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3帖のスペース

仕事をするのに、3帖のスペースと机・椅子、そしてパソコンがあればいい。

狭い空間だ。

だからというわけでもないが、病室の、その中の、ベッド一つと一台のテレ
ビだけの自分の空間に、ほとんど圧迫感は感じなかった。

むしろ個室の方が居ごごちが悪く、大部屋が好きだったのもその辺のところ
にあるのかもしれない。



「エコノミークラス症候群」、時々これを心配する。

ホントに忙しい時は、一日の大部分をこの3帖のスペースで過ごす。

目の前にあるのは図面とパソコンだけだ。



体調が回復し始めて、やはり運動不足を気にする。

昨年も今年も、まずは「歩くこと」と考え、歩く。

歩数計を買ったりもした。



「歩く」ことはできるのだ。

ただ、意識して歩き出すと必ずと言っていいほど、体調を崩す。

胆管炎で入院した時も、結石が痛み出す時も、風邪で熱を出した時も、
考えてみると、その前は意識して歩き出した時だ。


体が活性化されると、むしろ体のどこかに負担が掛かるのか、なんらか
の悪影響があるのか、決まって体調を崩す。



だから一向に体力が回復しない。



それでも、黙って仕事をしている分には何事も起こらない。

疲れを感じながらも仕事はできる。

おそらく営業職であったり、現場であったり、肉体を駆使する労働であった
なら、かなり辛かったと思う。


体が環境に合わせてしまっているのかもしれないが。



3帖のスペース、脱出できる日は・・・遠いかな。
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