流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

ほうふ昭和館

2015-05-24 | 博物館・資料館等
天神町銀座商店街内に位置する「ほうふ昭和館」は、昭和30年代の防府市の様子を紹介しています。
同商店街の空き店舗を活用して作られたテーマ館です。


館内は、当時の商店の店先・家庭の茶の間・小学校の教室の様子などを再現しています。


往年のフィルムカメラ等々


映画ポスター


「ラビットスクーター」
富士産業(現在:富士重工業)が製造販売したスクータータイプのオートバイです。


「原動機付自転車」(製造会社不明)
通称“原付(げんつき)”と呼ばれる50cc以下の原動機を備えた2輪車です。
製造販売の当初は、自転車に小型のガソリンエンジンを付けたモペッドと呼ばれる乗り物が起源でした。


大衆食堂


週刊誌や月刊誌の雑誌等々


「赤電話」
正式名称“委託公衆電話”として、電気通信事業者が駅・公共施設・テーマパーク・ショッピングセンター
などの構内に設置し、施設の運営者に管理を委託している公衆電話でした。


日本専売公社(現在:日本たばこ産業「JT」)の煙草(たばこ)


「洗濯機」
当時は脱水機能が無く、付属しているローラーにより脱水していました。


「かき氷機」
当時は手回しにより天然氷を回転させ、台座にある刃先で削ぎ落としていました。


「冷蔵庫」
冷却に氷を用いる冷蔵庫です。
上段に氷を置き下段に食料品を入れ、上段の氷の冷気を用いて下段の食料品を冷やす仕組みです。


「テープレコーダー」
カセットテープが無い時代の録音機でした。


「ラジオ」(早川電気工業)
早川電気工業は、現在の総合家電メーカーである“シャープ”(商標:SHARP)です。
昭和45年1月1日、現在の社名に制定されています。


「ステレオ」
当時は、木目の家具調デザインのオーディオ機器が主流だったそうです。


「テレビ」
VHFとUHFのチャンネルが手回しでそれぞれ別個に付けられていました。
UHFのチャンネル操作が微妙で難しかったのを記憶しています。f^_^;


小学校の教室を再現


当時における授業風景の写真


木造製の机でした。


乾物屋にて販売されていた商品など


薬・化粧品店


ブリキ製のロボット


ブリキ製の列車


「サトちゃん」
象を模した佐藤製薬のマスコットキャラクターです。
昭和34年4月10日、当時の皇太子・明仁親王の御成婚を記念して、店頭ディスプレイ用の子象が誕生しました。


「防石鉄道」
防府市と佐波郡徳地町(現山口市)の間を鉄道路線が結ばれていました。
本路線には「防石鉄道」という鉄道事業者が運営していました。
しかし、経営難により昭和39年7月1日、全線廃止となりました。


昭和38年、山口国体の時、防府駅1番ホームに入る“お召し列車”です。


防府駅の高架化以前は、貨物設備も備えた2面4線の地上駅でした。


開業時の駅名は三田尻駅でしたが、昭和37年11月1日に『防府駅』へと改称されました。


昭和30年代の家庭における『茶の間』を再現

展示品の数々は全て貴重で趣向を凝らしたものばかりでした。
時間を忘れて昭和の世界にタイムスリップしてた感がありました。

同館の見学を通して、防府の歴史を知ることが出来ました。
ありがとうございました。 <(_ _)>

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