事務所として使用
「ゴラン高原派遣輸送隊」
平成8年2月から平成25年1月までの間、イスラエル・シリアの国境地帯に位置
するゴラン高原に展開しました。
海上自衛隊・輸送艦「おおすみ」(縮尺1/100)
同艦は平成16年、イラク復興支援法に基づき、陸上自衛隊がイラクで使用する
軽装甲機動車や給水車など車両70台を輸送するなど、イラク復興支援に派遣
されています。
「イラク復興支援群」
平成16年1月~平成20年12月までの間、イラク特措法に基づき派遣されました。
様々な活動状況をジオラマで再現されています。
「ホンジュラス国際緊急医療援助隊」
平成10年10月27日、ホンジュラス共和国にハリケーン・ミッチが直撃し、大きな
被害が発生、日本は国際緊急援助法に基づき、国際緊急援助隊を派遣しました。
同国において同隊は、医療及び防疫援助活動を実施しました。
「陸上自衛隊 物流便ターミナル」ジオラマ
「鉄道端末地模型」
戦車を貨車へ搭載する様子を紹介
「港湾端末地模型」
船舶へ車両などを積載する様子を紹介
旧軍資料コーナーで展示されていた「三九式輜重(しちょう)車甲」
明治39年6月3日に制定された輸送車両です。
「三八式輜重輓馬具」
明治38年2月28日に制定され、輜重兵大隊に配備されました。
「九五式小型乗用車(通称:くろがね四起)」(縮尺1/35)
昭和11年、日本内燃機(株)が開発した軍用乗車車です。
米軍ジープよりも4年早く誕生した4輪駆動車とのこと。
「くろがね小型貨物自動車」(縮尺1/35)
九五式小型乗用車の後部を改造し荷台を設置しています。
「九四式六輪自動貨車(初期型)」(縮尺1/35)
昭和8年に開発された標準軍用自動車(6×4車)です。
「九四式六輪自動貨車(後期型)」(縮尺1/35)
昭和14年以降の後期型は、運転席が鋼製屋根の箱形となりました。
「九八式四屯牽引車(通称:シケ)」(縮尺1/35)
石川島自動車製作所(現在:IHI)が開発された車両です。
左から
「陸軍潜行輸送艇(ゆ1001号艇)」(縮尺1/350)
「海軍二等輸送艦(第101号型)(縮尺1/350)
「一〇〇式輸送機二型(キ57-Ⅱ)」(縮尺1/120)
「特大発動艇」(縮尺1/35)
“九七式中戦車”を搭載するため、旧陸軍が開発した上陸用舟艇です。
第311輸送中隊「74式特大型トラック」
本車両は三菱ふそう・Fシリーズやザ・グレートなどをベース車両としていますが、
74式特大型トラックは総輪駆動にし、最低地上高を高くするなど車体やエンジン、
ヘッドライトの位置等が改造、変更されています。
陸上自衛隊において、戦闘職種を支える縁の下の力持ち的な『輸送』を知る事が
できました。
駐屯地の記念日行事などでも知り得ない分野だったと思います。
このような機会を得て、見学できたことに感謝です。
輸送学校の隊員みなさま、本当にありがとうございました。 <(_ _)>
なかなか興味深い内容ですね
朝霞駐屯地がもう少し近ければ検討対象になるんですが、少し敷居が高いです・・・
時間に余裕があれば、絶対にお勧めです。
駐屯地行事で戦車に乗れますが、特大型トラックには乗れないです。(^_^)
乗車用意!
乗車!
スペックには多分、乗り心地って項目は無いんでしょうねぇ・・・(^^;
頑丈で壊れないこと。
そしてなりよりも目的地に運べることでしょうね。