流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

姫路駐屯地創立66周年記念行事

2017-11-12 | 陸上自衛隊
11月12日(日曜日)、陸上自衛隊姫路駐屯地にて創立記念行事が開催されました。
当地は、兵庫県姫路市峰南町に所在する陸上自衛隊の駐屯地です。


同駐屯地には次の部隊が駐屯しています。
・第3特科隊
・第3高射特科大隊
・第3後方支援連隊第2整備大隊 特科直接支援隊
・第3後方支援連隊第2整備大隊 高射直接支援隊
・第352会計隊姫路派遣隊
・第318基地通信中隊姫路派遣隊
・第131地区警務隊姫路派遣隊
・姫路駐屯地業務隊


「本部庁舎」
昭和26年2月、警察予備隊先遣部隊が善通寺から到着して姫路駐屯地として開設。
昭和26年4月、特科第63連隊が発足して以来、幾多の改編を経て現在に至ります。
第10特科連隊(豊川駐屯地/愛知県)や第13特科連隊(日本原駐屯地/岡山県)など多くの特科部隊は、
当地において新編されたことから同駐屯地を『特科部隊、発祥の地』といわれているそうです。


37号庁舎/第3師団姫路自動車教習所


庁舎入口に自動車エンジンのカットモデルが置かれていました。


39号庁舎/予備自衛官隊舎
37号庁舎と同じく歴史がありそうな建物と推測されますが、細部は不明です。


「伝統」
隊員が警衛所を通過する際に毎日『伝統』を目にする事が出来るようにと郷友会から寄贈され建立


「青雲の志」


「誠」


「砲魂」
平成6年3月、特科連隊縮小により第3特科連隊第4大隊が廃止、その功績を称え勇士一同により建立


「哨所」
旧陸軍時代、野砲兵第十聯隊の営門歩哨用として使用されていました。


「記録石板」(左側)
昭和36年11月、播州平野にて陸軍特別大演習が行われ、大元帥である明治天皇の視察を受けた際に
記録した石板として残され建立
「行幸松」(中央)
昭和36年11月、天皇陛下が姫路に行幸せられた際、野砲兵第十聯隊の営門前に玉座
それを誉れとし、永久に記念にするために石碑を設置
「砲弾」(右側)
旧陸軍野砲兵第十聯隊営門付近に野砲兵に象徴である砲弾を模り建立
その後、警察予備隊時に陸軍徽章の星から警察予備隊の鳩徽章を付け替え現在に至る


「軍馬鎮魂 愛馬之碑」
戦場で散っていった軍馬その功績を讃え改めて軍馬の霊よよ安からなれと祈り建立


「野砲兵第十聯隊こゝに」
明治30年10月に創設、日露戦争では遼陽・奉天会戦に参加
姫路第十師団の隷下部隊として駐屯、その間の戦歴を記念碑として設置


「継続は力なり」
平成18年3月、第3特科連隊が第3特科隊に改編され、その際に連隊の沿革を記し建立


「厚生センター」


厚生センター内の食堂にて、カレーライスをいただきました。(^_^)


第131地区警務隊姫路派遣隊「73式小型トラック」(警務隊仕様)


「第3音楽隊」(千僧駐屯地/兵庫県伊丹市)
式典会場へ移動します。


式典行事に備える各部隊の車両群

当地は、明治30年10月に旧陸軍の野砲兵第十連隊、騎兵第十聯隊及び輜重兵第十大隊が駐屯して以来、
第二次世界大戦終結まで第十師団隷下部隊が使用していたとのこと。
歴史ある地に訪れたことに感慨深いです。

この後も引き続き、駐屯地内を探索します。・・・・・・・つづく。(^_^¥

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